
近畿のおすすめの神社仏閣
近畿エリアの神社仏閣では萬福寺や竹生島神社(都久夫須麻神社)、丹生川上神社(中社)がおすすめです。
古都の伝統と歴史を感じる地の寺社をおすすめ順に紹介します。
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萬福寺
「日本三禅宗」のひとつ、黄檗宗の大本山。中国・明朝からの渡来僧・隠元禅師が17世紀に開山した。建物の様式や儀式作法などは中国風で、創建当初の姿を残す伽藍建造物は重要文化財に指定される。隠元は日本に「いんげん豆」をもたらした人物で、境内では隠元が伝えた中国風の精進料理も提供されている。
- 京都府宇治市五ケ庄三番割34
- 9:00~17:00
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竹生島神社(都久夫須麻神社)
正式名称は「都久夫須麻神社」。日本三大弁天のひとつとされ、長浜城主時代の豊臣秀吉が篤く崇拝したことで知られる。本殿は国宝に指定されている。
- 滋賀県長浜市早崎町1821
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丹生川上神社(中社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。東殿前に立つ石灯篭が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県吉野郡東吉野村大字小968
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水度神社
水度神社の創建年は不明で平安時代初期と言われるが、奈良時代に編纂された風土記(日本各地の文化や風土を天皇に報告した書物)には記載があるため、奈良時代には存在していたと考えられる。室町時代中期の1448年に建てられた本殿は市内に現存する最古の建造物であり、国の重要文化財に指定されている。
- 京都府城陽市寺田水度坂89
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大峯山寺(大峰山寺)
大峯山寺は7世紀末に創建された修験道の寺院で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の構成要素の一つに登録されている。標高1720メートルの山上ヶ岳の山頂付近にある現在の本堂は1691年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。平安時代初期から現在に至るまで女人禁制の寺院になっており、登山口近くの女人結界門から先は女性は立ち入る事が禁じられている。 ※修験道:険しい山に籠って修行することで悟りを得ることを目的とする日本独自の山岳信仰
- 奈良県吉野郡天川村洞川
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極楽寺
城崎温泉にある極楽寺は、室町時代初期の1400年頃に創建されたと伝わる寺院で、一時衰退したが江戸幕府3代将軍・徳川家光と関係が深い事で知られる僧侶・沢庵宗彭によって再興された。その後は初代豊岡藩主・杉原長房による庇護を受けて発展した。境内には枯山水の石庭「清閑庭」がある。
- 兵庫県豊岡市城崎町湯島801
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銀閣寺
室町幕府8代将軍・足利義政が、隠居後の1482年より造営を始めた別荘。世界文化遺産に登録される。義政の死後に禅寺へと改まり、正式名の「慈照寺」はその法号にちなむ。創建当時から現存する観音堂の「銀閣」と東求堂は国宝に指定。当時の文化を代表する庭園は特別史跡・特別名勝に指定される。
- 京都府京都市左京区銀閣寺町2
- 8:30~17:00
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豊國神社
大阪城の「二の丸跡」に鎮座する神社。豊臣秀吉と息子・秀頼、弟・秀長を祀る。1879年、京都の「豊國神社」の別社として建立された。立身出世を果たした秀吉にあやかり、出世開運の祈願者で賑わう
- 大阪府大阪市中央区大阪城2-1
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石龕寺
587年、聖徳太子による創建とされる。本堂から約800m山上に奥の院があり、そこにある石窟が石龕寺の寺号の由来となっている。1579年、織田信長の命を受けた明智光秀の丹波攻略によって境内が焼失し仁王門を残すのみとなった。江戸時代以降、徐々に再建された。山門の金剛力士像(仁王像)は1242年に制作された仏像で、国の重要文化財に指定されている。
- 兵庫県丹波市山南町岩屋2
- 終日開放
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無鄰菴庭園
1896年に造営された明治・大正時代の政治家山縣有朋の別荘。庭園は名庭師・七代目小川治兵衛による近代日本庭園の傑作。南禅寺界隈別荘群の中で唯一通年公開されている庭園でもある。
- 京都府京都市左京区南禅寺草川町31番地
- 8:30~18:00 ※7月・8月:7:30~、11月:7:30~17:00、12月~3月:8:30~17:00
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中宮寺
中宮寺は聖徳太子が母・穴穂部間人のために創建した尼寺で、法隆寺と同じ7世紀前半頃の創建と推定される。本尊の国宝「菩薩半跏思惟像」は世界三大微笑像の一つとされる。また、死後の世界の様子を刺繍した国宝「天寿国曼荼羅繍帳」も見ることができる(複製)。
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1丁目1-2
- 9:00~16:30(10/1~3/20は16:00まで)
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醍醐寺
真言宗醍醐派の総本山。醍醐山全体を寺域とし、80余の堂塔が立つ大規模な寺院で、世界文化遺産に登録される。874年に聖宝理源大師が開山し、のちに豊臣秀吉が再興。1598年に秀吉が催した宴は「醍醐の花見」として知られ、これにちなんで毎年4月の第2日曜に「豊太閤花見行列」が催される。
- 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
- 9:00~17:00
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桑実寺
奈良時代(710年~794年)に天智天皇の勅願によって創建されたといわれる。桑実寺集落から両側に坊跡の残る石段を500段ほど登ると、山の手に坊があり、さらに登ると境内に入る。国の重要文化財に指定されている本堂は室町時代前期の手法を残す優美な建築。
- 滋賀県近江八幡市安土町桑実寺675
- 9:00~17:00
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八坂神社
約3000社ある「祇園社」の総本社。「祇園さん」の名で親しまれ、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と妻・櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)、その皇子たちの八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祀る。創祀は794年の平安遷都以前ともいわれ、格式ある「二十二社」のひとつとして朝廷が崇敬。全国の民衆からも信仰を集めた。
- 京都府京都市東山区祇園町北側625
- 参拝自由
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室生寺
室生寺は宝亀年間(770年~781年)に創建された寺院で、室生山の山麓から中腹に寺域がある。平安時代、空海や最澄と交流があった僧・修円によって寺の整備が進んだ。中世に一時衰退したが、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉の母、桂昌院の寄進によって堂塔が修理されるなどして復興した。
- 奈良県宇陀市室生78
- 8:30~17:00(12月~3月は9:00~16:00)
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愛宕念仏寺
天平神護2年(766年)創建。現存の本尊は鎌倉期のもので、その御面の眼差しが左右対称ではなく、厳しさと優しさという仏の慈悲の二面性を、顔の左面右面に分けて表現されているということから「慈面悲面の千手観音」 と称されている。本堂は国の重要文化財に指定されている。
- 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
- 8:00~17:00
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伽耶院
645年創建。平安時代は隆盛を極めたがその後兵火で焼失するなどし、現在境内にある各建物は1610年以降に再建されたものである。江戸時代には修験道において威を誇った。本堂・多宝塔・三坂社が国の重要文化財に指定されている。
- 兵庫県三木市志染町大谷410
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大安寺
南都七大寺の1つで、奈良時代から平安時代にかけては東大寺や興福寺とならぶ大寺であった。歴史は古く、聖徳太子が建てた「熊凝精舎」が起源という説がある。奈良時代の716年に現在地に移設され大安寺という名称になった。奈良から京都へ遷都した平安時代以後は、火災で境内を焼失するなどし衰退した。
- 奈良県奈良市大安寺2丁目18-1
- 9:00~17:00
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叡福寺
叡福寺は聖徳太子の墓所がある事で知られ、法隆寺や四天王寺など聖徳太子と関係が深い寺院と並んで太子信仰の中核施設である。また、太子の母・穴穂部間人皇女と太子の妃・膳部菩岐々美郎女が埋葬されていることから「三骨一廟」と呼ばれる。歴代の天皇や権力者の庇護を受け発展し、弘法大師や親鸞・日蓮などの僧侶が参拝した。1574年、織田信長によって多くの建造物が焼き払われたため、現在の建物の多くはその後再建されたものである。境内の聖霊殿や多宝塔が国の重要文化財に指定されている。
- 大阪府南河内郡太子町太子2146
- 8:00~17:00
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御金神社
御金神社は1883年に創建された比較的新しい神社で、金属にゆかりのある神を祭神として祀っている。昔からこの付近には金銀細工や鋳物の職人が集まる場所があり、そういった職業の人々から崇敬されていたが、時代が経つにつれてお金の運を上昇させたい人の参拝が増えて現在に至る。
- 京都府京都市中京区西洞院通御池上ル押西洞院町614
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善福院
1215年の創建。現在は釈迦堂が残るのみとなっている。釈迦堂は国宝に指定されており、鎌倉時代後期(1327年)の禅宗様仏殿として、鎌倉円覚寺舎利殿・山口功山寺仏殿などと共に最も古いものである。
- 和歌山県海南市下津町梅田271
- 終日参拝可(釈迦堂の内部拝観は9時~16時)
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円満院
円満院は、987年に村上天皇の皇子・悟円法親王により創建された。以後、皇族が関係する門跡寺院として繁栄した。宸殿は国の重要文化財、庭園は国の名勝に指定されている。
- 滋賀県大津市園城寺町33番地
- 9:00~16:30
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弥勒寺
長保2年(1000年)書写山開基の性空が隠棲し、草庵を営んだのが始まりといわれる。本堂および本堂内の彌勒仏及び両脇侍仏は国の重要文化財に指定されている。本堂の天井の細部にわたる細工は貴重な資料として各界の権威者から注目されている。
- 兵庫県姫路市夢前町寺1051
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大安寺
応永年間(1394年~1428年)創建。室町時代の歌人・牡丹花肖柏の供養墓や、利休好みの名品「虹の手水鉢」など堺の文化の深さを物語る品々も残され、中でも本堂内部4室にわたって描かれた障壁画は圧巻。これらは国の重要文化財に指定されている。
- 大阪府堺市堺区南旅篭町東4丁-1-4
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東光寺
神亀年間(724年~728年)創建。室町時代前期建立の本堂は、国の重要文化財に指定されている。 桜と紅葉の名所として知られ、本堂前の石段脇には、見事な桜の老木が立っている。
- 兵庫県西宮市門戸西町2-26
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建部大社
「近江一の宮」といわれる、全国屈指の古社。古代の英雄・日本武尊を祀る。古くから信仰を集め、平安時代の末期、流刑途中の源頼朝が源氏再興を祈願し、のちに鎌倉幕府を開いて願いを叶えたという逸話がある。
- 滋賀県大津市神領1-16-1
- 9:00~16:00(建部大社宝物殿)
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大福光寺
延暦年間(782年 ~ 806年)に創建。天正年間の兵火により多くのお堂は焼失したが、国の重要文化財に指定されている本堂と多宝塔は今も当時の姿を残している。
- 京都府船井郡京丹波町下山岩ノ上22
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如意寺
大化元年(645年)が起源とされる。阿弥陀堂・三重塔・文殊堂が国の重要文化財に指定されている。三重塔の建立の時代は不詳だが、様式の古さなどから、兵庫県では加西市の一乗寺三重塔(国宝)に次ぐ古塔であるといわれる。
- 兵庫県神戸市西区櫨谷町谷口259
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常楽寺(西寺・湖南三山)
「善水寺」「長寿寺」とならぶ天台宗の古寺「湖南三山」のひとつ。東の「長寿寺」に対し「西寺」と呼ばれる。8世紀初め、高僧・良弁による創建と言われ、国宝の本堂・三重塔をはじめとして多くの文化財を有する
- 滋賀県湖南市西寺6丁目5-1
- 10:00~15:00
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