《奈良編》
古くから桜の名所で知られる吉野山に立つ旅館「竹林院群芳園」。もともとの名は聖徳太子が建立した「椿山寺」で、後に「竹林院」に改名された。豊臣秀吉や数多くの文人墨客の宿として愛され、なかでも千利休が作庭し、“大和三庭園”にも認定されている庭が有名だ。館内には豊臣秀吉が吉野山観桜時に使用した茶弁当、狩野元信の屏風「夏冬芭蕉」などの絵画や伝統工芸品が展示されている。都会の喧騒から離れ、先人の姿を思い浮かべながら、世界遺産にも登録された吉野山の歴史に触れてみてはいかが。
おこもり旅で、周囲を気にすることなく美食を楽しむには、上げ膳据え膳の部屋食が可能な宿を選ぶのも選択肢のひとつ。露天風呂付き客室なら、のんびり温泉に浸かったり、ゆったり美食三昧をしたりの贅沢な時間が過ごせます。ホテルステイでおこもりするなら、お洒落にルームサービスを利用するのもおすすめです。お風呂にゆったり浸かり、美食を堪能したら、館内のエステサロンで磨きをかけ、心身ともにリフレッシュしてください。
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