あふれる自然と新鮮な空気に包まれ、海や山などの美しい自然に、どこか懐かしい街並みを堪能できる、愛媛県伊予市。「緑や海が豊富なところがすてき!」と言う北乃きいさんの自然やグルメ、文化、話題の絶景スポットを楽しむ1泊2日の旅がスタートしました。
写真/齋藤弦(ACUSYU) 動画/プログレス 文/山西裕美(ヒストリアル)
プラン作成/板垣侑季(旅色コンシェルジュ)
※新型コロナウイルスの影響により、施設の営業状態が変更になっている場合もあります。最新の公式情報をご確認ください。
あふれる自然と新鮮な空気に包まれ、海や山などの美しい自然に、どこか懐かしい街並みを堪能できる、愛媛県伊予市。「緑や海が豊富なところがすてき!」と言う北乃きいさんの自然やグルメ、文化、話題の絶景スポットを楽しむ1泊2日の旅がスタートしました。
写真/齋藤弦(ACUSYU) 動画/プログレス 文/山西裕美(ヒストリアル)
プラン作成/板垣侑季(旅色コンシェルジュ)
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1951(昭和26)年創業「金沢製菓」の直売店として、2022年2月にオープンした、米を窯で加熱して膨らませた「ポン菓子」の専門店。「ポン菓子」には、砂糖で味付けしたサクサク食感の「パットライス」と、水飴と砂糖を絡めて固めた「オコシ」があります。伝統の味を後世にも伝えたい、と3代目の店主が試行錯誤しながら作り出した「パットライス」のフレーバーは、人気の「プレーン」や愛媛県ならではの「甘夏味」など約20種類。乳脂肪分の高い、濃厚だけど甘みを抑えたソフトクリームに、パットライスをトッピングしたメニューも大人気です。
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住所/愛媛県伊予市尾崎129-1
電話/089-982-0866
時間/10:00〜18:00(3月〜11月)、12:00〜17:00(12月〜2月)
定休日/月曜、火曜、第2・第4日曜
カフェのような佇まいがおしゃれな、DIYと水まわり雑貨の店「mononimo」。もとは職人が集うショールームだった場所をリニューアル。オーナーがセレクトしたカラフルなタイルや塗料、おしゃれな輸入壁紙、アンティークなフックやカラン(蛇口)などを扱う店にし、2018年5月にオープンしました。初心者にはタイルや壁紙の貼り方を丁寧に教えてくれるのはもちろん、タイルを使ったコースターやイスのワークショップなども随時開催しています。コロナ禍以来、幅広い年齢層のDIY人口が増え、県外からもこの店を目指して来る人が増えたのだとか。
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住所/愛媛県伊予市下吾川946-1
電話/089-983-1598
時間/10:00〜18:00
定休日/水曜(臨時休業あり)
美しい夕焼けが見られることで有名な「夕やけこやけライン」沿いに建つ、2000年開店の海鮮レストラン。2代目となる店主が、カウンターバー付きのおしゃれなカフェバー風に改装し、外国人客からも評判になりました。大きな窓から海の景色を堪能しながら、地元の双海町で仕入れる鮮魚を使った寿司や天ぷらのセットなどが味わえます。2018年からは、店主が空き家を利用した民泊もスタート。電化製品はすべて「バルミューダ」。オーガニック製タオルなどの備品のほか、ジャグジーもあって女子旅に人気です。
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住所/愛媛県伊予市双海町串1213-38
電話/089-987-0654
時間/11:00〜15:00
定休日/火曜、水曜、ほか不定休
724(神亀元)年に建立され、2024年に創建1300年を迎える「三島神社」。起源は、輝く金幣を背中に乗せた亀が海からあがり、山に駆け上り人々を先導したというエピソードから。良いことが起こる象徴としてこの地に亀の像を奉納したとされます。古くは拝殿前に鎮座する、狛犬ならぬ「狛亀」を目当てに全国から人が訪れていましたが、近年では石段の途中にある神門から伊予灘の海を見下ろす景色が、“映えスポット”として人気に。建立時から原生していると伝わる石段上部左右のシイノキ群は、伊予市指定文化財の天然記念物に指定されています。
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住所/愛媛県伊予市双海町高岸甲1320
電話/089-986-1577
JR予讃線「下灘駅」は、数々の映画やテレビドラマのロケに使われた有名な無人駅。シンプルな上屋とベンチだけのホームから見えるのは、視界を遮るものが何ひとつない空と海。晴れた日の昼間は空と海の美しいブルーのコントラスト、夕方には沈みゆく夕日と茜色に染まる空、黄金色に輝く海を堪能できるフォトスポットです。駅前の白いトレーラーで営業する「下灘珈琲」では、こだわりのコーヒーや愛媛の柑橘を使った100%ジュースを購入できます。美しい景色を眺めながらのカフェタイムは、贅沢な気分にさせてくれます。
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住所/愛媛県伊予市双海町大久保
伊予市中山町「栗の里公園」内、「花の森ホテル」すぐそばに2001(平成13)年にオープンした植物園「なかやまフラワーハウス」。広さ500坪、高さ20mのガラス張りの温室には、約100種類の熱帯植物、熱帯果樹が栽培されています。1階は多肉植物や観葉植物、ガーデニンググッズの販売、2階には岩石などを配置した場所に植物を植え付けた「ロックガーデン」が広がります。プリザーブドフラワーのアレンジ、多肉植物の寄せ植えなどのワークショップも人気です。
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住所/愛媛県伊予市中山町中山戌723
電話/089-967-5020
時間/9:00〜16:00
定休日/月曜(祝祭日の場合は翌日)
2018(平成30)年に「道の駅なかやま」としてリニューアルオープンした、「なかやまクラフトの里」のそば打ち体験道場と併設されている「こねこね亭」は、その日に打ったそばしか提供しないというこだわりの店。中山山麓で栽培されたそばの実を石臼で丹念にひき、粉の状態やその日の天候を踏まえ手打ちしたそばを、こだわりのカツオ出汁と秘伝の返しで仕上げたつゆでいただきます。「なかやまクラフトの里」ではオリジナルの栗ペーストや、地元の新鮮な野菜や果物、地元のお母さん手作りのお惣菜など、ご当地グルメが購入できます。
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住所/愛媛県伊予市中山町中山子271
電話/089-968-0756
時間/11:00~15:00(LO)、10:30〜16:00(LO)
定休日/第3月曜(祝日の場合は翌日)
「なかやまフラワーハウス」で販売されているおしゃれな植木鉢のなかには「陶房kibi」制作のものも。小学生の頃に、この地域にある「佐礼谷窯」での陶芸体験をきっかけに、陶芸に目覚めたという店主が2017年に創業。砥部の土を使うことにこだわりながらも、白地に紺の伝統的な砥部焼とはひと味違った器を作り出しています。盛り付ける食材がおいしくなるように、植物が長生きするようになど、常に機能性と使いやすさを考えて生み出された器は、すべて1点もの。県外、海外からの注文も増えています。
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住所/愛媛県伊予市中山町佐礼谷甲414-1
電話/090-5278-2492
営業時間/9:00〜17:00
定休日/月曜
2007(平成20)年に、愛媛県で初めてプロポーズにぴったりのスポット「恋人の聖地」に認定された「ふたみシーサイド公園」。白い砂浜、穏やかな青い海、どこまでも広がる空が織りなす絶景に、ウッドデッキや屋上広場もあり、デートスポットにも観光の休息場所にも最適です。2021(令和3)年には、レストランやカフェ、伊予市の特産物を扱う産直市などが並ぶ「道の駅ふたみ」がリニューアルオープン。夕日が美しいこの場所にちなんで置かれた、夕日や夕焼けが出てくる童謡の歌碑を見つけながら、夕暮れ時を待つのもおすすめ。
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住所/愛媛県伊予市双海町高岸甲2326
電話/089-986-0522(道の駅ふたみ)
1924(大正13)年創業の石田製餡所が、2017年にスタートした和洋菓子店「an’patisserie 七日」。店名の由来は、生のあんこがおいしく食べられる期間が7日であることから。工場が併設されているので、新鮮な餡を使ったスイーツを提供できます。あんこが好きではない人にも食べてもらいたいという思いから、ちょうどいい甘さの餡がたっぷり詰まったどら焼きや餡とチョコのテリーヌなど、バラエティ豊かなメニューが揃います。一番人気のいろいろな味の餡を寒天で包んだ「七日の餡玉」は見た目もかわいく、お土産にもおすすめ。
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住所/愛媛県伊予市下吾川1715-4
電話/089-982-5569
時間/9:30〜17:00
定休日/火曜、水曜
飛騨高山で8年修行した代表が、2014年6月に立ち上げた家具屋「アカトシロ」。印象的な店名は木材を輪切りにすると、中心に近い部分を赤身、外側が白太ということに由来するとか。看板商品は、伊予市の優れた産品であることを証明する「ますます、いよし。ブランド」に認定された「ゴイチ®」。座る、足を乗せる、肘置き、枕、うつ伏せの5通りの使い道がある低座椅子です。他にも、コーヒー豆の保存容器や箸置きなどのおしゃれで実用的な小物の販売、テーブルや椅子などのオリジナルオーダーも受けています。
[DATA]
住所/ 愛媛県伊予市下吾川1867-1
電話/089-916-6514
時間/11:00〜17:00
定休日/火曜、水曜、木曜