
近畿のおすすめの神社仏閣
近畿エリアの神社仏閣では興聖寺(旧秀隣寺庭園)や興臨院、福智院がおすすめです。
古都の伝統と歴史を感じる地の寺社をおすすめ順に紹介します。
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興聖寺(旧秀隣寺庭園)
興聖寺は1240年、当地の領主・佐々木信綱により創建された。当地の地形が京都宇治にある興聖寺の地形に似ていたため、道元(曹洞宗の開祖)が同じ名前を付けた。境内にある旧秀隣寺庭園(別名:足利庭園)は国の名勝に指定されている。
- 滋賀県高島市朽木岩瀬374
- 9:00~17:00
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興臨院
大永年間(1521年~1528年)に創建。創建当時の姿が残る表門と本堂が共に国の重要文化財に指定されている。豊臣政権の五大老を務めた前田利家が本堂屋根を修復、また菩提寺とするなど前田家とも非常に縁の深い寺院。毎年、春と秋に一般公開される。※通常非公開
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町80
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福智院
清水寺が前身と伝えられており、地蔵菩薩の胎内には建仁3年(1203年)、建長6年(1254年)の二つの墨書がある。光背に多数の仏がびっしりと埋め尽くされており、この表現は地蔵としては珍しく、地蔵尊としては唯一。
- 奈良県奈良市福智院町46
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教林坊
教林坊は、聖徳太子によって創建された観音正寺の塔頭として605年に創建された寺院で、新緑の春と紅葉の秋のみ一般公開される。聖徳太子が林の中で教えを説いたことから「教林」と名付けられ、境内には「太子の説法岩」と呼ばれる大きな岩がある。また、小堀遠州によって作庭された庭園にも苔が生えた庭石や巨石が点在することから「石の寺」とも呼ばれる。 ※塔頭:大寺院内に設けられた小寺や庵
- 滋賀県近江八幡市安土町石寺1145
- 9:30~16:30
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本満寺
本満寺は1410年に創建された日蓮宗の寺院でる。江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の病気治癒を祈願したことを機に、以降は幕府の祈願所に指定され大いに栄えた。境内には樹齢約100年の見事な桜があり、近年は隠れた桜の名所として人気が高まっている。
- 京都府京都市上京区寺町通今出川上ル2丁目鶴山町16
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晴明神社
1007年創建の神社で、平安時代の陰陽師・安倍晴明を祀る神社。1005年に晴明が亡くなると、当時の天皇であった一条天皇が彼の偉業を称えて彼の屋敷跡に神社を創建した。現在も魔除け・厄除けを祈願する参拝者が集まる。秋分の日には「晴明祭」も開催。
- 京都府京都市上京区堀川通一条上ル
- 9:00~18:00
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清瀧寺徳源院
1286年創建。中世、北近江地域を支配した京極家の菩提寺。境内の京極家墓所は国の史跡に指定されているほか、秋は池泉回遊式庭園の紅葉が美しい。
- 滋賀県米原市清滝288
- 9:00~16:00
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滋賀院門跡
1615年創建。1655年、後水尾天皇から「滋賀院」の名が与えられた。滋賀院御殿は1878年に火災で焼失し、比叡山無動寺から3棟を移築し再建された。庭園(撮影不可)は、江戸時代初期に名庭師・小堀遠州により作庭された池泉式のもの。
- 滋賀県大津市坂本4-6-1
- 9:00~16:30
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知恩院
1175年の創建。境内は、三門や塔頭寺院のある下段・本堂(御影堂)のある中段・勢至堂などのある上段の3つに分かれている。このうち、上段が開創当初の寺域であり、中段・下段は江戸時代になって徳川幕府の全面的な援助で造営されたものである。 徳川幕府の造営になる、近世の本格的かつ大規模な仏教建築の代表例であり、日本文化に多大な影響を与えてきた浄土宗の本山寺院の建築としての文化史的意義も高いことから、本堂と三門が国宝に指定されている。
- 京都府京都市東山区林下町400
- 5:40~16:00 ※季節により変動。庭園は9:00~16:00
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紀三井寺
770年、唐僧・為光上人が開いた古刹で、近畿地方の「早咲き桜」の名所。寺の名は境内から湧き出す「三井水」に由来する。江戸時代には紀州徳川家の歴代藩主が繁栄祈願に訪れ、現在も多くの参詣者で賑わう。
- 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
- 8:00~17:00(仏殿大観音像8:30~16:30)
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大黒山金剛寺庚申堂(八坂庚申堂)
天徳4年(960年)創建。庚申信仰の発祥の地といわれる。庚申信仰では猿は神の使いとされ、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三匹の猿がいたるところに見られる。「くくり猿」と呼ばれるカラフルなお守りに願い事を書いて吊るすと、願いが叶うといわれる。境内に吊るされた大量のくくり猿が壮観だ。
- 京都府京都市東山区金園町390-1
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毘沙門堂
代々法親王が住持を務めた、天台宗の門跡寺院。703年の創建と伝わり、1665年に現在の地に再興。本尊の毘沙門天は「京の七福神」のひとつに数えられる。鯉の絵や宸殿の障壁画が見どころで、枝垂桜や紅葉も美しい。
- 京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
- 8:30~17:00(12月~2月は16:30まで)
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飛鳥寺
飛鳥寺は蘇我馬子によって6世紀末に創建された日本最初の仏教寺院である。仏教発信の中心地として栄え、往時は国との関係が強い官寺と同等の寺格に位置づけられていた。鎌倉時代(1196年)に落雷で塔と金堂を焼失して以降は勢いを失った。現在の本堂は江戸時代に再建されたものである。本尊の釈迦如来像は609年に造られたもので飛鳥大仏と呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県高市郡明日香村飛鳥682
- 9:00~17:30(10月~3月:~17:00)
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石山寺
747年に創設された古寺。境内には寺の名の由来となった硅灰石がそびえる。国宝の本堂・多宝塔をはじめ多くの文化財を所蔵。本堂には、世界最古の長編物語のひとつ『源氏物語』をその作者・紫式部が起筆した「源氏の間」がある。
- 滋賀県大津市石山寺1-1-1
- 8:00~16:00
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酬恩庵(一休寺)
酬恩庵は、正応年間(1288年~1293年)に臨済宗の僧・南浦紹明が創建した妙勝寺が始まりで、その後兵火で衰退したが1456年に一休宗純が草庵を造り再興した。この時、草庵が酬恩庵と名付けられた。本堂、庫裏が国の重要文化財に指定され、庭園は国の名勝に指定されている。
- 京都府京田辺市薪里ノ内102
- 9:00~17:00
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天龍寺
臨済宗天龍寺派の大本山。世界文化遺産に登録される。1339年、室町幕府初代将軍・足利尊氏が、対立した後醍醐天皇の霊を慰めるため創建。禅僧・夢窓国師を開山とし「京都五山」の第1位を占めた。数々の大火に遭い、現在の諸堂は明治時代の再建。庭園は夢窓国師の作といわれ、国の史跡・特別名勝に指定される。
- 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
- 8:30~17:30
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成相寺
成相寺は704年の創建で、文武天皇の勅願寺だった。元々は日本古来の山岳宗教の修験場であり、鼓ヶ岳の中腹にある境内からは日本三景の天橋立を望むことができる。※勅願寺:天皇の発願により建てられた寺院
- 京都府宮津市成相寺339
- 8:00~16:30
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安居神社
創建年代不明。天慶5年(942年)から現在は学問の神として親しまれる菅原道真が祀られるようになった。道真が九州・大宰府に送られる際に、出向する船の風待ちのため滞在したという。大坂夏の陣(1615年)で戦った真田幸村の戦没地として有名で、古くから景勝地としても知られる。
- 大阪府大阪市天王寺区逢阪1丁目3-24
- 7:00~16:00
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安楽寺
1681年、法然上人の弟子・住蓮上人と安楽上人により創建された念仏道場。後鳥羽上皇の女官だった松虫姫と鈴虫姫は、両上人から聞いた念仏の教えに感銘し出家。これを知った上皇は激怒し、二僧は斬首。さらに法然上人と親鸞聖人は流刑となった。その後、両姫は瀬戸内海の小島で生涯を終えた。「松虫鈴虫寺」とも呼ばれる。
- 京都府京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町21
- 9:30~16:30
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向日神社
718年創建。もとは「向神社」という名称だったが、同じ向日山にあった「火雷神社」と1275年に合祀され現在の社名になった。室町時代の1418年に建築された「三間社流造」の本殿は、国の重要文化財にも指定されている。東京の明治神宮本殿は、当社本殿を1.5倍にして設計されている。
- 京都府向日市向日町北山65
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浄土寺
鎌倉時代初期(1190-1198年)の創建。多数の文化財を所有する事で知られ、大仏様建築の浄土堂と鎌倉時代を代表する仏師・快慶の大作「阿弥陀三尊像」が特に著名で、いずれも国宝に指定されている。浄土堂は、夕刻の西日によって堂内が赤く染まり、三尊像が浮かび上がるよう計算し設計されている。現代建築家・安藤忠雄は、淡路島にある本福寺・水御堂を設計した際にこの効果を参考にした。
- 兵庫県小野市浄谷町2094
- 9:00~17:00 ※12:00~13:00は拝観不可、10月~3月は16時まで
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八坂神社
約3000社ある「祇園社」の総本社。「祇園さん」の名で親しまれ、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と妻・櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)、その皇子たちの八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祀る。創祀は794年の平安遷都以前ともいわれ、格式ある「二十二社」のひとつとして朝廷が崇敬。全国の民衆からも信仰を集めた。
- 京都府京都市東山区祇園町北側625
- 参拝自由
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鶴林寺
589年、聖徳太子により創建された古寺。戦国時代の戦乱被害をまぬがれ、本堂本尊の薬師三尊像(10世紀のもの)や当時の建造物が境内に多く残っている。本堂と太子堂は国宝に指定され、その他需要文化財も多数。
- 兵庫県加古川市加古川町北在家424
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永観堂(禅林寺)
853年創建の浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院。一般には通称の「永観堂」の名で知られる紅葉の名所。京都に3箇所あった勧学院(学問研究所)の一つ。
- 京都府京都市左京区永観堂町48
- 9:00~17:00
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松尾大社
701年創建。中世以降、酒の神として信仰されており醸造者からの信仰が厚い。室町時代に建造された本殿は、国内でも珍しい両流造であり国の重要文化財に指定されている。
- 京都府京都市西京区嵐山宮町3
- 9:00~16:00(日曜・祝日は16:30まで)
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金峯山寺(吉野山/中千本エリア)
吉野山は古来から山岳信仰の聖地として多くの参拝者が集まったが、金峯山寺は伝説的な山林修行者・役小角によって7世紀後半に創建された寺院で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素である。境内には多くの文化財があり、国宝に指定されている蔵王堂(本堂)は豊臣秀吉の寄進によって1592年に再建されたもので、高さ36メートルは木造古建築としては東大寺大仏堂に次ぐ大きさを誇る。また、二体の仁王像(重要文化財)が鎮座している仁王門も国宝で、銅鳥居は重要文化財に指定されている。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
- 8:30~16:00
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慈尊院(高野山町石道)
慈尊院は真言宗の開祖・空海によって816年に創建されたと言われる。空海は修行の場として高野山に寺院を造成したが、高野山への登り口にあたる山麓の要所に慈尊院を建てた。ここでは主に高野山参拝に関する庶務を行っていたが、高野山は1906年まで女人禁制の場として女性が立ち入ることが許されなかったため、空海の母が高野山を訪れた際は慈尊院に滞在した。境内は国の史跡に指定されており、弥勒堂は世界遺産の構成資産の一つであると同時に国の重要文化財に指定されている。
- 和歌山県伊都郡九度山町
- 10:00~17:00
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獅子崎稲荷神社
獅子崎稲荷神社の周辺にはツツジが自生しており、例年4月中旬から下旬頃になると朱色の鳥居を囲むように山肌がピンク色に染まる。また、神社の上には「天橋立雪舟観展望休憩所」があり、宮津湾の対岸に天橋立を見渡すことができる。この展望台は、雪舟が描き国宝に指定されている水墨画「天橋立図」に構図が似ているため、雪舟観と名付けられた。
- 京都府宮津市獅子崎
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百済寺跡
百済寺は750年頃に百済王敬福によって建立されたと言われる寺院で、国の特別史跡に指定されている。1932年以降計3回の発掘調査が行われ、建築様式や建物の配置が新羅の寺に似ていることが判明し、古代日本と朝鮮半島の交流をうかがい知ることができる遺跡である。
- 大阪府枚方市中宮西之町
- 終日開放
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錦織神社
創建年代は不詳だが、平安時代中期と推定される。1363年に建造された本殿は、室町時代の建築物としては珍しい屋根形態であり国の重要文化財に指定されている。また、本殿両側にある摂社も国の重要文化財に指定されている。
- 大阪府富田林市宮甲田町9-46
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