
近畿のおすすめの神社仏閣
近畿エリアの神社仏閣では飛鳥寺や相国寺、大鳥大社がおすすめです。
古都の伝統と歴史を感じる地の寺社をおすすめ順に紹介します。
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飛鳥寺
飛鳥寺は蘇我馬子によって6世紀末に創建された日本最初の仏教寺院である。仏教発信の中心地として栄え、往時は国との関係が強い官寺と同等の寺格に位置づけられていた。鎌倉時代(1196年)に落雷で塔と金堂を焼失して以降は勢いを失った。現在の本堂は江戸時代に再建されたものである。本尊の釈迦如来像は609年に造られたもので飛鳥大仏と呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県高市郡明日香村飛鳥682
- 9:00~17:30(10月~3月:~17:00)
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相国寺
1382年創建の寺社。「京都五山」の序列第2位の禅寺。京都の有名観光地である金閣寺(鹿苑寺)・銀閣寺(慈恩寺)は、相国寺の山外塔頭である。多くの文化財を持ち、法堂などは春・秋の特別拝観でのみ見学できる。 ※塔頭:本寺の境内にある塔・庵・小寺
- 京都府京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
- 10:00~16:00 ※特別拝観の時のみ参拝可
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大鳥大社
和泉国一宮。歴史は古く、927年の延喜式神名帳に記載されている。日本武尊と大鳥連祖神を祭神とし、勝運・開運・厄除・交通安全のご利益がある。 ※一宮:7世紀頃~10世紀頃に実施されていた律令制のもとで設定された地方行政区分内で、最も社格が高い神社
- 大阪府堺市西区鳳北町1丁
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八坂神社
約3000社ある「祇園社」の総本社。「祇園さん」の名で親しまれ、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と妻・櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)、その皇子たちの八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祀る。創祀は794年の平安遷都以前ともいわれ、格式ある「二十二社」のひとつとして朝廷が崇敬。全国の民衆からも信仰を集めた。
- 京都府京都市東山区祇園町北側625
- 参拝自由
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海龍王寺
遣唐使の航海安全を祈願するために創建された寺で、現在も旅行や留学の安全祈願を行う。西金堂(重要文化財)内に安置されている「五重小塔」が国宝に指定されている。この五重小塔は、光明皇后宮内に残る唯一の天平時代建造物であるとともに、内廷仏教と内廷寺院の中心伽藍を現在に伝える仏教建造物として重要な役割を果たしている。
- 奈良県奈良市法華寺北町897
- 9:00~16:30
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熊野那智大社・那智の滝
熊野那智大社は4世紀末に創建された熊野三山のひとつに数えられる神社で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の構成要素の一つに登録されている。また、中世以降は隣接する青岸渡寺と一体化し、広大な敷地を誇る神仏集合の修験道場として繁栄した。明治時代になると政府が発令した神仏分離令を機に熊野那智大社から如意輪堂が寺院として独立し青岸渡寺と名づけられた。境内の本堂は国の重要文化財に指定されている。また、社有地である那智原始林は国の天然記念物に指定されると同時に世界遺産能構成要素の一つに登録されている。
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
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榮山寺
養老3年(719)、奈良時代の貴族・藤原武智麻呂による創建。本堂には薬師如来坐像(重要文化財)が祀られており、本堂右手には八角円堂(国宝)が立つ。八角円堂は760年頃の建立と推定され、平城京および斑鳩以外の地区にある奈良時代の建築物としては稀有なものであり、法隆寺夢殿と並ぶ貴重な遺構である。
- 奈良県五條市小島町50
- 9:00~17:00
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熊野那智大社
那智の滝近くにあった社殿が現在地に遷ってからでも1700年を数えると伝わる。6棟の本殿には、森羅万象の根源に力を与える神とされる主神熊野夫須美大神のほか十二柱の神々が祀られている。熊野修験の修行の地として、また観音霊場としても繁栄した。
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1那智勝浦町
- 通年 7:00~16:30(閉門)、宝物殿は8:30~15:30
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宝山寺
生駒山の中腹にある、庶民信仰の寺。現世のあらゆる願いを叶えるとされ、地元の人々から親しまれている。洋風建築が目を引く重要文化財の「獅子閣」は、1884年に迎賓館として建てられたもの。
- 奈良県生駒市門前町1-1
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伽耶院
645年創建。平安時代は隆盛を極めたがその後兵火で焼失するなどし、現在境内にある各建物は1610年以降に再建されたものである。江戸時代には修験道において威を誇った。本堂・多宝塔・三坂社が国の重要文化財に指定されている。
- 兵庫県三木市志染町大谷410
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伏見稲荷大社
日本全国で約3万社を超える「稲荷神社」の総本宮。711年の鎮座とされ、商売繁昌・五穀豊穣の神として信仰される。楼門・本殿は重要文化財に指定され、本殿背後にある数千本の鳥居は壮観。その先には稲荷山の登り口があり、山の神蹟を巡拝する約4kmの「お山巡り」を2時間ほどかけて行うことができる。
- 京都府京都市伏見区深草薮ノ内町68
- 8:30~16:30
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丹生川上神社(上社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。
- 奈良県吉野郡川上村大字迫869-1
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伊和神社
播磨国一宮。144年に創建されたと言われる古社。広大な敷地には杉や檜の大木が繁茂しており、本殿裏には創建伝説に関係する「鶴石」が置かれている。 ※一宮:7世紀頃~10世紀頃に実施されていた律令制のもとで設定された地方行政区分内で、最も社格が高い神社
- 兵庫県宍粟市一宮町須行名407
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太郎坊宮(阿賀神社)
正式な名称は「阿賀神社」。標高350mの赤神山の中腹にあり、社を守護する天狗「太郎坊」の名で親しまれる。本殿の前には、神力によって左右に別れたという巨岩「夫婦岩」や、周囲の景観を一望できる展望台がある。
- 滋賀県東近江市小脇町2247
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高鴨神社
紀元前2世紀頃から存在したといわれる日本最古の神社のひとつ。京都の上賀茂神社・下鴨神社をはじめとする全国の賀茂社の総社。本殿は桃山時代を代表する建築物で、国の重要文化財に指定されている。境内にある狛犬には、東大寺南大門の金剛力士像の作者・快慶の銘が入っている。
- 奈良県御所市鴨神1110
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上賀茂神社
正式名称は賀茂別雷(かもわけいかづち)神社。創建年代は不詳だが、約2600年前に御祭神が降臨したことから京都最古の社といわれる。同じく賀茂氏の祖先神を祀る下鴨神社とともに、皇城鎮護の社として敬われ、伊勢の神宮に次ぐ格を与えられた。国宝の本殿と権殿、重要文化財41棟を含む約60もの建築物がある。京都近辺にある他の17の寺社と城郭とともに「古都京都の文化財」として世界遺産に登録された。
- 京都府京都市北区上賀茂本山339
- 通年境内自由(二の鳥居内は5:30~17:00)
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平野神社
794年の平安遷都に伴い奈良県から移転された格式ある神社。本殿は4殿2棟から構成され、「平野造」とも称される独特の形式の造りで国の重要文化財に指定されている。境内は桜の名所で、特に夜桜の様子は「平野の夜桜」と称される。
- 京都府京都市北区平野宮本町1
- 6:00~17:00
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大悲閣千光寺
川の開削工事で亡くなった人々を弔うために、嵯峨にあった千光寺を移転し慶長19年(1614年)に創建した。山の中腹に位置し、238段の階段を上る必要があるが、保津川の切り立った岩の上にあるお堂からの景色は絶景だ。毎月25日の13:30から無料の坐禅会を開催している。
- 京都府京都市西京区嵐山中尾下町62
- 10:00~16:00
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十輪院
十輪院は真言宗の寺院で、創建の時期や経緯などの詳細は不明である。十輪院の名称は、鎌倉時代の文献に載っているのが初見といわれる。中世以降は戦乱で荒廃したが、江戸時代になると徳川家の庇護を受けて修復が進められあ。境内には多くの文化財があり、鎌倉時代に建てられた本堂は国宝に、南門や石仏龕は国の重要文化財に指定されている。なお、龕とは仏像を収める厨子を意味する。
- 奈良県奈良市十輪院町27
- 9:00~16:30
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天寧寺(五百羅漢)
1811年、彦根藩の11代藩主・井伊直中が建立した寺。秋に咲く萩が美しく「萩の寺」とも呼ばれる。羅漢堂に並ぶ「五百羅漢」は京都の名工・駒井朝運の作。
- 滋賀県彦根市里根町232
- 9:00~17:00
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