【鎌倉はんこではんこ作り体験】鎌倉駅周辺で“自分らしさを彫る”世界に一つだけの「印」
おおもりおおもり

神奈川県

職場・同僚 / 30代 / 行った時期:11月

2023/12/21

【鎌倉はんこではんこ作り体験】鎌倉駅周辺で“自分らしさを彫る”世界に一つだけの「印」

「世界に一つだけのオリジナルの印鑑が欲しい」と思ったことはありませんか? 自分の手でデザインしていく過程は愛着が湧きますし、何より思い出に残ります。
体験できるのはデザイン工程で、仕上げは彫師が行ってくれるため、実印や銀行印としても利用できるほどクオリティの高いはんこが作れます!
今回は、「鎌倉はんこ」でオリジナリティあふれるはんこ作りを体験してきたので、その様子をお伝えしていきます。

鎌倉はんこについて

店主の月野さん

種類豊富な印材

第63回(2020年)全国水晶観光土産品審査会 最優秀経済産業大臣賞

店主の月野さん

種類豊富な印材

第63回(2020年)全国水晶観光土産品審査会 最優秀経済産業大臣賞

「鎌倉はんこ」は鎌倉駅西口から徒歩3分に店舗を構える、創業70年を誇る老舗です。伝統ある工法で作られる「月野印」は、八方位学により開運に導く縁起のいい開運印鑑(吉相印)で、鶴岡八幡宮の御朱印の制作にも携わった実績があります。
※月野印の“月野”は店主の苗字が由来

鎌倉はんこでは、はんこ作りの全工程を熟練の職人が手作業で行っており、印材は縁起のいい銘牙、天然石など中心に30種類以上を揃え、その素材数は国内最大規模! 鎌倉を代表する神社でお参りもされており、材料一つ一つに神様のパワーが宿っています。

また、1959年より毎年開催されている第63回(2020年)全国水晶観光土産品審査会において、全国314社553商品の中から、民工芸品部門で最優秀経済産業大臣賞も受賞しています。

ちなみに、販売がメインでありながら、今回の“はんこ作り体験”はお客さんの「自分でデザインして登録したい」という要望から生まれたサービスで、結婚層や女子会で利用される方が多いというお話もありました。

体験工房へ移動!

はんこ作り体験工房 外観1

はんこ作り体験工房 外観2

はんこ作り体験工房 外観3

はんこ作り体験工房 外観1

はんこ作り体験工房 外観2

はんこ作り体験工房 外観3

店主の月野さんに案内していただき、店舗から歩いてすぐの「はんこ作り体験工房」へ移動します。
工房内には御朱印のレプリカやさまざまな賞状などが飾られていました。

また、体験中は完全なプライベート空間となるため、自分たちのペースでデザインを練ることができます。

はんこ作りのコース・作業工程について

職人用の辞書、印鑑ケースなど

はんこ作り体験には「実印・銀行印づくり体験」「認印づくり体験」「趣味用印彫刻体験
」3つのコース
が用意されており、はんこ作りの主な工程はデザイン→彫刻→仕上げ(押印)となります。
彫刻、仕上げは職人さんが行ってくれるため、今回、体験する工程は職人用の辞書を使って印鑑にする文字を決めていくデザイン工程。

作業時間は字を選ぶのに約1時間、下書きに約1時間の、合計2時間前後です。
予約が必須なため、興味のある方は公式ホームページなどから問い合わせましょう。

はんこ作り開始!まずは下書き用紙にデザインを複写

下書き用紙

職人用の辞書1

職人用の辞書2

デザインする文字をピックアップ中

ピックアップした文字を書き写し

下書き用紙

職人用の辞書1

職人用の辞書2

デザインする文字をピックアップ中

ピックアップした文字を書き写し

さっそく職人用の辞書を使い、デザイン用紙に好みの字体をピックアップしていきます!
使える字体は歴史の古い順に小篆(しょうてん)、印篆(いんてん)、印章新体(いんしょうしんたい)の3つで、古くからある字体のほうが複雑でカッコいい印象があります。

また、こちらの3つの文字は字体に関係なく組み合わせ自由で、自由度が非常に高いところも驚きでした。自分のこだわりが強く反映できる点も魅力の一つと言えます。

下書きを繰り返す

下書きの最中1

下書きの最中2

下書きの最中1

下書きの最中2

文字の空間や大きさを意識して下書きを繰り返していきます。
「普段文字を書く習慣もないし難しそう」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、店主の月野さんが丁寧にレクチャーしてくださるため、書き始めると徐々に慣れていき、感覚を掴んでいけます。

実際にはんことなる文字を油性ペンで書き写す

油性ペンで下書き1

デザイン完成!

油性ペンで下書き1

デザイン完成!

下書き用紙の余白に十分に下書きが出来たら、油性ペンで円の中に文字を書き写していきます。
画像から見て取れるように円と四角の二つの枠が重なっており、実際にはんこになるのは丸の部分です。
文字は四角い枠に付くぐらい広げ、四隅は切れることが前提。こうすることで大きい文字で綺麗なはんこが出来上がります。(四隅が切れるのが気になる方は、出来上がりの文字は小さくなりますが、丸の中に字を収めても問題ないとのことでした。)

文字の横棒と縦棒の比率が均等になるように気を配りながら文字を太く塗っていき、シャーペンの下書き線を消せば完成!

印材・ケース選び

印鑑ケース

デザイン工程が終了したら、印材と印鑑ケースを選んでいきます。
印材は男性にあう黒水牛を店主の月野さんにチョイスしていただきました。高級感、落ち着きの両面を持ち合わせています。
印鑑ケースは花柄や和柄など種類豊富に用意されていて、自分好みの物が選べます。
今回はシルバーのシブいケースを選びました。

彫刻は職人さんが行ってくれるため、体験する工程はここまで。あとは出来上がりを楽しみに待つだけです!
送料は全国一律800円で、だいたい一週間ほどで完成品が送られてきます。(外国人観光客の方は特別対応で当日~翌日にホテルに配送してくれるそうです。)

実際に届いた完成品

頑丈な箱

上品なケース

頑丈な箱

上品なケース

先述した通り 1週間ほどで商品が到着しました。包装から高級感があふれており、期待感が膨らみます。

印鑑ケース

ケースを空けると今回チョイスしたシルバーの印鑑ケースが登場!
ケースの中にケースという贅沢な包装となっています。

完成品

こちらが今回デザインした印鑑の完成品となります。金色の印影はインパクト大!
写真よりも実物のほうがよりキラキラしています。

持ち運び用の巾着袋

こちら持ち運び用の巾着袋で、普段使いに大活躍すること間違いなし。
何から何まで高級感あふれる上品な作りで、プレゼントとしてもおすすめですよ。

おわりに

体験前ははんこのデザインがうまくできるか不安でしたが、店主の月野さんのレクチャーのもと、しっかり下書きを繰り返すことで、普段字の汚い私でも難なくこなせました!
また、普段向き合っている自分の名前も古い字体になると見え方が変わります。
字体の組み合わせは自由度が高いため、文字選びの楽しさも感じられますよ。
実用的なオリジナルのはんこを作りたい方、アートとして日本の伝統文化である印鑑を作ってみたい方など、興味のある方は鎌倉周辺の観光とあわせてぜひ立ち寄ってみてください!

旅色編集部 おおもり

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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