【最新版】祇園エリアでランチならココ!ちょっと贅沢できるおすすめのお店16選

【最新版】祇園エリアでランチならココ!ちょっと贅沢できるおすすめのお店16選

更新日:2024/04/22

京都のなかでも、とりわけ風情があふれる祇園エリア。朱色の西楼門が印象的な八坂神社に舞妓さん・芸妓さんが行き交う花見小路、町家と石畳の祇園白川など、街歩きが楽しい界隈です。せっかく祇園を訪れるなら、いつもよりちょっと贅沢な、京都ならではのランチを楽しみませんか? 京都らしさが味わえる伝統的な京料理をはじめ、焼肉やイタリアン、フレンチまで、おすすめのお店を幅広くご紹介します。

【花見小路】割烹 竹きし

絶品釜めしは外せない

祇園エリアで京都らしいランチを気軽に味わえるのが「割烹 竹きし」。地元の人から愛される、正統派京料理のお店です。名物は種類豊富な「釜めし」。山菜や五目などの定番から、季節限定メニューやパエリア風などの変わり種までそろいます。ランチは、お好みで釜めしが選べるコースをはじめ、「釜めし御膳」「お造り御膳」なども。季節を変えて何度でも訪れたくなる名店です。

【花見小路】祇園なん波

細い路地を進んだ先に現れる、京の割烹料亭

四条花見小路の路地に、ひっそりと店を構える割烹料亭。趣あるこぢんまりした店内は、カウンター席からテーブル席、個室まで、さまざまなシチュエーションに対応しています。メニューは複数のコースから選べ、ランチは5,000円~と本格割烹をリーズナブルに楽しめるのが魅力。四季折々、器にもこだわり、味はもちろん、見た目も美しい料理を堪能できます。

【花見小路】かぼちゃのたね

歌舞伎役者も足繁く通う

「かぼちゃのたね」は、うなぎ料理とおばんざいの店。京都では珍しい、江戸焼きうなぎがいただけます。南座にもほど近く、歌舞伎役者や歌舞伎ファンも通うそう。南座をモチーフにした店内インテリアも必見です。うなぎを串打ちし、白焼きにしたあと20分ほど蒸し焼きにする江戸焼きうなぎは、まさに絶品。お昼は、ランチでしか味わえない会席メニューをぜひ。ふわふわとろとろのうなぎが堪能できますよ。

【花見小路】ステーキ なか彦

全国各地のブランド牛を鉄板焼きで

創業20年以上の祇園のステーキハウス。こだわりぬいたA5ランクのブランド牛をシェフが目の前で焼き上げるカウンター席や、小さなお子さん連れにも安心の個室も完備。さまざまなシーンに利用できます。ランチのコースは3種類。お肉のグラム数や、前菜・焼き野菜の内容によってお値段が変わります。味はもちろん、焼きあげる音や香りなど、五感で鉄板焼きを堪能してみてはいかがでしょうか?

【花見小路】津田楼

元お茶屋の空間で味わう贅沢ランチ

幕末から続いたお茶屋「津田楼(つだろう)」が、大正初期にこの地に移ったときの贅を凝らした建築はそのままに、2010年、レストラン・バーとして生まれ変わりました。ランチは、旬の素材を活かした彩り豊かな「お昼のおきまり」。料理を提供の際は、美術館を手がけるオーナーが集めた骨董や名工の器が使われており、「津田楼」のセンスが光ります。坪庭を眺められる静かな個室、華やかな花見小路に面した個室など、部屋によって異なる雰囲気を感じながら、京都らしいランチを満喫しましょう。

【花見小路】京料理 衹園 花郷

地元の旬の食材を味わう京料理

敷居が高いと思われがちな祇園の花見小路通で、若い世代や観光客も気軽に楽しめる京料理店一見さんも歓迎で、生湯葉や生麩、豆腐、京野菜など、京の厳選食材、旬の食材を使ったお料理がいただけます。花郷(はなさと)」のお昼のお品書きは、ミニ懐石、懐石、鯛めし、鰻重から選択可能。伏見の「玉乃光酒造」「松本酒造」など、料理との相性が良い地酒も揃っているので、お酒と一緒にゆっくりと食事を楽しむのも良いですね。

【花見小路】十二段家 本店

日本のしゃぶしゃぶはここで生まれた

牛肉の水炊き(しゃぶしゃぶ) 発祥の店といわれる「十二段家」の本店。名匠の芸術品がそれとなく飾られた店内は、数多くのファンを生むんできた趣ある空間。各界の著名人にも親しまれています。炭火で加熱した銅鍋を使い、厳選された京都牛のサーロインをさっとくぐらせるのも、創業以来続く「十二段家」ならではの食べ方。気軽にちょっと贅沢をを味わいたいなら、ランチメニューのすき焼き弁当もおすすめです。

【花見小路】割烹 いがらし

祇園で40年以上続くカウンター割烹

1979年創業のカウンター割烹。お腹の空き具合に合わせて注文できるカウンターの一品料理のほか、お座敷での京会席コースもあり、さまざまなシチュエーションで活躍するお店です。ソムリエが常駐しているため、ワインとのマリアージュも可能。お酒に合わせた、おまかせでの注文もOKです。なお、ランチは前日までの予約が必須。予定が決まれば早めの予約がおすすめです。

【八坂】土井活鰻 祇園八坂店

炭火で焼いた関西風のうなぎを味わう

伏見稲荷で人気のうなぎ料理専門店が、祇園エリアに2号店をオープン。本店同様、店内でさばいて串打ちし、炭火で手焼きした関西風のうなぎは、皮はパリッ、身はふっくらの絶品です。メニューは、うなぎ一匹をまるごと乗せた「極上一匹重」や一品で三度美味しい「ひつまぶし」、さまざま調理法でうなぎを堪能できる「うなぎづくし定食」など。油の乗った肉厚のうなぎをぜひ味わってみてください。

【八坂】 長楽館 FRENCH LE CHENE

かつての迎賓館で過ごす優雅なひと時

1909(明治42)年に、実業家・村井吉兵衛によって建てられた「長楽館」。京の迎賓館として国内外の偉人を迎えたダイニングは現在、フレンチレストランとして広く門戸が開かれています。当時のままの重厚なしつらえの室内は、一歩足を踏み入れると明治時代にタイムスリップしたかのよう。ランチコースは4種から選べます。特別な日には、1日1組限定の「プライベートランチ」もおすすめ。

【八坂】 いもぼう平野家本店

京の伝統の味を堪能できる名店

八坂神社を有する円山公園内にある老舗料亭。山の幸「海老芋」と海の幸「棒鱈」を炊き合わせた京名物「いもぼう」発祥の店でもあります。種類豊富な御膳や懐石料理いただけます。特に、創業以来、一子相伝(学問・技芸などの奥義・秘法を自分の子の中の一人だけに伝えること)の技で供を続けてきた「いもぼう」は、ぜひ味わっていただきたい逸品。ほかにも、加茂茄子田楽や松茸の土瓶蒸しなど、京都の四季を感じる料理の数々が堪能できます。川端康成や松本清張など名だたる文豪たちにも愛された名店を、ぜひ訪れてみてください。

【祇園新橋】祇園 鮨 なかむら

京都でいただく極上の江戸前寿司

東京・六本木の名店「鮨 なかむら」から暖簾分けされた店主が腕を振るう「祇園 鮨 なかむら」。東京の店舗と同じく、豊洲から仕入れる魚介と京都の地魚による江戸前寿司で評判の店です。ランチは前日予約制で、メニューは「おまかせコース」のみ。その日一番の素材を、匠の技で至高の握りと逸品に仕上げています。全12席の贅沢な空間は、特別な日のランチにぴったりです。

【大和大路】和牛焼肉 徳

厳選された上質な黒毛和牛を提供

鴨川を望めるロケーションと、春には満開の桜が楽しめる、「和牛焼肉 徳」。「信州プレミアム牛」などの銘柄牛をはじめとした、上質な黒毛和牛を熟練の目利きが全国各地から厳選。フルーツあ合わせた“飲める”タレ、独自配合の塩など、随所にこだわりを感じる焼肉店です。ランチ営業は、土・日・祝日のみ。上質な雰囲気あふれる大人の隠れ家で、炭火で一枚一枚丁寧に焼いた「肉まぶし御膳」「焼肉重」を堪能しませんか?

【先斗町】先斗町 焼肉やまかわ 本店

「ほんまもんの味」をリーズナブルに味わえる

大阪の高槻市にある人気焼き肉店の姉妹店。情緒豊かな花街 ・先斗町(ぽんとちょう)にありながら、バルのようなおしゃれな空間で焼肉を味わえます。系列の精肉店が一頭買いした黒毛和牛は、お店が掲げる「ほんまもんの味」を実現。「神戸ビーフ」をはじめ、厳選した高級和牛の厚切り肉や希少部位も、リーズナブルにいただけるのが魅力。ランチメニューは各種焼肉定食はもちろん、ピビンバ定食、冷麺定食からも選べます。

【木屋町】イカリヤ食堂

夏は川床でビストロランチも

築100年の京町家をリノベーションした、風情あるビストロ。フランス・イタリア帰りのシェフが腕を振るう料理は、ワインとのマリアージュも堪能できます。なかでも南部鉄器のココットで焼き上げる「ココットスフレフロマージュ」は人気メニュー。これを目当てに訪れる人も多いのだとか。5~9月は、せせらぎを感じる川床でのランチもおすすめ。敷居が高いイメージのある川床ですが、「イカリヤ食堂」では靴を履いたまま、気軽に京都らしいランチが楽しめます。

【河原町】焼肉まる富 四条河原町店

老舗精肉店が営む焼肉店

老舗精肉店「丸富」が展開する焼肉店。佐賀牛や宮崎牛、四国三部牛などを一頭買いしているお店です。京都河原町駅直上の「京都河原町ガーデン」内にあり、アクセス抜群。ランチメニューは、京都で取り扱いの少ない熊本あか牛と黒毛和牛を楽しめ味わえる「特選和牛 焼肉ランチ」をはじめ、全4種類。べてにスープ・サラダが付き、ご飯はおかわり自由です。京都の街なかを見下ろす店内で、お昼から極上のお肉をゆっくり堪能しませんか?

京都をもっと楽しむなら、祇園エリアでプチ贅沢ランチ

今回ご紹介したお店は、旅のひとときを彩り、祇園の風情が感じられるすてきなお店ばかりです。料理のジャンルはもとより、京都の旬、伝統の味、名物料理が味わえるなど、お店ごとに個性もさまざま。美味しいランチでお腹を満たしたあとは、昼下がりの京都の町を楽しんでくださいね。

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき