
近畿のおすすめの神社仏閣
近畿エリアの神社仏閣では丹生川上神社(中社)や長寿寺、芳徳寺がおすすめです。
古都の伝統と歴史を感じる地の寺社をおすすめ順に紹介します。
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丹生川上神社(中社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。東殿前に立つ石灯篭が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県吉野郡東吉野村大字小968
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長寿寺
創建時期は不詳だが、奈良時代(710年-794年)に聖武天皇の勅願によって創建されたとされる。常楽寺・善水寺とともに湖南三山の1つに数えられる。本堂は、鎌倉時代初期における純和風の建造物として装飾が優れており、建物の構造が技術史的に価値が髙いことから国宝に指定されている。
- 滋賀県湖南市東寺5丁目1-11
- 9:00~16:00
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芳徳寺
多くの剣豪を輩出した、柳生家の菩提寺。柳生一族の墓が並ぶ。本尊の左右には、徳川将軍家の剣術指南役となった柳生宗矩や、宗矩と親交のあった僧・沢庵和尚の像が安置されている。
- 奈良県奈良市柳生下町445
- 9:00~16:30
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化野念仏寺
死者が風葬されていた化野で、811年に空海が遺骸を供養したことに始まる寺。境内の8000体もの石仏・石塔は、化野に散在していた無縁仏を掘り出して集めたもの。毎月24日には水子供養が営まれる。
- 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
- 9:00~16:30
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伏見稲荷大社
日本全国で約3万社を超える「稲荷神社」の総本宮。711年の鎮座とされ、商売繁昌・五穀豊穣の神として信仰される。楼門・本殿は重要文化財に指定され、本殿背後にある数千本の鳥居は壮観。その先には稲荷山の登り口があり、山の神蹟を巡拝する約4kmの「お山巡り」を2時間ほどかけて行うことができる。
- 京都府京都市伏見区深草薮ノ内町68
- 8:30~16:30
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岩樟神社
淡路島の北端、恵比寿神社のすぐ後ろの洞窟にある神社。国産みの神「伊弉諾尊」と「伊弉冉尊」と伊弉諾尊と伊弉冉尊の間に産まれた子「蛭子」を祭神として祀る。蛭子は一般的には商売の神「戎さん」で知られ、ここから西宮に流れ着いて西宮戎神社の神体になったと伝わる。
- 兵庫県淡路市岩屋
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大黒山金剛寺庚申堂(八坂庚申堂)
天徳4年(960年)創建。庚申信仰の発祥の地といわれる。庚申信仰では猿は神の使いとされ、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三匹の猿がいたるところに見られる。「くくり猿」と呼ばれるカラフルなお守りに願い事を書いて吊るすと、願いが叶うといわれる。境内に吊るされた大量のくくり猿が壮観だ。
- 京都府京都市東山区金園町390-1
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法道寺
天智天皇9年(670年)創建。国の重要文化財に指定されている鎌倉時代の食堂は簡素な造りで大阪府下で金剛寺と2棟のみ。ともに重要文化財に指定されている多宝塔は南北朝時代中期に建てられたと考えられている。
- 大阪府堺市南区鉢ヶ峯寺401
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高野山壇上伽藍・金剛峯寺
「奥之院」と並び、世界遺産高野山の二大聖地。高野山は弘法大師・空海が816年に開いた霊場で、空海が最初に整備した場所が「壇上伽藍」であった。真言密教の根本道場として高野山の中核をなし、周囲に様々な名所が立ち並ぶ。
- 和歌山県伊都郡高野町大字高野山
- 施設に拠る(概ね8:30~17:00頃)
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醍醐寺
真言宗醍醐派の総本山。醍醐山全体を寺域とし、80余の堂塔が立つ大規模な寺院で、世界文化遺産に登録される。874年に聖宝理源大師が開山し、のちに豊臣秀吉が再興。1598年に秀吉が催した宴は「醍醐の花見」として知られ、これにちなんで毎年4月の第2日曜に「豊太閤花見行列」が催される。
- 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
- 9:00~17:00
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金峯神社(吉野山/奥千本エリア)
金峯神社は創建時期は不詳だが、平安時代に編纂された「栄花物語」に藤原道長がこの神社に参拝したことが記されている。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素で、神社脇の小路を下った場所には源義経が逃げ隠れたと言われる「義経隠れ塔」がある。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山1651
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随願寺
随願寺は、聖徳太子が高麗の僧・慧便に命じて創建したのが始まりとされる。その後735年頃に行基が復興し大寺院になったが、戦国時代の1573年に戦火で焼失した。現在の本堂は姫路藩主・榊原忠次によって再建されたもので、堂内には狩野探幽の天井画が残っており、本堂や唐門などが国の重要文化財に指定されている。
- 兵庫県姫路市白国5番地
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祇王寺
竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵。平清盛の寵愛を受けた祇王が、清盛の心変わりにより都を去り、母と妹とともに出家して晩年を過ごした悲恋の尼寺として知られる。
- 京都府京都市右京区嵯蛾鳥居本小坂町32
- 9:00~17:00
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法金剛院
法金剛院は京都市右京区にある律宗の寺院で、平安時代初期に右大臣であった清原夏野の山荘を起源としている。1970年、境内から平安時代に作られた浄土庭園が発掘され、特に庭園北側に組まれた「青女の滝」は、平安時代のものがそのまま残る貴重な遺構であるため、庭園内の青女の滝とその背後に広がる五位山のみが特別名勝に指定された。
- 京都府京都市右京区花園扇野町49
- 9:00~16:00
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向日神社
718年創建。もとは「向神社」という名称だったが、同じ向日山にあった「火雷神社」と1275年に合祀され現在の社名になった。室町時代の1418年に建築された「三間社流造」の本殿は、国の重要文化財にも指定されている。東京の明治神宮本殿は、当社本殿を1.5倍にして設計されている。
- 京都府向日市向日町北山65
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伊居太神社
5世紀頃中国の呉から渡来し、機織り、裁縫、染色の技術を伝えた穴織(あやはとり)を祀る。古くから通称「上の宮さん」として親しまれてきた。785年に社殿を新たにし、応神天皇、仁徳天皇を祀るようになった。現在の社殿は1604年に豊臣秀頼によって再建されたもの。
- 大阪府池田市綾羽2丁目4-5
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実相院(岩倉実相院門跡)
実相院は1229年に創建された天台宗の寺院で、かつては天台宗寺門派三門跡の一つとして繁栄した。中世は多くの建物が戦火で消失したが、江戸幕府将軍・徳川家光の援助によって再建された。また、明治時代に活躍し近代日本の発展に貢献した岩倉具視は、江戸時代末期に一時ここに住んだ。境内には2つの庭園があり、新緑や紅葉の季節には床に木々の色が反射し「床みどり」「床もみじ」と呼ばれる。
- 京都府京都市左京区岩倉上蔵町121
- 9:00~17:00
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高山寺
757年創建。その後衰退したが鎌倉時代に源頼朝の命により東大寺住職・俊乗坊重源により復興され、1958年(昭和33年)に現在地に移築された。紅葉が美しいことで知られ、秋は多くの人出賑わう。境内には四国八十八霊場の本尊などの石仏が多数祀られている。
- 兵庫県丹波市氷上町常楽50-1
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弘誓寺
正応3年(1290年)に創建。古い町並みが続く静かな金堂地区に、堂々とひときわ高くそびえ立つ。現在の本堂は宝暦5年(1753年)再建されたもので国の重要文化財に指定されている。
- 滋賀県東近江市五個荘金堂町615
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稱念寺(称念寺)
国の重要文化財。浄土真宗寺院の本堂としては、本山の本願寺以外で初めて国の重要文化財に指定された寺院。1514年に今井兵部によって開かれた念仏道場が始まりで、永禄年間(1558年~1570年)に寺院として整備された。創建以来現在に至るまで今井家が住職を務めており、豊臣秀吉政権下では手厚く庇護された。
- 奈良県橿原市今井町3-2-29
- 6:00~18:00
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唐招提寺
苦難の末に来日を果たした唐の高僧・鑑真和上が、759年に創建した寺。世界遺産に登録されている。御影堂の鑑真和上像は日本最古の肖像彫刻。
- 奈良県奈良市五条町13-46
- 8:30~17:00
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片埜神社
4世紀頃の創建と伝わる。戦国時代の戦乱で荒廃したが豊臣秀吉によって復興され、大坂城の鬼門鎮護の社とされた。秀吉の子・秀頼によって社殿が大造営され、そのうち本殿と南門が現存し、本殿は国の重要文化財に指定されている。
- 大阪府枚方市牧野阪二丁目21-15
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永観堂(禅林寺)
853年創建の浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院。一般には通称の「永観堂」の名で知られる紅葉の名所。京都に3箇所あった勧学院(学問研究所)の一つ。
- 京都府京都市左京区永観堂町48
- 9:00~17:00
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積川神社
3世紀後半頃の創建と伝わり、中世以前は和泉国内有数の大社であり和泉五社の一社に数えられている。豊臣秀頼が再建した本殿は、国の重要文化財に指定されている。
- 大阪府岸和田市積川町350
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南法華寺(壷阪寺)
大宝3年(703年)に創建といわれる。壷阪寺とも呼ばれ、「枕草子」の中で清少納言によって「寺は壷阪、笠置、法輪」と賞賛される。国の重要文化財に指定されている礼堂や三重塔、そして天竺渡来の大観音石像がある。
- 奈良県高市郡高取町壷阪3番地
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浄土寺
鎌倉時代初期(1190-1198年)の創建。多数の文化財を所有する事で知られ、大仏様建築の浄土堂と鎌倉時代を代表する仏師・快慶の大作「阿弥陀三尊像」が特に著名で、いずれも国宝に指定されている。浄土堂は、夕刻の西日によって堂内が赤く染まり、三尊像が浮かび上がるよう計算し設計されている。現代建築家・安藤忠雄は、淡路島にある本福寺・水御堂を設計した際にこの効果を参考にした。
- 兵庫県小野市浄谷町2094
- 9:00~17:00 ※12:00~13:00は拝観不可、10月~3月は16時まで
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十三重石塔
国の重要文化財。高さ15mで、近世以前に建造された石塔として日本最大のもの。1286年、西大寺の僧・叡尊により魚霊の供養と宇治橋の安全を祈って建立された。
- 京都府宇治市宇治塔川・府立宇治公園(中の島)
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銀閣寺
室町幕府8代将軍・足利義政が、隠居後の1482年より造営を始めた別荘。世界文化遺産に登録される。義政の死後に禅寺へと改まり、正式名の「慈照寺」はその法号にちなむ。創建当時から現存する観音堂の「銀閣」と東求堂は国宝に指定。当時の文化を代表する庭園は特別史跡・特別名勝に指定される。
- 京都府京都市左京区銀閣寺町2
- 8:30~17:00
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斑鳩寺
606年創建と伝えられる。もとは奈良の法隆寺の別院。現在は比叡山を本山にする天台宗となっている。三重塔、木造の日光・月光菩薩像などは国の重要文化財に指定されている。
- 兵庫県揖保郡太子町鵤709
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紀州東照宮
1621年、紀州藩主・徳川頼宣が父・家康を祀るために創建。豪華絢爛な社殿の周囲を極彩色の精巧な彫刻や壁画が飾る。5月に行なわれる「和歌祭」では、神輿をかついだ男たちが階段を下り、勇壮な姿を見せる。
- 和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-20
- 9:00~17:00
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