
京都府のおすすめの神社仏閣
京都府の神社仏閣では法界寺や妙法院、無鄰菴庭園がおすすめです。
古都の伝統と祈りの場所の寺社をおすすめ順に紹介します。
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法界寺
1051年の創建。阿弥陀堂(国宝)の堂内には阿弥陀如来像(国宝)が安置され、周りには絵画史上貴重な天人の壁画(重文)が描かれ現世の極楽浄土の世界を表している。浄土真宗の開祖である親鸞は、承安3年(1173年)に法界寺にて生まれたとされている。
- 京都府京都市伏見区日野西大道町19
- 9:00~17:00(10月~3月は16:00)
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妙法院
平安時代初期の創建とされ、青蓮院・三千院とともに「天台三門跡」と称されてきた名門寺院。また、後白河法皇や豊臣秀吉ゆかりの寺院としても知られる。有名観光地「三十三間堂」は妙法院所管の仏堂である。通常時は建物内部は非公開だが、「5月会(5月14日)」と特別拝観の時のみ内部の拝観ができる。
- 京都府京都市東山区東大路通り渋谷下ル妙法院前側町
- 9:00~16:00
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無鄰菴庭園
1896年に造営された明治・大正時代の政治家山縣有朋の別荘。庭園は名庭師・七代目小川治兵衛による近代日本庭園の傑作。南禅寺界隈別荘群の中で唯一通年公開されている庭園でもある。
- 京都府京都市左京区南禅寺草川町31番地
- 8:30~18:00 ※7月・8月:7:30~、11月:7:30~17:00、12月~3月:8:30~17:00
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浄瑠璃寺
京都南部、奈良県との県境付近に鎮座する。東に薬師仏、西に阿弥陀仏を配した庭園は極楽世界をこの世に表わしたもので、本堂(国宝)は横に長く九体の阿弥陀如来像(国宝)を安置している。庭園は全国36カ所しかない特別名勝に指定されている。
- 京都府木津川市加茂町西小礼場40
- 9:00~17:00(12月~2月:10:00~16:00)
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興臨院
大永年間(1521年~1528年)に創建。創建当時の姿が残る表門と本堂が共に国の重要文化財に指定されている。豊臣政権の五大老を務めた前田利家が本堂屋根を修復、また菩提寺とするなど前田家とも非常に縁の深い寺院。毎年、春と秋に一般公開される。※通常非公開
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町80
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銀閣寺
室町幕府8代将軍・足利義政が、隠居後の1482年より造営を始めた別荘。世界文化遺産に登録される。義政の死後に禅寺へと改まり、正式名の「慈照寺」はその法号にちなむ。創建当時から現存する観音堂の「銀閣」と東求堂は国宝に指定。当時の文化を代表する庭園は特別史跡・特別名勝に指定される。
- 京都府京都市左京区銀閣寺町2
- 8:30~17:00
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西芳寺
臨済宗の寺院。池泉回遊式庭園は京都屈指の名庭で、一面が苔で覆われたその様子から苔寺の名で親しまれている。拝観は申込制。世界遺産に登録されている。
- 京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56
- 通年|予約制
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養源院
文禄3年(1594年)創建。三十三間堂の向いにある。国の重要文化財に指定されている本堂の正面と左右の廊下の天井は、将士が自刃した時の板間を用いたものと言われ、俗に血天井と呼ばれている。
- 京都府京都市東山区三十三間廻町656
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妙顕寺
妙顕寺は1321年に創建された日蓮宗の寺院で、1334年には後醍醐天皇から勅願寺(国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して建てられた祈願寺)に指定されるなどし大いに繁栄した。竹の坪庭や水琴窟の庭など趣が異なる庭を楽しむことができるほか、桜や紅葉が美しいことで近年人気が高まっている。
- 京都府京都市上京区妙顕寺前町514
- 10:00~16:30
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十三重石塔
国の重要文化財。高さ15mで、近世以前に建造された石塔として日本最大のもの。1286年、西大寺の僧・叡尊により魚霊の供養と宇治橋の安全を祈って建立された。
- 京都府宇治市宇治塔川・府立宇治公園(中の島)
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伏見稲荷大社
日本全国で約3万社を超える「稲荷神社」の総本宮。711年の鎮座とされ、商売繁昌・五穀豊穣の神として信仰される。楼門・本殿は重要文化財に指定され、本殿背後にある数千本の鳥居は壮観。その先には稲荷山の登り口があり、山の神蹟を巡拝する約4kmの「お山巡り」を2時間ほどかけて行うことができる。
- 京都府京都市伏見区深草薮ノ内町68
- 8:30~16:30
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大原野神社
延暦3年に春日大社から勧請したことが始まりとされている。美しさを詠んだ平安時代の和歌が残るほど、古来から紅葉の名所として親しまれた。参道が紅葉のトンネルとなり、迫力ある景色を堪能できる。
- 京都府京都市西京区大原野南春日町1152
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斎場所大元宮
現在は吉田神社境内の末社のうちの一つの扱いだが、1484年にこの場所に建てられて以降、明治時代まで吉田神社(吉田神道)の信仰の中心地であった。始まりの神(虚無大元尊神)を中心に、そこから生まれる全ての神を祀っているため、 大元宮を参拝することは日本全国の神を参拝したのと同じ作用があるとされた。八角形の特異な形をした本殿は、国の重要文化財に指定されている。
- 京都府京都市左京区吉田神楽岡町30(吉田神社内)
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安楽寺
1681年、法然上人の弟子・住蓮上人と安楽上人により創建された念仏道場。後鳥羽上皇の女官だった松虫姫と鈴虫姫は、両上人から聞いた念仏の教えに感銘し出家。これを知った上皇は激怒し、二僧は斬首。さらに法然上人と親鸞聖人は流刑となった。その後、両姫は瀬戸内海の小島で生涯を終えた。「松虫鈴虫寺」とも呼ばれる。
- 京都府京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町21
- 9:30~16:30
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曼殊院
天暦年間(947年 - 957年)の創建で「天台宗五門跡」のひとつ。1656年、桂離宮の造営者・八条宮智仁親王の皇子である良尚法親王により現在地に移設された。庭園や建築物の各所に桂離宮に通じる要素が見られる。
- 京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
- 9:00~17:00
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大徳寺瑞峯院
大徳寺境内には塔頭が24あり、常時公開されているものはそのうち4つある。瑞峯院はそのうちの1つで、1532年、九州のキリシタン大名として知られる大友宗麟が自身の菩提寺として創建した。本堂、表門などが国の重要文化財に指定されており、庭園は作庭家・重森三玲によるもの。
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町81
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御金神社
御金神社は1883年に創建された比較的新しい神社で、金属にゆかりのある神を祭神として祀っている。昔からこの付近には金銀細工や鋳物の職人が集まる場所があり、そういった職業の人々から崇敬されていたが、時代が経つにつれてお金の運を上昇させたい人の参拝が増えて現在に至る。
- 京都府京都市中京区西洞院通御池上ル押西洞院町614
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宝筐院
宝筐院は、平安時代に白河天皇の勅願寺として創建された。中世は戦乱によって衰退したが、室町幕府第2代将軍・足利義詮らによって再興した。初夏の新緑や冬の雪景色など季節ごとに異なる美しさを楽しむことができるが、特に紅葉が美しいことで知られており、例年11月中旬から下旬に見頃を迎える。 ※勅願寺:天皇の発願により建てられた寺院
- 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9
- 9:00~16:00
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相楽神社
創建年代は不詳。江戸時代までは八幡社という名称だったが、明治時代から現在の名称になった。室町時代初期に建造された本殿は、和様・唐様・大仏様の手法が混在する珍しいものであり国の重要文化財に指定されている。
- 京都府木津川市相楽清水1
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三十三間堂(蓮華王院本堂)
「妙法院」の境外仏堂で、正式には「蓮華王院」。南北118mに及ぶ本堂正面の柱間が33あることから呼び名が付いた。1164年に後白河上皇が創建し、一度焼失。1266年に再建されて現在に至る。堂内には千手観音坐像を中央に1001体の観音像と、風神・雷神・二十八部衆30体の仏像が祀られ、国宝・重要文化財に指定される。
- 京都府京都市東山区三十三間堂廻町657
- 8:00~17:00 (11月16日~3月は9:00~16:00)
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大徳寺
1315年に創建された京都で有数の規模を誇る禅宗寺院。多くの名僧を輩出し、茶文化とも縁が深く、日本の文化に多大な影響を与えてきた。多くの文化財を有しており、豊臣秀吉が千利休に切腹を命じるきっかけになった三門(重要文化財)など見どころが多い。境内には24の塔頭があり、そのうち4つが常時公開されておりその他は不定期で特別に公開される。 ※塔頭:大寺院の境内にある庵や小寺
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町53
- 終日開放
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久世神社
創建の年代は不詳。日本武尊を祭神に祀る。江戸時代は「華霊天神社」と称し、明治時代以降「久世神社」に改められた。室町時代中期に建造された本殿は、国の重要文化財に指定されている。
- 京都府城陽市久世芝ヶ原142
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東寺(教王護国寺)
東寺真言宗の総本山。世界文化遺産に登録される。正式名は「教王護国寺」で、平安遷都時に創建された官寺を823年に弘法大師・空海が賜り、真言密教の根本道場とした。講堂の仏像は大日如来を中心に21体が配置され、「立体曼荼羅」と呼ばれる。伽藍配置は創建時の特徴が残り、五重塔は木造建築物では日本一の高さ55mを誇る。
- 京都府京都市南区九条町1
- 金堂・講堂8時~17時(16時30分受付終了)
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観知院(東寺)
観知院は後宇多法皇により建立された東寺の子院で、密教教学の場であった。1605年に建てられた客殿は国宝に指定され、客殿上段の間には剣豪・宮本武蔵によって描かれた絵が描かれている。これまで年2回のみ一般公開されていたが、修復工事を終えた現在は通年で公開されている。
- 京都府京都市南区九条町403
- 9:00~17:00
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八坂神社
約3000社ある「祇園社」の総本社。「祇園さん」の名で親しまれ、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と妻・櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)、その皇子たちの八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祀る。創祀は794年の平安遷都以前ともいわれ、格式ある「二十二社」のひとつとして朝廷が崇敬。全国の民衆からも信仰を集めた。
- 京都府京都市東山区祇園町北側625
- 参拝自由
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北野天満宮
947年創建の神社。学問の神・菅原道真を祀り、福岡県の太宰府天満宮とともに天神信仰を司る。権現造の複雑な屋根構成をもつ拝殿は、国宝に指定されている。
- 京都府京都市上京区馬喰町
- 5:00~18:00
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詩仙堂
江戸時代初期1641年、徳川家の家臣だった石川丈山が隠居のために建てた山荘。絵師・狩野探幽が描いた中国の詩家36人の肖像を掲げる「詩仙の間」を中心とし、四季折々に美しい唐様庭園がある。
- 京都府京都市左京区一乗寺門口町27番地
- 9:00~17:00
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大徳寺高桐院
大徳寺境内には塔頭が24あり、常時公開されているものはそのうち4つある。高桐院はそのうちの1つで、1601年に創建された。肥後(現在の熊本県)細川氏の京都における菩提寺で、利休屋敷から移築された座敷がある。 ※塔頭:大寺院の境内にある庵や小寺
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町73-1
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永観堂(禅林寺)
853年創建の浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院。一般には通称の「永観堂」の名で知られる紅葉の名所。京都に3箇所あった勧学院(学問研究所)の一つ。
- 京都府京都市左京区永観堂町48
- 9:00~17:00
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