
京都府のおすすめの神社仏閣
京都府の神社仏閣では宇治神社や実相院(岩倉実相院門跡)、光明寺がおすすめです。
古都の伝統と祈りの場所の寺社をおすすめ順に紹介します。
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宇治神社
創建時期の詳細は不詳。兄に皇位を譲るため入水自殺したという菟道稚郎子を祀る神社。境内には後ろを振り返る姿のウサギ像があるが、御祭神が道に迷った時に現れ、後ろからついてくる御祭神を振り返りながら先導したという古伝にもとづくもので、神の使いとされる。
- 京都府宇治市宇治山田1
- 終日参拝可
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実相院(岩倉実相院門跡)
実相院は1229年に創建された天台宗の寺院で、かつては天台宗寺門派三門跡の一つとして繁栄した。中世は多くの建物が戦火で消失したが、江戸幕府将軍・徳川家光の援助によって再建された。また、明治時代に活躍し近代日本の発展に貢献した岩倉具視は、江戸時代末期に一時ここに住んだ。境内には2つの庭園があり、新緑や紅葉の季節には床に木々の色が反射し「床みどり」「床もみじ」と呼ばれる。
- 京都府京都市左京区岩倉上蔵町121
- 9:00~17:00
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光明寺
推古天皇時代に聖徳太子により創建されたと伝わる山中に鎮座する古刹。1248年に建立された仁王門は、数多くの国宝建造物がある京都で唯一、京都北部にある国宝指定の建造物である。三間一戸・入母屋造り構造の二重門で、屋根は特殊な技法が必要な栩葺で造られている。
- 京都府綾部市睦寄町君尾1-1
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東寺(教王護国寺)
東寺真言宗の総本山。世界文化遺産に登録される。正式名は「教王護国寺」で、平安遷都時に創建された官寺を823年に弘法大師・空海が賜り、真言密教の根本道場とした。講堂の仏像は大日如来を中心に21体が配置され、「立体曼荼羅」と呼ばれる。伽藍配置は創建時の特徴が残り、五重塔は木造建築物では日本一の高さ55mを誇る。
- 京都府京都市南区九条町1
- 金堂・講堂8時~17時(16時30分受付終了)
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安井金比羅宮
安井金比羅宮は、境内に咲く藤を好んだ崇徳天皇によって堂が改修されるなどしたが、崇徳天皇は皇位継承に伴う内紛(保元の乱)で破れ讃岐(現在の香川県)に流罪となった。その後、大円法師が参拝した際に崇徳天皇の霊が現れたのを機に1275年頃に崇徳天皇を祀る光明院観勝寺が建立され、これが実質的な創建時期とされる。崇徳天皇は讃岐で一切の欲を絶って生活をしたと言われていることから、悪い縁を絶つご利益があるとされる。第二次世界大戦後に現在の名称に改められた。
- 京都府京都市東山区東大路通松原上ル下弁天町70
- 終日参拝可
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三十三間堂(蓮華王院本堂)
「妙法院」の境外仏堂で、正式には「蓮華王院」。南北118mに及ぶ本堂正面の柱間が33あることから呼び名が付いた。1164年に後白河上皇が創建し、一度焼失。1266年に再建されて現在に至る。堂内には千手観音坐像を中央に1001体の観音像と、風神・雷神・二十八部衆30体の仏像が祀られ、国宝・重要文化財に指定される。
- 京都府京都市東山区三十三間堂廻町657
- 8:00~17:00 (11月16日~3月は9:00~16:00)
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蓮華寺
蓮華寺は当初、現在の京都駅近くの場所にあったが、京都全域が戦いの舞台になった応仁の乱で寺も荒廃した。その後、江戸時代の1662年に現在地に移され、画家の狩野探幽や詩人の石山丈山など当時の著名な文化人が寺の造営に協力して再興した。庭園が美しいことで知られ、特に秋の紅葉時期の庭園は見どころの一つ。
- 京都府京都市左京区上高野八幡町1
- 9:00~17:00
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大報恩寺
大報恩寺は鎌倉初期安貞元年(1227)に義空上人によって開創された寺院で、国宝に指定される本堂は、応仁の乱などの内覧や戦火をまぬがれ創建時そのままの姿を残す京都市街地最古の木造建築として知られる。本堂造営時、大工が木の寸法を誤り困っていた際、妻のおかめのアドバイスによって無事竣工することができた。しかし、女の提案によるものということを隠すためにおかめは自害したという伝説が寺に残っていることにちなみ、境内にはおかめ像がある。
- 京都府京都市上京区 七本松通今出川上ル
- 9:00~17:00
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建勲神社
1870年創建の神社。戦国武将・織田信長を祀り、国家安泰・難局突破・大願成就のご利益があるとされる。本殿をはじめ多くの建造物が、国の登録有形文化財に指定されている。
- 京都府京都市北区紫野北舟岡町49
- 境内拝観自由
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三室戸寺
奈良時代・宝亀年間(770年~781年)の創建とされる。5000坪の見事な大庭園があり、四季折々の花で彩られる「花の寺」として知られる。
- 京都府宇治市菟道滋賀谷21
- 8:30~16:00(11月~3月は15:30まで)
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知恩寺
知恩寺は808年に創建された寺院で、奈良県の安倍文珠院・山形県の大聖寺とともに日本三文珠のひとつと称される。本尊の文珠菩薩は国の重要文化財に指定されており、正月の三が日・1月10日・7月24日の年5日間のみ公開される。他にも境内の鉄湯船(現在は手水鉢として使われている)や多宝塔が国の重要文化財に指定されている。
- 京都府宮津市字文珠466
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金福寺
864年創建の寺。庭園にある茶室は、俳諧師・松尾芭蕉が京都を旅した際に滞在したことで知られ「芭蕉庵」と呼ばれる。一時荒廃したが、芭蕉を敬愛する俳人・与謝蕪村らによって再興された。3月は梅、11月は紅葉が美しい。
- 京都府京都市左京区一乗寺才形町20
- 9:00~17:00
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城南宮
城南宮の創建年は不明だが、平安時代に創建されたと伝わる。1467年の応仁の乱で荒廃したが、江戸時代に再興された。境内には「神苑」と称する有料エリアがあり、昭和時代を代表する作庭家・中根金作によって設計された趣の異なる5つの庭園は桜や紅葉が美しい事で知られる。
- 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
- 神苑:9:00~16:30
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天授庵
天授庵は、1340年に建立された南禅寺の塔頭である。火災や応仁の乱(1467年~1477年)で消失したが、その後再建された。天授庵では枯山水庭園と池線回遊式庭園の2種類の庭園があるほか、紅葉の名所として知られる。 ※塔頭:大寺の境内に建てられた小寺や庵
- 京都府京都市左京区南禅寺福地町86-8
- 9:00~17:00(11月15日~2月末:~16:30)
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大徳寺瑞峯院
大徳寺境内には塔頭が24あり、常時公開されているものはそのうち4つある。瑞峯院はそのうちの1つで、1532年、九州のキリシタン大名として知られる大友宗麟が自身の菩提寺として創建した。本堂、表門などが国の重要文化財に指定されており、庭園は作庭家・重森三玲によるもの。
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町81
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法界寺
1051年の創建。阿弥陀堂(国宝)の堂内には阿弥陀如来像(国宝)が安置され、周りには絵画史上貴重な天人の壁画(重文)が描かれ現世の極楽浄土の世界を表している。浄土真宗の開祖である親鸞は、承安3年(1173年)に法界寺にて生まれたとされている。
- 京都府京都市伏見区日野西大道町19
- 9:00~17:00(10月~3月は16:00)
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萬福寺
「日本三禅宗」のひとつ、黄檗宗の大本山。中国・明朝からの渡来僧・隠元禅師が17世紀に開山した。建物の様式や儀式作法などは中国風で、創建当初の姿を残す伽藍建造物は重要文化財に指定される。隠元は日本に「いんげん豆」をもたらした人物で、境内では隠元が伝えた中国風の精進料理も提供されている。
- 京都府宇治市五ケ庄三番割34
- 9:00~17:00
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興聖寺
1233年創建の曹洞宗最初の寺院。戦乱で廃絶したが1648年に再興された。本堂に通じる参道は「琴坂」と呼ばれ、新緑や紅葉の美しさで知られる。
- 京都府宇治市宇治山田27-1
- 9:00~17:00
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高台寺
1606年、豊臣秀吉の正室・北政所が秀吉の菩提を弔うために創建した寺院。徳川家康の援助もあって壮麗を極めたが火災に遭い、創建当時の面影は表門や開山堂・霊屋・観月台などに残る。茶室の「傘亭」「時雨亭」は桃山時代を代表する茶室建築で、大名茶人・小堀遠州による庭園は国の史跡・名勝に指定される。
- 京都府京都市東山区高台寺下河原町526
- 9:00~17:00
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鍬山神社
鍬山神社は709年に創建されたと伝わる神社で、大己貴命を祭神として祀っている。太古の昔、湖だったこの地を大己貴命が鍬で切り開いて水を流し出して人が住むことができる肥沃な土地を造ったという伝説に基づく神社である。開拓の際に使った鍬が山のように積みあげられたことが、鍬山という名称の由来と言われる。鍬山神社は紅葉の名所として知られており、例年11月上旬から中旬に見頃を迎える。
- 京都府亀岡市上矢田町上垣内22-2
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光明院
明徳2年(1391年)創建。「虹の苔寺」と呼ばれ、四季折々の自然美が堪能できる。見所は作庭家・重森三玲によって造られた枯山水庭園。緑の苔と力強い岩との美しいコントラストに、秋は紅葉が彩りを添える。
- 京都府京都市東山区本町15丁目809
- 8:00~日没
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二尊院
平安時代・承和年間(834年-848年)の創建。二尊院の名称は「釈迦如来」と「阿弥陀如来」の二尊を祀ることに由来し、正式名称は「小倉山二尊教院華臺寺」。参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、紅葉の名所として知られる。
- 京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
- 9:00~16:30
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向日神社
718年創建。もとは「向神社」という名称だったが、同じ向日山にあった「火雷神社」と1275年に合祀され現在の社名になった。室町時代の1418年に建築された「三間社流造」の本殿は、国の重要文化財にも指定されている。東京の明治神宮本殿は、当社本殿を1.5倍にして設計されている。
- 京都府向日市向日町北山65
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八坂神社
約3000社ある「祇園社」の総本社。「祇園さん」の名で親しまれ、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と妻・櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)、その皇子たちの八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祀る。創祀は794年の平安遷都以前ともいわれ、格式ある「二十二社」のひとつとして朝廷が崇敬。全国の民衆からも信仰を集めた。
- 京都府京都市東山区祇園町北側625
- 参拝自由
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八坂庚申堂
天台宗の寺院で、本尊は青面金剛童子。平安時代、浄蔵法師によって創建された。現在の建物は延宝6(1678)年に建てられたもので、現世利益で多くの信仰を集める。
- 京都府京都市東山区金園町390
- 通年9:00~17:00(閉門)
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御金神社
御金神社は1883年に創建された比較的新しい神社で、金属にゆかりのある神を祭神として祀っている。昔からこの付近には金銀細工や鋳物の職人が集まる場所があり、そういった職業の人々から崇敬されていたが、時代が経つにつれてお金の運を上昇させたい人の参拝が増えて現在に至る。
- 京都府京都市中京区西洞院通御池上ル押西洞院町614
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霊鑑寺
承応3年(1654年)創建。通常は非公開で、春と秋の2回特別公開される。江戸時代中期の作庭手法を用いた、格調高い池泉観賞式庭園があり、後水尾天皇が愛した日光椿をはじめ、椿の名木が広い庭を埋めている。
- 京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町12
- 10:00~16:00
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松尾大社
701年創建。中世以降、酒の神として信仰されており醸造者からの信仰が厚い。室町時代に建造された本殿は、国内でも珍しい両流造であり国の重要文化財に指定されている。
- 京都府京都市西京区嵐山宮町3
- 9:00~16:00(日曜・祝日は16:30まで)
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南禅寺
南禅寺は1291年に亀山上皇によって創建されて以降、時々の権力者の庇護を受けて大いに繁栄した。広大な境内全域が国の史跡に指定されており、国宝や重要文化財の建造物が多くある。また、庭園は国の名勝に指定されているほか、金地院や天授庵や南禅院など著名な塔頭などの見どころが多い。 ※塔頭:大きな寺の境内にある小寺や庵
- 京都府京都市左京区南禅寺福地町
- 8:40~17:00(12月~2月:~16:30)
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