イラスト旅は自由自在! 自分の手でカタチにできる“絵”の楽しさ
こんにちは! 深川麻衣です。気付けば2019年も残すところあとわずかですね。毎年この時期になると1年の時の流れの早さに驚きます。取材などでも、「来年の目標はありますか?」と聞かれることも多くなり、来年は何をしようかな、どんな年にしたいかなぁと、ふと自問自答する時間が増えていきます。皆さんはどんな1年にしたいですか? 私は、やってみたいこと。行ってみたい場所。新たに挑戦したいこと。……たくさんあるのですが、引き続き変わらず来年もお仕事を通して色々な表現をしていきたいです!
今年はありがたいことに“作品との出会い”、作品を通した“人との出会い”がたくさんありました。撮影期間に入ると食事や体調含め自己管理がすごく大切になってくるのですが、オン・オフをしっかり区別して、たくさん働いたら疲れを引きずらないように、休める時はしっかり休むということも大切なんだと再確認した2019年でした。ということで、先日、癒しを求めてとある場所に行ってきたんです!
どうぶつ広場「コツメイト」
このお店では、モモンガ、ハリネズミ、カワウソといった普段なかなか接することのできない可愛い動物たちと触れ合うことができるんです。
みんなそれぞれ思うがままに過ごしている店内。なかにはお昼寝をしている子もいました。はぁ…癒される……。
コツメカワウソちゃん。ずっと水族館やテレビなどで見ては可愛いなぁと思っていたのですが、まだ直接触れ合ったことはなくて、念願の時間でした……! おやつをあげたり、抱っこしたり。私がお邪魔した時は、まだ生まれて間もない赤ちゃんカワウソを見せていただきました。
手が柔らかい! そしてすごく器用! 体格も性格もちょっとずつ違う。それぞれの子に個性があって、とびきりチャーミングで自然体な姿にますます虜になってしまいました。また会いにいきたいなーーー! 今回は、そんな愛くるしいカワウソ達との出会いから発想してイラストを描いてみましたよ。
まず、画材に使ったのはこちら「フリクション色鉛筆」。書いてもこすれば文字が消せる「フリクションボールペン」はすっかりおなじみですよね。発売された時は、画期的でとても驚いたのを覚えています。そんなフリクション、実は「色鉛筆」もあるんです!
こう描いたものが……
こんな風に! 不思議と、描いた色鉛筆がきれいに消せてしまうんです。色を塗っている時にはみ出してしまって描き直したくなったりしても大丈夫。失敗の心配ゼロです。消しゴムで「消す」こともできるし、「描く」こともできる。そんな面白い使い方ができちゃいます。
カワウソは、もともと水辺や海で生息している動物。とても早く泳ぎます。お店の中でも、気持ちよさそうに水浴びをしている子達がいました。みんなの自由気ままに過ごす様子を見ていたら、海の中で一緒に自由に泳げたら気持ちいいんだろうな〜と夢がふくらみ、こんな絵が完成しました!
#タビノイラスト
カワウソとの海中浪漫飛行。あたたかい、光が差し込んでキラキラしている海の中で、一緒にふよふよと泳いでまわったり潜ったり漂っているイメージ。現実で同じことをするのはなかなか難しいかもしれないけれど……(笑)。でも、絵の中ならできちゃう!
私はカメラで写真を撮ることも大好きなのですが、この間取材中に、「絵を描くことと写真を撮ること。深川さんの中ではどういう表現の違いがありますか?」という質問をいただいた時があって。そこで改めて考えてみたのですが……絵はもちろん目の前にあるものをそっくりそのまま描き写すこともできますが、色使いや何を描くか、もちろん誰が描くかによっても、全く違うものになること。自由に頭の中のものを取り出して自分の手で形にできること、人に伝えられることが絵の楽しさのひとつなのかな? と改めて思いました。2019年から新しい年に向けて。来年の抱負、やってみたいことを絵に描いてみるのも楽しいかもしれません。皆さんもぜひイラスト旅、楽しんでください!