
近畿のおすすめの神社仏閣
近畿エリアの神社仏閣では藤森神社や須磨寺(福祥寺)、福智院がおすすめです。
古都の伝統と歴史を感じる地の寺社をおすすめ順に紹介します。
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藤森神社
創建年代には諸説あり。馬と勝負事の神社として知られており、競馬関係者・競馬ファンの信仰を集めている。境内の八幡宮と大将軍社が国の重要文化財に指定されている。6月から7月にかけて、境内の紫陽花苑が公開され3500株もの紫陽花を鑑賞することができる。
- 京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
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須磨寺(福祥寺)
須磨寺は886年に創建された寺院で、「福祥寺」が正式名称である。1368年(室町時代)に建てられた本堂内宮殿や仏壇、南北朝期に造られた木造十一面観音立像など国の重要文化財が多くある。また、境内には正岡子規、松尾芭蕉、山本周五郎などの文学碑が点在している。
- 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4-6-8
- 8:30~17:00
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福智院
清水寺が前身と伝えられており、地蔵菩薩の胎内には建仁3年(1203年)、建長6年(1254年)の二つの墨書がある。光背に多数の仏がびっしりと埋め尽くされており、この表現は地蔵としては珍しく、地蔵尊としては唯一。
- 奈良県奈良市福智院町46
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高野山奥之院
世界遺産・高野山を開いた弘法大師・空海が入定した地。約2kmの参道沿いには歴史的人物の墓が並び、最奥には空海が今も瞑想中とされる御廟がある。高野山最大の聖地であり、御廟前の燈籠堂では2万基もの燈籠が明かりを灯す。
- 和歌山県伊都郡高野町高野山奥の院
- 参拝自由
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円満院
円満院は、987年に村上天皇の皇子・悟円法親王により創建された。以後、皇族が関係する門跡寺院として繁栄した。宸殿は国の重要文化財、庭園は国の名勝に指定されている。
- 滋賀県大津市園城寺町33番地
- 9:00~16:30
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唐招提寺
苦難の末に来日を果たした唐の高僧・鑑真和上が、759年に創建した寺。世界遺産に登録されている。御影堂の鑑真和上像は日本最古の肖像彫刻。
- 奈良県奈良市五条町13-46
- 8:30~17:00
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葛井寺
葛井寺は朝鮮半島からの渡来人を先祖とする有力氏族・藤井連によって創建されたと言われるが、創建の経緯や時期については諸説ある。ただ、発掘調査での出土品や千手観音が制作された時期を考慮すると8世紀頃にはすでに創建されていたと考えられる。本尊の千手観音像は日本最古の千手観音で国宝に指定されており、境内の四脚門国の重要文化財に指定されている。
- 大阪府藤井寺市藤井寺1丁目16-21
- 8:00~17:00
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石切劔箭神社
約2700年前の創建と伝わる。「デンボ(腫れ物)の神様」として知られ、病気平癒にご利益があるとされている。神社の名は、どんな岩でも切り、刺し貫くことのできるという剣と矢をご神体として祀っていることに由来する。本殿前と神社入り口にある百度石の間を行き来するお百度参りが有名。
- 大阪府東大阪市東石切町1丁目1-1
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善福院
1215年の創建。現在は釈迦堂が残るのみとなっている。釈迦堂は国宝に指定されており、鎌倉時代後期(1327年)の禅宗様仏殿として、鎌倉円覚寺舎利殿・山口功山寺仏殿などと共に最も古いものである。
- 和歌山県海南市下津町梅田271
- 終日参拝可(釈迦堂の内部拝観は9時~16時)
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紀三井寺
770年、唐僧・為光上人が開いた古刹で、近畿地方の「早咲き桜」の名所。寺の名は境内から湧き出す「三井水」に由来する。江戸時代には紀州徳川家の歴代藩主が繁栄祈願に訪れ、現在も多くの参詣者で賑わう。
- 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
- 8:00~17:00(仏殿大観音像8:30~16:30)
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十輪寺
十輪寺は850年に創建された天台宗の寺院で、平安時代の歌人で六歌仙のひとりとされる在原業平が晩年はこの寺で隠棲したという言い伝えから「なりひら寺」とも呼ばれる。また、境内にある樹齢200年の桜は「なりひら桜」と呼ばれ親しまれている。応仁の乱で建物の多くは焼失したが、江戸時代に再興された。
- 京都府京都市西京区大原野小塩町481
- 9:00~17:00
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淡嶋神社
「雛祭り」の語源といわれる少彦名命を祀る神社。ひな祭りと人形供養発祥の地として信仰を集める。境内には全国から奉納された人形が数多く並び、不思議な雰囲気に包まれている。
- 和歌山県和歌山市加太118
- 9:00~17:00
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宝幢寺
奈良時代(710年~794年)の僧行基によって創建されたと伝えられる。本堂は、室町時代前期に建てられたもので、重要文化財に指定されている。壁面には、中国絵画の影響を受けた釈迦説法図などが描かれている。
- 奈良県生駒市小平尾町271
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西教寺
天台真盛宗の400以上の寺院の総本山。創建年代は不明だが、1486年に僧侶・真盛により再興され繁栄した。1571年、織田信長による比叡山焼き討ちの際に西教寺も焼失し、その後明智光秀が西教寺の復興を支援したといわれる。本堂、客殿などが国の重要文化財に指定されている。
- 滋賀県大津市坂本5丁目13-1
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玉造稲荷神社
紀元前12年創建。聖徳太子が戦勝祈願したと伝わる。茶人・千利休(1522年~1591年)が茶会を催したことでも知られる。この地で勾玉を作っていたことが玉造の地名の由来で、境内にある「難波・玉造資料館」では勾玉などの玉類の展示や制作工程の紹介、古代土器の展示も行っている。
- 大阪府大阪市中央区玉造2丁目
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丹生川上神社(下社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。
- 奈良県吉野郡下市町長谷1の1
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車折神社
文治5年(1189年)創建と伝わる。参詣者は社務所にて祈念神石を授かり、願が叶ったら自身で拾った石にお礼の言葉を記して返納するという風習がある。「芸能神社」とも呼ばれ、芸能人が訪れる神社として有名。
- 京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
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教林坊
教林坊は、聖徳太子によって創建された観音正寺の塔頭として605年に創建された寺院で、新緑の春と紅葉の秋のみ一般公開される。聖徳太子が林の中で教えを説いたことから「教林」と名付けられ、境内には「太子の説法岩」と呼ばれる大きな岩がある。また、小堀遠州によって作庭された庭園にも苔が生えた庭石や巨石が点在することから「石の寺」とも呼ばれる。 ※塔頭:大寺院内に設けられた小寺や庵
- 滋賀県近江八幡市安土町石寺1145
- 9:30~16:30
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鍬山神社
鍬山神社は709年に創建されたと伝わる神社で、大己貴命を祭神として祀っている。太古の昔、湖だったこの地を大己貴命が鍬で切り開いて水を流し出して人が住むことができる肥沃な土地を造ったという伝説に基づく神社である。開拓の際に使った鍬が山のように積みあげられたことが、鍬山という名称の由来と言われる。鍬山神社は紅葉の名所として知られており、例年11月上旬から中旬に見頃を迎える。
- 京都府亀岡市上矢田町上垣内22-2
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宝鏡寺
応安年間(1368年?-?1375年)創建と伝わる。歴代の皇女が住職を務めた寺院で、皇室ゆかりの人形や華麗な襖絵が残っている。多くの人形を所蔵し、「人形の寺」として有名。通常は非公開だが、春と秋に人形展が開かれる。
- 京都府京都市上京区寺之内通堀川東入る百々町547
- 10:00~16:00
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高山寺
高山寺は奈良時代の774年に創建されたといわれ、その後神護寺の別院「神護寺十無尽院」となったが荒廃した。鎌倉時代の1206年に明恵が寺として整備したが実質的な始まりとされる。世界遺産の構成資産の一つに登録されているほか、鳥獣人物戯画や石水院などの国宝など多くの文化財がある寺院として知られる。
- 京都府京都市右京区梅ケ畑栂尾町8
- 8:30~17:00
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仁和寺
真言宗御室派の総本山。世界文化遺産に登録される。888年に完成し、宇多法皇が入寺。そこから「御室御所」と呼ばれ、以降は近代まで皇族が住持に就いた。9万㎡もの境内には国宝の金堂をはじめ、御殿や庭園などの見どころが豊富。「霊宝館」には多数の寺宝が所蔵され、遅咲きで有名な「御室桜」は名勝に指定される。
- 京都府京都市右京区御室大内33
- 9:00~17:00
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法華寺
聖武天皇の皇后・光明皇后の創建による総国分尼寺(全国の尼寺を総轄する寺)。本尊の国宝・十一面観音立像は皇后がモデルといわれる。本堂などは1601年、豊臣秀頼とその母・淀殿が再建。本坊の庭園は名園として知られる。
- 奈良県奈良市法華寺町882
- 9:00~17:00
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貴船神社
約450社ある「貴船神社」の総本社。創建年代は不詳で、1055年に現在の場所に移された。水の供給を司る神・高?神(たかおかみのかみ)を祀り、農漁業や醸造業者からの信仰を集める。平安時代の女流歌人・和泉式部が参詣し復縁祈願に成就した逸話から、縁結びの神としても信仰されている。
- 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
- 6:00~20:00
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十三重石塔
国の重要文化財。高さ15mで、近世以前に建造された石塔として日本最大のもの。1286年、西大寺の僧・叡尊により魚霊の供養と宇治橋の安全を祈って建立された。
- 京都府宇治市宇治塔川・府立宇治公園(中の島)
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杭全神社
862年、坂上田村麻呂の孫・坂上当道が創建(現在の第一本殿)。以後、現第三本殿(1190年)、現第二本殿(1321年)が順次建造された。第一・第二・第三本殿が国の重要文化財に指定されている。
- 大阪府大阪市平野区平野宮町2-1-67
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天寧寺(五百羅漢)
1811年、彦根藩の11代藩主・井伊直中が建立した寺。秋に咲く萩が美しく「萩の寺」とも呼ばれる。羅漢堂に並ぶ「五百羅漢」は京都の名工・駒井朝運の作。
- 滋賀県彦根市里根町232
- 9:00~17:00
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不退寺
美男の代名詞とされる平安時代の歌人・在原業平ゆかりの寺。業平の祖父・平城天皇が退位後に住んだ御所を、業平が寺に改めたのが始まり。本堂には聖観音像と五大明王像が祀られ、業平の自作といわれている。
- 奈良県奈良市法蓮町517
- 9:00~17:00
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大徳寺龍源院
大徳寺境内には塔頭が24あり、常時公開されているものはそのうち4つある。龍源院はそのうちの1つで、永正年間(1504~1521年)の創建。本堂、表門などが国の重要文化財に指定されている。
- 京都府京都市北区紫野大徳寺82-1
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