【鈴木ちなみのお取り寄せ旅】奄美大島の郷土料理・鶏飯で南国気分を味わう

こんにちは! 旅色アンバサダーの鈴木ちなみです。だんだんと冬めいてくる季節ですが、みなさん風邪などひいていないですか? 寒くなってくると暖かい場所が恋しくなりますよね。日本の冬でも南の方に行けば寒さが和らぐわけですが……わたしは家でおいしいものを食べて南国気分を楽しみたい! そう、そんな時にぴったりなのが「お取り寄せ旅」なんです。
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いつものようにお取り寄せページをのぞきに行きます。「旅色」のお取り寄せページはエリア別で商品を探すこともできて、本当に便利なんですよ! 今回は南国気分を味わうため……九州のページをチェックしてみました。
本日のお取り寄せ「奄美大島郷土料理|美味しさそのままお届け冷凍鶏飯 2食分」

今回私が選んだのはこちら! 奄美大島の郷土料理「鶏飯」です。さまざまな具材にスープも付いているので、ご飯さえあれば手軽に奄美の味が楽しめます。鶏飯の発祥について調べてみると、なんと約400年以上も前から食べられているんだとか。昔から各家庭で鶏を飼う習慣があり、大事なお客様をもてなす時や正月、祝辞の際に大切な鶏を捌いて食べる文化があったそうです。そんな中、薩摩藩が奄美大島を支配していた頃、現地の人達が薩摩の役人をもてなすために振舞ったことから生まれたといわれています。
以前、奄美大島に行った際に本場の鶏飯を味わったことがあります。ふっくらとした鶏肉にスープをたっぷりかけていただいた鶏飯は、体に染み渡るような優しい味。お皿の上には鶏肉のほかに錦糸卵やネギなどの薬味が添えられていて、たしかにこのお皿だけでも“おもてなしの心”を感じますよね。大きなお鍋からスープをすくって、みんなでワイワイ食べたのも楽しい思い出です。
400年前も、武士が着物姿であぐらでもかいてこの鶏飯を食べていたのかな~と、お取り寄せグルメから時代を超えた想像が膨らんできました。
奄美大島の思い出スポット
私が奄美大島へ行ったのは1月だったのですが、ポカポカと日差しを感じる気持ちの良い気候でした。奄美大島でいちおしのアクテビティといえば、マングローブのカヌーツアー! 実は私、カヌーが大好きなんです。
マングローブの森は水の流れが速くないので、初心者でも安心して進めるコースとなっています。生い茂るマングローブのアーチの中を進んで行くのは圧巻ですよ~。なによりマングローブを間近に、奄美の大地のパワーをヒシヒシと感じられます。また、奄美大島はアマミノクロウサギやケナガネズミなど、めずらしい生き物に出会える場所でもあります。印象に残っているのは、リュウキュウアサギマダラという蝶。
写真は木に止まっている様子ですが、羽を広げるとエメラルドブルーの模様がとても綺麗で、宝石が飛んでいるように見えました。奄美大島ではこのリュウキュウアサギマダラが集団で越冬するため、冬の間、木に身を寄せ合って止まっている様子を見ることができるそうです。
お取り寄せ鶏飯、いただきます!

さてさて、奄美大島の思い出話に花が咲いてしまいましたが、お取り寄せした鶏飯をいただきたいと思います! 温かいご飯を器によそって具を乗せて、最後にスープをたっぷりかけていただきます。具材は鶏肉、錦糸卵、甘く煮た椎茸、刻んだパパイヤにタンカン、最後に海苔をたっぷりのせました。パパイヤやタンカンが薬味としてあるのもめずらしいですし、これがあることによってより南国を感じますよね。

まずはスープをぐびっと飲んでみます。鶏の出汁がしっかりと出ていて風味が一気に口に広がります。こちらのスープは鶏ガラではなく、丸鶏を使って8時間も煮込んで出汁をとっているそうで、手をかけているからこそ出る旨味を感じました。肝心のご飯と具材はというと……旨味たっぷりのスープが染み込んだご飯と柔らかい鶏肉、タンカンの風味がアクセントになって、めちゃめちゃおいしい! ご飯がどんどん進んじゃいます。食欲がない時でも、スルスル~っと食べられるようなほっこりする味でした。
南国気分を味わうお取り寄せグルメでストレス解消を
寒い毎日を過ごしているとどうしても肩に力が入ってしまいがちです。いろんなストレス解消法がありますが、この冬はぜひ「お取り寄せ旅」を! 奄美大島の旨味たっぷりのお取り寄せでふーっとひと息つきながら、南国気分を味わうのはいかがですか?