
滋賀県のおすすめの神社仏閣
滋賀県の神社仏閣では釈迦山 百済寺(湖東三山)や鶏足寺、円満院がおすすめです。
湖と歴史の調和する場所の寺社をおすすめ順に紹介します。
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釈迦山 百済寺(湖東三山)
百済寺は606年に聖徳太子によって創建された天台宗の寺院で、金剛輪寺と西明寺とともに湖東三山と称される。百済寺という名称からこの寺は朝鮮半島からの渡来人に関係が深いと推察される。中世以降は火災や戦乱さらに織田信長による焼き討ちなどで、焼失と再建が繰り返された。百済寺の境内地は国の史跡に指定され本堂は国の重要文化財に指定されているほか、紅葉の名所として知られる。
- 滋賀県東近江市百済寺町323
- 8:30~17:00
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鶏足寺
735年、行基によって創設された古寺。その後荒廃したが799年最澄により再興。中世は繁栄したが江戸幕府の終焉とともに衰退し、 現在は廃寺となっている。秋は紅葉の名所として、多くの人で賑わう。
- 滋賀県長浜市木之本町古橋
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円満院
円満院は、987年に村上天皇の皇子・悟円法親王により創建された。以後、皇族が関係する門跡寺院として繁栄した。宸殿は国の重要文化財、庭園は国の名勝に指定されている。
- 滋賀県大津市園城寺町33番地
- 9:00~16:30
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龍潭寺
龍潭寺は1600年に行基によって創建された臨済宗の寺院で、江戸幕府末期に大老としてアメリカとの条約締結を強行し開国へ導いた井伊直弼を排出した井伊家の菩提寺である。龍潭寺は「庭の寺」と呼ばれるほど境内には庭園が多くある。これは、龍潭寺に禅宗の大学寮があり、その中に造園を学ぶ園頭科があったことが関係している。 ※大老:江戸幕府の役職で、将軍を補佐する最高職
- 滋賀県彦根市古沢町1104
- 9:00~16:00
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永源寺
1361年に創建された臨済宗永源寺派の大本山。紅葉の名所として知られ、秋には多くの観光客で賑わう。秘仏の聖観音像を本尊とし、祈願すれば子供や跡継ぎに恵まれると伝わる
- 滋賀県東近江市永源寺高野町41
- 9:00~16:00(紅葉時期は8:00~17:00)
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旧竹林院
延暦寺里坊群の一つで、旧竹林院境内にある回遊式庭園。里坊庭園の中で最大の広さを誇る。もとは江戸時代初期に作庭された庭園だが、明治時代に竹林院は譲渡され、現在の庭園はこの時期に整備されたもの。坂本地区は非公開の庭園が多いが、ここは通年で公開されている。
- 滋賀県大津市坂本5丁目2番13号
- 9:00~17:00
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石塔寺
西暦500年前後、聖徳太子により創建されたと伝わる。境内には阿育王塔と呼ばれる石造三重塔を中心に、数万基の石塔や石仏が並んでおり、毎年8月末には「石塔寺万燈祭」が開かれる。石造三重塔、石造宝塔、石造五輪塔が国の重要文化財に指定されている。
- 滋賀県東近江市石塔町860
- 9:00~18:00(11月~4月:~17:00)
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盛安寺
創建は不明だが、文明年間(1469年~1487年)に杉若盛安が再興し、自分の名を付けたと伝えられる。観音堂に安置される十一面観音立像は、平安時代(794年~1185年)の作とされており、国の重要文化財に指定され、5・6・10月の土曜日とGW、1月1日~3日のみ公開される。
- 滋賀県大津市坂本1-17-1
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浄厳院
聖徳太子(574年~622年)の創建と伝えられる。太子が全国に建てた48伽藍のうち、近江国の12伽藍の1つだともいわれている。天正7年(1579年)5月には、信長の命により浄土宗と日蓮宗の僧による仏教論争(いわゆる安土宗論)が当寺で行われたことで知られる。国の重要文化財に指定されている本堂は信長が多賀村(現・近江八幡市)の興隆寺の弥勒堂を移したものである。
- 滋賀県近江八幡市安土町慈恩寺744番地
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大通寺
「東本願寺」の別院。本願寺の12代法主・教如上人が「長浜城」に道場を開いたことに始まる。本堂・大広間・長浜城から移築した門などの重要文化財、そのほかにも国の名勝に指定された庭園など見どころが多い。
- 滋賀県長浜市元浜町32-9
- 9:00~16:30
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清瀧寺徳源院
1286年創建。中世、北近江地域を支配した京極家の菩提寺。境内の京極家墓所は国の史跡に指定されているほか、秋は池泉回遊式庭園の紅葉が美しい。
- 滋賀県米原市清滝288
- 9:00~16:00
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聖衆来迎寺
延暦9年(790年)最澄による創建。織田信長の家臣である森可成の墓があったことから焼討ちを逃れ、そのため文化財の宝庫といわれるほど国宝・重要文化財が多く残っており、毎年8月16日に公開される。県指定名勝の庭園も有名。
- 滋賀県大津市比叡辻2-4-17
- 9:00~15:00
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多賀大社
多賀大社の創建時期は不詳だが、平安時代に編纂された延喜式に「多何神社二座」という記述があることからこの頃には神社が存在し二神が祀られていたことが分かる。神社に残された文献では15世紀末頃からの出来事が記述されているが、古来から人々の信仰を集めていたようである。多賀社で配られるお守りが杓子の形をしているのは、元成天皇の病になった際、多賀社の神官が治癒を祈願して炊いた飯にシデの木で作った杓子を添えて献上したところ天皇の病が完治したという逸話が元になっている。境内の庭園は国の名勝に指定されている。
- 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
- 8:00~16:00
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三尾神社
859年、園城寺(三井寺)の鎮守として創建された。本殿は1426年に室町幕府第4代将軍・足利義持により建造されたもので、国の重要文化財に指定されている。ウサギは、当社の創建に関係深い三尾明神の遣いとされることから、境内各所にウサギの彫刻がある。
- 滋賀県大津市園城寺町251
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近江神宮
第38代・天智天皇を祀る神社。1940年、天智天皇の都「大津宮」の跡地に創建された。天智天皇が水時計による時報を始めた事にちなみ、境内には「時計館宝物館」がある。百人一首の名人戦が開かれることでも知られる。
- 滋賀県大津市神宮町1-1
- 6:00~18:00
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大池寺
奈良時代末期、高僧・行基が4つの溜め池を造り、その中央に本堂を立てたのが始まりといわれる寺。枯山水の「蓬莱庭園」は、江戸時代の茶人で「遠州流茶道」の祖・小堀遠州の作といわれる
- 滋賀県甲賀市水口町名坂1168
- 9:00~17:00(冬期は16:00まで)
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近江孤篷庵
日本三大茶人として名高い小堀遠州弔うために創設された寺。江戸時代後期から長く荒廃していたが、1965年に再建され現在に至る。庭園も同時に補修整備され、現在は紅葉が美しい寺として知られる。
- 滋賀県長浜市上野町135
- 9:00~17:00(11月~3月:~16:00)
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伊香具神社
伊香具神社の創建年は不詳だが、各種記録によれば千年以上の歴史を誇る湖北地域において随一の名社である。参道の先には「伊香具式」と呼ばれる珍しい形の鳥居がある。また、参道に立ち並ぶ八重桜は例年4月中旬~5月上旬に見頃を迎える。
- 滋賀県長浜市木之本町大音688
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日吉大社
約2100年前に創建された古社で、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮。平安京遷都の際(794年)、この地が平安京の表鬼門(北東)にあたることから、魔除・災難除を祈る社として祀られた。以来、この神社には方除けのご利益があるとされる。
- 滋賀県大津市坂本5-1-1
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建部大社
「近江一の宮」といわれる、全国屈指の古社。古代の英雄・日本武尊を祀る。古くから信仰を集め、平安時代の末期、流刑途中の源頼朝が源氏再興を祈願し、のちに鎌倉幕府を開いて願いを叶えたという逸話がある。
- 滋賀県大津市神領1-16-1
- 9:00~16:00(建部大社宝物殿)
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太郎坊宮(阿賀神社)
正式な名称は「阿賀神社」。標高350mの赤神山の中腹にあり、社を守護する天狗「太郎坊」の名で親しまれる。本殿の前には、神力によって左右に別れたという巨岩「夫婦岩」や、周囲の景観を一望できる展望台がある。
- 滋賀県東近江市小脇町2247
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三井寺(園城寺)
天台寺門宗の総本山で、686年創建の古寺。天智・天武・持統の三天皇の産湯が汲まれた「御井」の井戸が境内にあることから、「三井寺」と通称される。100点以上の国宝・重要文化財があり、多くの見どころを持つ。近隣には歴史博物館などの施設もある。
- 滋賀県大津市園城寺町246
- 8:00~17:00
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桑実寺
奈良時代(710年~794年)に天智天皇の勅願によって創建されたといわれる。桑実寺集落から両側に坊跡の残る石段を500段ほど登ると、山の手に坊があり、さらに登ると境内に入る。国の重要文化財に指定されている本堂は室町時代前期の手法を残す優美な建築。
- 滋賀県近江八幡市安土町桑実寺675
- 9:00~17:00
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正法寺(藤の寺)
奈良時代(710年~794年)創建と伝わり、元禄5年(1692年)に近くの八坂神社にあった観音堂をこの地に移して再興したと言われている。境内に樹齢300年を越える藤の木が3本あり、「藤の寺」として親しまれている。見頃は5月上旬~中旬で、幅5m、奥行80mの藤棚が見事。重要文化財の石造宝塔もある。
- 滋賀県蒲生郡日野町鎌掛2145
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奥石神社
創建時代は不詳。藤原氏の祖である「天津児室根命」を祭神とする。本殿は、織田信長が家臣・柴田家久に命じて1581年に建造されたもので、国の重要文化財に指定されている。
- 滋賀県近江八幡市安土町東老蘇1615
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宝厳寺
724年、行基により創建。厳島神社・江島神社(神奈川県)とともに日本三大弁才天の1つに数えられている。境内にある唐門は、豊国廟(豊臣秀吉の霊廟)から移設したものであり、極彩色の彫刻と飾金具で飾った華麗な装飾が桃山時代の雰囲気を伝える貴重なものとして国宝に指定されている。
- 滋賀県長浜市早崎町1664
- 9:30~16:30
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長寿寺
創建時期は不詳だが、奈良時代(710年-794年)に聖武天皇の勅願によって創建されたとされる。常楽寺・善水寺とともに湖南三山の1つに数えられる。本堂は、鎌倉時代初期における純和風の建造物として装飾が優れており、建物の構造が技術史的に価値が髙いことから国宝に指定されている。
- 滋賀県湖南市東寺5丁目1-11
- 9:00~16:00
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浮御堂(満月寺)
「近江八景」のひとつとして知られる景勝地。正式名称は「海門山満月寺」。10世紀末、恵心僧都が湖上の安全と衆生済度を祈願して建立したとされる。現在の建物は1937年に再建されたもの。
- 滋賀県大津市本堅田1-16-18
- 8:00~17:00
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教林坊
教林坊は、聖徳太子によって創建された観音正寺の塔頭として605年に創建された寺院で、新緑の春と紅葉の秋のみ一般公開される。聖徳太子が林の中で教えを説いたことから「教林」と名付けられ、境内には「太子の説法岩」と呼ばれる大きな岩がある。また、小堀遠州によって作庭された庭園にも苔が生えた庭石や巨石が点在することから「石の寺」とも呼ばれる。 ※塔頭:大寺院内に設けられた小寺や庵
- 滋賀県近江八幡市安土町石寺1145
- 9:30~16:30