- 日帰り
鎌倉文学館へデート旅 川端康成ゆかりの地へ
- 鎌倉(神奈川県)
- 予算:10,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2022/11/24
多くの文学者から愛された地、鎌倉。ノーベル賞作家・川端康成もこの地を愛し、数々の名作を残しました。今回の文学旅行では「鎌倉文学館」や、川端康成ご用達だった喫茶店・和菓子店などを訪れます。鎌倉を舞台にした「山の音」で、川端康成が汲み続けた日本の「余情」を探しに行きましょう。
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 東国を代表する鎌倉有数の古刹。境内には、高浜虚子の句碑、久米正雄の胸像があります。文人にゆかりの多い鎌倉ならではです
- ★ あじさい寺として、つとに知られていますが、実は一年を通じて四季折々の花を楽しむことができます。花鳥風月を愛でることで、日本の余情を感じてみましょう
- ★ 旅行の思い出に御朱印をいただき、その「書」を堪能するのもよいですね
鎌倉大仏殿高徳院
国宝銅造阿弥陀如来坐像は、高さ約11.3m、重量約121トン 。規模こそ奈良東大寺の大仏「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」 に及ばぬものの、ほぼ造立当初の像容を保ち、日本の仏教芸術史上ひときわ重要な価値を有する。
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 「鞍馬天狗」で知られる作家・大佛次郎(おさらぎじろう)は、ペンネームを大仏さまからとったとか
- ★ こちら高徳院の境内には、与謝野晶子や高浜虚子の歌碑・句碑があります。虚子は、こう詠みました。「大仏に遠足預け教師煙草」。今も昔も修学旅行の王道コースですね
スブリデオ レストラーレ
2012年、東京・恵比寿にオープンしたチーズ料理専門のビストロが鎌倉に移転。一軒家を改装した空間で、人気のチーズ料理はもちろん、朝採れの鎌倉野菜や港から届く新鮮な魚介類などを使った新作メニューを展開する。
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ ランチに、チーズのおいしい店はいかがでしょうか? 由比ヶ浜通りから一本入るので、知らないとなかなか辿り着けない、隠れ家ビストロです
- ★ ディナーならワインとのマリアージュも楽しめます。ですが、ここでは、後行程が長いのでアルコールは控えめが得策かと(笑)。いやいや、もちろん自由ですけれどね
- ★ チーズ料理だけに、二人の関係を成熟させるのにぴったりです(笑)。素敵でおいしい時間をどうぞ
鎌倉文学館(旧前田侯爵家別邸)
川端康成、夏目漱石、与謝野晶子、高見順など、鎌倉にゆかりのある文学者の直筆原稿や手紙、愛用品などを収集保存し、展示する鎌倉市の博物館施設。1936(昭和11)年に竣工した木造の洋風建築は、国の登録有形文化財となっている。
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 川端康成「山の音」の舞台・鎌倉で、ゆかりの文学者たちの資料にふれてみましょう。川端が汲み続けた日本の「余情」を探してみませんか?
- ★ また、こちらでは「鎌倉文学散歩」を地域別に案内する資料シリーズ冊子が発行されています。ぜひ入手をおすすめします
- ★ 館の正面にあるバラ園にて、毎年5月から6月にかけて開催される「バラまつり」が人気です。ただし、2023(令和5)年3月27日から建物の保存工事が行われるため、長期にわたり休館するとのこと。休館は4年の予定です。すでにバラの時季は過ぎてしまいましたが、修繕が完了すれば人気の「バラまつり」もさらに絢爛となるはずです
- ★ ……ということは、今を逃せば、次に観覧できるのは4年後になってしまいます。このチャンスを逃さずに!
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 鎌倉で最も古いとされるオーセンティックな喫茶店です。名物は、30分かけて焼き上げるホットケーキ! 厚くて迫力がありますよ
- ★ 川端康成は、同店の常連でした。店奥のカウンター席が定席だったそうです。レトロ純喫茶店のたたずまいは、これもまた「余情」の一つだと思うのですが、いかがでしょうか?
- ★ カップルなら、一人はフルーツサンドを頼んで、ホットケーキとシェアするのもありです。どう取り分けるか、ケンカしないようにね
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でもお馴染みの、由緒ある八幡様。鎌倉デートには欠かせないスポットです。なにせご利益が勝負運・仕事運・出世、縁結び・良縁、安産とされているので
- ★ ちなみに「つるおかはちまんぐう」ではありません。「つるがおかはちまんぐう」です。小生、間違えておりました(苦笑)
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 川端康成は東京へ出かける際、同店の和菓子を手土産としていました。3代目の店主・駒木洋一さんによりますと「ご注文は鎌倉駅の公衆電話から。父は北鎌倉駅のホームに上がって先生の乗った電車を待ち、グリーン車の窓越しにお菓子をお渡ししておりました」そうです
- ★ 川端康成の命日の前後には、店内に一幅の掛け軸が飾られます。「ノーベル賞をお取りになる直前の頃、店のサイン帳に一筆お願いしましたところ、鎌倉時代の僧・明恵上人(みょうえしょうにん)の歌を書いてくださいました。それを掛け軸にしまして、御命日前後にかけております」と店主。川端と親交の深かった作家・高見順の妻が提案した、といいます
- ★ 折々の季節感を込めて作られる和菓子は一種類だけ。その姿は日本の芸術品です。ここには「余情」が確かにありました。余情とは、古都・鎌倉が積み重ねてきた時間だけでなく、昔から続く「人の思い」なのかもしれませんね
- ★ 店内は駅前の喧騒とは別世界の雰囲気で、窓から見える白鷺池の景色は、まるで窓枠を額にした絵画のようです
- ★ 持ち帰りは、6個詰めからですよ〜
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