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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅

スケジュール&アクセス
岡山県新見市の旅
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只見線にはまだまだ魅力がいっぱい。ここでしか味わえないグルメや町の歴史が学べるスポットなど、見どころをぎゅっと凝縮したおすすめのモデルコースをご紹介します。
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 1st DAY  1/4

福島の輪箱飯を生んだ 元祖輪箱飯割烹・会津料理 田季野でランチ

福島県会津地方や新潟県の郷土料理として親しまれる「輪箱飯」。薄い木の板を曲げて作られた容器に、地域の食材を乗せて蒸した料理です。始まりや作り方は県ごとに異なり、福島県の輪箱飯は、昭和45(1970)年に田季野の初代店主が、“会津の食材を生かした料理をお客様に提供したい”という想いを込めて考案したそう。ヒノキで作られた器にふっくらと炊き上げた会津米、会津で採れたきのこや山菜などを乗せた贅沢な一品はまさにここでしか味わえない味。蒸し上げることで食材の旨味と香りが引き立ち、甘みのある会津米との相性がたまりません。

[DATA]
住所/福島県会津若松市栄町5-31
電話/0242-25-0808
時間/11:00〜20:00(LO19:00)※日曜日は11:00〜19:00(LO18:00)
定休日/無休

福島の輪箱飯を生んだ 元祖輪箱飯割烹・会津料理 田季野でランチ
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 1st DAY  2/4
徒歩 約10分
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 1st DAY  2/4

時代を超えて受け継がれる商店街七日町通りで町歩き

町の中心から西へ延びる、全長800mの大正ロマン漂う商店街。江戸から昭和時代にかけて会津一の繁華街としてにぎわいました。歴史ある蔵や洋館は、改修しながら大切に保存されています。「羊羹ファンタジア」が人気の和菓子店「長門屋」や、只見生まれの米焼酎「ねっか」を購入できる「酒屋しもだいら」など120店ほどの店が建ち並び、フォトスポットとしても人気です。七日町通りのシンボルとも呼ばれるレトロな駅舎「七日町(なぬかまち)駅」では、会津17市町村の名産品も購入できます。

[DATA]
住所/福島県会津若松市七日町
電話/0242-23-9611(七日町観光案内所)

時代を超えて受け継がれる商店街七日町通りで町歩き
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 1st DAY  3/4
徒歩 約3分
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 1st DAY  3/4

七日町駅から只見線に乗車車窓からの景色に癒される

いくつもの鉄橋とトンネルを抜けて進む只見線は、車窓から見える美しい景色が大きな魅力。雄大な山々と只見川が季節によってさまざまな表情を見せてくれます。只見線を代表する景観「第一只見川橋梁」や、山や集落が水鏡に映し出される「大志集落」のほか、豊かな自然が生み出す四季折々の表情を堪能できます。心を鷲づかみされるほどの絶景を、写真に残してみてください。

七日町駅から只見線に乗車車窓からの景色に癒される
七日町駅から只見線に乗車車窓からの景色に癒される
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 1st DAY  4/4
只見線乗車「只見駅」へ
降車後、徒歩約1分
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 1st DAY  4/4

ほっこりする宿只見荘へチェックイン

1968年(昭和43年)創業の只見駅の目の前にある、現代は2代目オーナーが営む民家風の宿。駅側の部屋からはトレインビューも楽しめ、鉄道好きにはたまらない景色が広がります。旅館の自慢は、地元の素材を使った女将おまかせメニューの郷土料理。川魚やそば打ち名人の先代社長が手打ちするお蕎麦など、お盆にのりきらないほどの品数が並びます。季節で変わる田舎鍋料理や日本三大馬刺しの会津馬刺しも人気。お腹も心も満たされる食事が2食付いて、1泊8,500円~とリーズナブル。

[DATA]
住所/福島県只見町只見字上ノ原1817-3
電話/0241-82-2047
時間/チェックイン15:00~、チェックアウト~10:00
料金/1泊朝・夕食付き 8,500円(大人1室1名)

ほっこりする宿只見荘へチェックイン
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天然薬湯温泉と只見川の絶景が魅力早戸温泉つるの湯

早戸温泉は、只見川の河畔にある温泉地。約1200年の歴史を持ち、白鶴が湯につかり傷を癒したという伝説があります。そんな名湯を、源泉かけ流し100%で満喫できるのが「早戸温泉つるの湯」。只見川渓谷を望む露天風呂を完備し、古くから湯治場として親しまれてきた人気の日帰り温泉です。源泉は黄土色の塩化物温泉で、神経痛や外傷、打撲や骨折などに効果があります。飲泉療法にも適した泉質で、日帰り温泉棟の受付の近くには飲泉所も。湯治棟は2018年にリニューアルオープンし、宿泊も可能です。

[DATA]
住所/福島県三島町大字早戸字湯ノ平888
電話/0241-52-3324
時間/日帰り温泉10:00~20:00(最終受付19:30)
料金/おとな入湯券(3時間)600円、こども入湯券(3時間)400円、おとな入湯券(1日)1,200円、こども入湯券(1日)800円
チェックイン15:00~、チェックアウト~10:00
※列車の時刻に合わせて早戸駅からの無料送迎あり(要予約)

天然薬湯温泉と只見川の絶景が魅力早戸温泉つるの湯
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大人の秘密基地一棟貸ヴィレッヂで非日常体験

奥会津・早戸にある大人のための貸し切り別荘。「上を目指して頑張りすぎる大人たちが、素のままで過ごせる場所を用意したい」という管理人の想いからつくられました。古民家に囲まれるように佇む「ほんそん棟」には薪ストーブが完備され、冬は炎や薪の“はぜる”音に癒されます。部屋から川霧の絶景を眺められる「かわべり棟」には庭があり、自由に使用できるのも魅力です。キッチンには調理に必要な家電・ツールが全て揃っています。1日1組限定なので、早めの予約がおすすめです。

[DATA]
住所/福島県三島町早戸字湯ノ平687-2(かわべり棟)
電話/0241-42-7712
チェックイン15:00~、チェックアウト~10:00
※宿泊は2泊以上から

大人の秘密基地一棟貸ヴィレッヂで非日常体験
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只見荘でのんびり過ごした翌日は、縁結びと健康を祈念しに神社へ出発。ご当地グルメでお腹を満たした後は、只見町の自然と歴史を学ぶ博物館を巡ります。旅の〆は電車がくるギリギリまでお土産選びを。
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 2nd DAY  1/5

三石神社を参拝し自然の神秘に心洗われる

全国でも稀な3つの岩を御神体として祀る神社。只見駅の裏手にある標高約700mの要害山の中腹に位置します。「一の岩」は岩穴に頭を差し入れることで頭の健康が祈られ、「二の岩 泪岩」は夏の日照りでも枯れない水があることから、目の病気を癒すといわれています。また、「三の岩 縁結び岩」には小さな穴が多く、こよりで結んだ5円玉を通すと縁が結ばれると伝えられています。鳥居から6分ほど進んだところにある「縁結び 三石清水」は「只見の銘水10選」にも選ばれていて、おいしい水と共に縁結びのご利益を求める人々が訪れる特別な場所となっています。

[DATA]
住所/福島県只見町只見後山
電話/0241-82-5250(只見町インフォメーションセンター)
※積雪により参拝できない場合あり

三石神社を参拝し自然の神秘に心洗われる
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 2nd DAY  2/5
徒歩 約10分
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 2nd DAY  2/5

味付マトンケバブcaféでお気軽ランチを

只見町のご当地グルメ「味付マトンケバブ(600円)」が食べられる店。味付けされたマトンとキャベツをピタパンに挟み、甘めのドレッシングをかけたケバブは、気軽に食べられると地元民にも人気。味がしっかりしているのでご飯との相性も抜群な「味付マトン丼(1,000円)」は、とくにがっつり食べたい人におすすめ。ほかにも田子倉ダムカレー(1,100円)などメニュー豊富に取り揃えています。

[DATA]
住所/福島県只見町大字只見字雨堤1018-1 只見線広場
電話/090-6682-0141
時間/9:00~16:00
定休日/不定休

味付マトンケバブcaféでお気軽ランチを
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 2nd DAY  3/5
徒歩 約25分
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 2nd DAY  3/5

只見町の自然と文化を学ぶただみ・ブナと川のミュージアムへ

只見町のブナをはじめとする自然とともに暮らしてきた住民の伝統的な生活を学べる博物館。ブナの解説はもちろん、巨木や自然を再現した展示室、イワナが泳ぐ水槽、町民の寄贈で集めた動物の剥製などが展示されています。ユネスコパークに登録された只見町の自然や文化を知るためには外せない施設です。また自然を持続可能な形で利活用してきた住民の生活も豊富な資料で知ることができます。

[DATA]
住所/福島県只見町大字只見字町下2590
電話/0241-72-8355
時間/9:00~17:00(最終入館16:00)
定休日/火曜日、年末年始
料金/高校生以上310円、小・中学生210円

只見町の自然と文化を学ぶただみ・ブナと川のミュージアムへ
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 2nd DAY  4/5
徒歩 約20分
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 2nd DAY  4/5

ふるさと館田子倉で集落の歴史に触れる

戦後、首都圏へ電力を供給するための田子倉ダム(水力発電ダム)建設に伴い、湖底に消えた田子倉集落の歴史と文化を伝える資料館。開設者である皆川弥(わたる)氏の意志を引き継ぎ、2016年に只見町がふるさと館田子倉を取得して整備しました。田子倉集落の生活や狩猟に関する貴重な道具の展示のほか、ダム建設や資材輸送専用路でもあった只見線の歴史についても解説。戦後復興と高度経済成長の礎となり、ダム湖に沈んだ故郷への想いと歴史を次世代に伝える重要な拠点として親しまれています。

[DATA]
住所/福島県只見町只見田中1299
電話/0241-72-8466
時間/9:00~17:00(最終入館16:00)
定休日/火曜日、年末年始
料金/高校生以上310円、小・中学生210円

ふるさと館田子倉で集落の歴史に触れる
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 2nd DAY  5/5
徒歩 約5分
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只見線で巡る 1泊2日の会津の旅 2nd DAY  5/5

只見町インフォメーションセンターでお土産を購入

只見駅を出て右手に見える「只見線広場」内に位置する観光案内所に、お土産コーナーがあります。今回の旅で楽しんだ味付けマトンケバブや、只見産の米を使用したどぶろくも手に入れることも。店内には観光案内所や軽食スペースのほか、レンタサイクルの貸し出しも行っています。普通自転車や電動アシスト自転車もありますが、おすすめはイタリア製の電動アシスト自転車「ISSIMO(イッシモ)」。4インチもあるタイヤでバイクのようなパワフルな走りが可能となり、手軽に町を散策できます。貸出期間は春~秋のみとなっています。

[DATA]
住所/福島県只見町大字只見字雨堤1018-1
電話/0241-82-5250
時間/9:00~17:00

只見町インフォメーションセンターでお土産を購入
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東京と会津をつなぐ東武鉄道リバティ会津

2017年にデビューした、浅草駅から会津田島駅までを結ぶ東武鉄道の特急車両。乗り換えなしで直通するため、会津地方の旅に便利な列車です。座席には電源コンセントやWi-Fiといった最新設備を揃え、観光はもちろん、ビジネスユースにもぴったり。沿線には桜や紅葉、雪景色など四季折々の景色が広がり、都会の喧騒を忘れて過ごせます。

Acces
東京と会津をつなぐ東武鉄道リバティ会津
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東京と会津をつなぐリバティ会津

今回紹介したJR只見線もロケ地となった珠玉のラブストーリー。アジア圏で今最も注目を集める俳優 シュー・グァンハンと国内屈指の実力を有する女優・清原果耶がダブル主演を務め、青春と呼ぶにはあまりに切なく儚い恋模様を描きます。脚本・監督を『余命10年』の藤井道人がつとめ、撮影監督・今村圭佑、作曲家・大間々昂といった旬のクリエイターが集い、日本と台湾の壮大な景観を舞台に、18年前と現在という時代を鮮やかに映し出しました。JR只見線の郷愁がストーリーにアクセントを加えます。

[DATA]
5月3日(金)全国ロードショー

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東京と会津をつなぐリバティ会津
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撮影・取材協力

福島県

(令和5年度福島県特定原子力施設地域振興交付金事業)

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編集長

播磨雄介

編集

阿部大亮

アドバタイジング

菊地俊之

デザイナー

松田 洋(ヒストリアル)

HTMLコーダー

ヒストリアル

発行人

井上秀嗣

発行元

株式会社ブランジスタメディア

東京都渋谷区桜丘町20番4号

03-6415-1183

さらに深く 会津の文化にふれる

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