自分の好きなものだけをギュッと詰め込む 愛が溢れるイラスト旅へ

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こんにちは。深川麻衣です。
あっという間に12月も半ばを過ぎ、クリスマスが終わったらいよいよ大晦日ですね。新しい年が近付いてきて、もう2019年が終わってしまうんだという寂しさと、新年に向けて身が引き締まるような、ワクワクした緊張感と高揚感。この時期ならではの独特な雰囲気が押し寄せてきて、ドキドキしている今日この頃です。
そして……今まで読んでくださっていた皆さんへ大切なお知らせなのですが、今回の記事で私のイラスト旅は最終回となります!
昨年2018年の11月から約1年間。連載のお話をいただいてから、普段から絵を描くのが好きな方にも、逆に絵は苦手という意識を持っている方にも、気軽にイラストに興味を持ってもらえたらいいな。楽しんでもらえたらいいな。という気持ちで始まりました。わたしの拙い文章力で大丈夫だろうか? イラストで何かを伝えられるのかな。。と、スタートした時は少し心配でしたが、このイラスト旅を通してたくさんの出会いがあり、発信しなければいけない立場なのですが、逆に改めてイラストを描くことの楽しさや表現することの自由さ、そしてポジティブな意味での難しさも教えていただいた時間でした。最終回ということでなんだか力が入ってしまいそうですが、肩肘はらず。いつも通りに。
NYひとり旅
今回は、少し前に初めてNYひとり旅へ行った時のことを書こうと思います。実はこれまで、国内でもひとりで旅行はしたことがなかったんです。なので、いきなり海外にひとり旅。大丈夫なの? と周りにはかなり心配をされました。英語が得意とか、流暢に話せるわけでもないので、細かい不安はたくさんありました。でも、行けるときに行きたい場所へ行かなければ、やりたいことをやらなければもったいない! という気持ちが強く、タイミング的にも今しかないと思って決意しました。NYはずっと行ってみたかった場所だったんです。思い立ってすぐ、先に航空券とホテルを予約して、自分の逃げ道を無くすことにしました(笑)。
ドキドキのひとり旅がスタート
無事に現地に到着してから、帰るまでの約1週間は本当にあっという間。全てが初めて見る場所、初めて触れる空気。起きているときは、目や耳や頭……すべてがフル回転していて、時差ボケも忘れて毎日予定をぎっしり詰め込んで行動しました。

まずはここに行かなきゃ! と、到着後すぐに訪れたタイムズスクエア。ずらりと並んだ液晶画面の迫力と、活気と溢れるパワーに圧倒されました。

今まで写真や映像でしか見たことのなかった「自由の女神」。

そして、お天気もよくて、お散歩が気持ち良かった「セントラルパーク」。公園内には、わんちゃんのお散歩をしている方がたくさん! NYは犬好きな方が多いのかな。観光、日光浴、お散歩、ランニング。みんながそれぞれ自由な時間を過ごしていました。

心が震えた、未だ余韻がぬけないミュージカル。

ブルックリンには古着屋さんがたくさん。宝物探しのように、可愛い古着を探して1日歩き回りました。もっと時間があったら2日間ぐらいかけたかったな……。

こちらは「メトロポリタン美術館」。とにかく広い……! じっくり見ようとしたら、1日ではとても足りません。写真撮影がOKな美術館が多かったり、学校の授業で小学生~大学生ぐらいの団体さんがたくさん来ていたり、絵画を隣にいる人と意見を交わしながら見ている方も多く、アートに対する距離がとても近いんだなぁと感じました。まだまだ、載せたい写真がたくさんあるのですが、すごい量になってしまいそうなのでここで区切ります(笑)。
「旅」を通して改めて感じたこと
NYは、さまざまな国からたくさんの人が、それぞれの目的があって集まっている場所。いろんな人種や文化が入り混じって、貫いたり合わさったり、進化している場所。とても単純な言い方になってしまいますが、「世界は本当に広いんだなぁ。広かったんだなぁ。でもこんなに近いんだ。」と、心の底から実感しました。今までお仕事で海外に行くことは何度かあったのですが、今回はそれを一番強く感じた旅になったと思います。あと、言葉のニュアンスが所々通じなかったとしても、伝えようとすれば、あしらうことなくしっかり聞こうとしてくれたり、聞いたら答えてくれたり……表情やコミュニケーションで笑顔が生まれることもあって。「ありがとう」と「ごめんなさい」は、世界共通でとても大事な言葉なんだということも実感しました。日本でも年齢は関係なく、この言葉をしっかり相手に伝える、伝えられるということはすごく大切だし、それができる人はとても素敵だなと思います。
……ずっと行ってみたくて、実際に行ってみたらもっともっと大好きになったNY。今回素敵な時間を過ごすことができた嬉しさと、見たもの、触れたものをつめこんで旅のイラストを描いてみました。
#タビノイラスト

-子供の頃、自分の好きなものだけをごちゃごちゃに入れていた宝箱のような、びっくり箱のような、たくさんのカラフルで心がワクワクするものが飛び出してくるイメージで描いてみました。またすぐに、行けたらいいな。大切な旅の思い出のイラストになりました。
約1年間、イラスト旅を読んでくださった皆さん。本当にありがとうございました! 来年も、よいお年を(^ ^) そしてぜひ、これからも素敵なイラスト旅・イラストライフを楽しんでくださいーーー!

深川麻衣