1800年代に英国貴族によって広まった習慣で、夕食までの空腹の時間を満たすため紅茶とともに軽食を楽しんだのが始まり。ホテルのラウンジやレストランなどでいただくことができ、種類豊富なメニューはもちろん、ゆっくりと流れる時間や会話を楽しむ体験として広い世代から注目を集めています。
イギリス発祥の喫茶習慣「アフタヌーンティー」は、紅茶と一緒にサンドイッチやスコーン、スイーツなどさまざまな味わいを少しずつ楽しめるのが嬉しいところ。ホテルならではの優雅な空間と行き届いたサービス、そして見た目にも華やかな逸品を丁寧に味わう、憧れのホテルステイを叶えましょう。
フードやスイーツの内容はもちろん、ラウンジからの眺望や、ホテルならではの行き届いたサービス、洗練された器やテーブルコーディネートなど、アフタヌーンティーがある空間そのものを楽しむのが大人のたしなみ。なかには日常を忘れて優雅なひと時が楽しめるよう、専用ラウンジが設けられたホテルまで。貴族から始まった習慣ではありますが、基本のマナーを知っておけば肩の力を抜いて寛げます。
旬のフルーツや食材を使用し期間限定のテーマを設けるなど、季節や土地柄を反映した演出があるのも何度も足を運びたくなる理由のひとつ。伝統的な英国式のスコーンやサンドイッチが定番ですが、最近ではフレンチの技法を取り入れ食事に力を入れたり、紅茶に合う和スイーツを提供するホテルも。外国人観光客からの注目も高まっているので、大切なゲストへのおもてなしとしてもぴったりです。
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基本的に決まった服装はありませんが、カジュアルすぎるスニーカーやサンダル、デニムなどは避けたほうがベター。特別感のある場なので、せっかくならいつもより少しおしゃれをして高揚感を楽しみたいところ。ホテルによってはドレスコードを提示していることもあるので、事前に確認を。
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アフタヌーンティーを象徴するケーキスタンドは、一番下がサンドイッチ、真ん中にスコーン、一番上がデザートというのが定番です。下から上へ、味が薄いものから濃いものの順にいただいて。基本はナイフとフォークを使いますが、パンとスコーンは手でちぎっていただくのがマナーです。
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おかわりをしたいときはスタッフの方に声をかけておまかせしましょう。周囲にスタッフがいない場合は自分で注いでもOKなので臨機応変に。ダイニングテーブルなどハイテーブルの場合、ソーサーは置いたままカップだけを持ち上げます。カップを口に近づけるようにして飲むと品よく見えます。
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