御船町では四季折々、特色のあるイベントが開催され、町をあげて盛り上がっています。歴史ある伝統行事、春の訪れを感じる風物詩、笑顔や笑いがあふれるイベントなど、ここでしか体験できないものばかり。参加すれば御船町をより深く知ることができるはず。
御船町では四季折々、特色のあるイベントが開催され、町をあげて盛り上がっています。歴史ある伝統行事、春の訪れを感じる風物詩、笑顔や笑いがあふれるイベントなど、ここでしか体験できないものばかり。参加すれば御船町をより深く知ることができるはず。
毎年5月3日に開催される「吉無田高原緑の村草スキー大会」。舞台は吉無田高原緑の村にあるローンスキー場で、約100mの芝生の斜面をソリにのって一気に滑走し、その速さを競う大会です。子どもから大人まで年齢を忘れて、スリルとともに楽しめるのがこのイベントのおもしろさ。なかでも注目したいのは、色とりどりの恐竜の着ぐるみを着たグループのレース。ファニーな恐竜の姿は、なんとも言えないかわいらしさがあります。
「御船があーっぱ祭り」は御船町最大のイベント。町の中心部を流れる御船川に棲むカッパが悪さをするため、お祭りの客として招いたところ御船の商売が繁盛したという伝説にちなんだお祭りです。お祭りのフィナーレには夜空を彩る美しい花火が打ち上げられます。幻想的な光と音の演出が観客を魅了します。
「みふね精霊流し」は300年の伝統を今も守り続ける伝統行事。毎年8月16日の夕方に、初盆を迎えた家族や友人が手作りの精霊船を御船川に流して故人をしのびつつ、海や川の水の恵みに感謝します。また、先祖を供養する供養万灯や、誓い、夢、願いごとを書き込むことができる「願い万灯」に思いを託すこともできます。夕闇に浮かび上がる幻想的な光の帯を眺めながら、夏の終わりに心穏やかなひとときを過ごすことができるでしょう。
「御船ジュラシックトレイル」は吉無田高原をスタート・ゴール地点とするトレイルランニング大会です。トレイルランニングは舗装された道路ではなく、林道や登山道など自然の中を走るのが醍醐味で、自然の息吹を感じながら完走を目指します。特にこのコースは、急坂が少ないことからトレイルランニング初心者も挑戦しやすいそう。小学生・中学生の部に分かれる3kmと高校生以上が参加できる20kmのコースがあります。
地元では春を呼ぶイベントとして親しまれる「吉無田高原野焼き」は、整然とした草原を維持するための大切な行事でもあります。山頂から斜面を駆け下りながら火を放つと、大きな炎となり約20haある高原の山肌を焦がしていく様子は圧巻です。改めて、高原の豊かさを感じることができます。