【東京観光】桜の名所22選 お花見に最適なスポットをご紹介!

2024/03/15

【東京観光】桜の名所22選 お花見に最適なスポットをご紹介!

桜の名所は、訪れる人に幻想的な風景や穏やかなひと時を提供します。東京には歴史を感じる庭園や、都会の喧騒から離れた豊かな自然、海や川を彩る景色などさまざまなお花見スポットがあります。電車やバスなどアクセスも良く、老若男女問わず楽しめるスポットが満載です。本記事では、お花見に最適な東京の観光スポットとして、桜の名所を22選ご紹介します。どのような桜が楽しめるのか、公園の見どころを紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

【目黒区】目黒川

都会の喧騒から離れ、優雅な桜を満喫

「目黒川」は川の両岸に伸びる約4㎞の遊歩道に、優雅な桜並木が広がる人気のお花見スポットです。約800本の桜が咲き誇り、3月下旬から4月上旬が見頃です。お花見シーズンはぼんぼりが設置され、幻想的なライトアップも楽しめます。周辺にはおしゃれなショップやカフェなどもあり、楽しくお散歩できますよ。

【世田谷区】砧公園

「(c) (公財)東京都公園協会」

「(c) (公財)東京都公園協会」

開放感あふれる緑の芝生でのんびりと桜を鑑賞

「砧公園(きぬたこうえん)」は広い芝生の開放感あふれる公園です。園内の至るところに桜が植えられており、ソメイヨシノやヤマザクラなどが楽しめます。特におすすめは、敷地内にあるファミリーパークです。ゆったりとした広い芝生でのんびりお花見ができます。幹まわり3mを超える大木が多く、枝が地面の近くまで伸びています。目線の高さで見る桜は圧巻ですよ。園内に流れる谷戸川沿いにも桜が咲いており、お花見しながら吊り橋を渡ってお散歩も楽しめるでしょう。

【渋谷区】代々木公園

さまざまな種類の桜が咲き誇る

「代々木公園」は、都会の中心にありながらも閑静で自然豊かな公園です。カワヅザクラやソメイヨシノ、サトザクラ、ヤマザクラなど、さまざまな種類の桜が約600本咲き誇ります。例年2月中旬ごろからカワヅザクラが咲き始め、その後次々に多くの種類の桜が開花し、4月上旬まで咲き誇ります。おすすめは渋谷門と南門の間に位置する「桜の園」と「中央広場」です。桜の園は桜の木々に囲まれ、中央広場は広い芝生の周りに桜の木々が立ち並び、お花見を楽しむ人でにぎわっています。

【新宿区】新宿中央公園

都会のオアシスで桜に癒やされる

「新宿中央公園」は、東京都庁がそびえる新宿副都心のオアシス的な存在です。自然が豊富な場所で四季折々の姿を楽しめます。新宿区と友好連携を結んでいる長野県高遠町(現長野県伊那市)から寄贈された「高遠小彼岸桜(たかとおこひがんさくら)」がソメイヨシノよりわずかに早く咲き、濃いピンクのかわいらしい花をつけます。高層ビル群を背景に美しい桜を眺めるスポットもあり、都会ならではの桜が楽しめますよ。

【港区】東京ミッドタウン

昼は散策、夜はライトアップも楽しめる桜並木

「東京ミッドタウン」は防衛庁の移転に伴い都市開発されたホテル、文化施設、約130の商業店舗、オフィス、住居、病院などからなる複合施設です。ガーデンテラス前の約200mのさくら通りには、旧防衛庁時代に植えられていた約40本を含んだ103本の桜が並び、美しい桜のトンネルになります。開花時にはライトアップも開催されるので、大人の雰囲気で夜桜鑑賞ができます。おしゃれなレストランで食事をしたり、美術館で芸術鑑賞をしたり、町並みをゆっくり散歩したりと、思い思いの楽しみ方ができますよ。

【港区】芝公園

満開の桜越しに東京タワーを堪能

「芝公園」は日本で最も古い公園の一つといわれ、ドーナツ状の形をしています。1873年(明治6年)に上野、浅草、深川、飛鳥山、芝の5カ所が日本で最初の公園として指定され、以後の公園造成のさきがけとなりました。園内には約140本の桜が咲き、東京タワーと一緒に桜を観賞できる人気のお花見スポットです。公園の外灯越しに輝く桜と東京タワーの美しいコラボレーションは必見です。

【大田区】洗足池公園

大田区提供

大田区提供

大田区提供

洗足池のほとりで幻想的な景色を楽しむ

「洗足池公園(せんぞくいけこうえん)」は駅から徒歩2分の便利なアクセスで、都内屈指の広さを誇る「洗足池」を有する公園です。駅を降りてすぐにボート乗り場があり、ボートを漕いで池の上から眺める春爛漫の景色は、幻想的でデートにもおすすめですよ。池のほとりを進むと広場や、湖岸の遊歩道、小高い丘があり、家族や仲間とゆったりお花見を楽しめます。周辺には区の史跡が点在しており、歴史を学びながら散策ができます。

【千代田区】日比谷公園

知る人ぞ知る、池と噴水と桜のコラボレーション

「日比谷公園(ひびやこうえん)」は皇居のすぐ南側、有楽町駅から歩いて2分の立地にある公園です。明治36(1903)年に日本初の洋風公園として開園しました。桜の本数は約40本と多くはありませんが、雲形池と鶴の噴水付近に咲く桜は、美しく趣深い風景です。ほかにも、かもめの広場や草場広場などゆったりとお花見を楽しめるスポットも人気で、都会の喧騒の中、レジャーシートを広げてのんびりと過ごせますよ。

【千代田区】靖國神社

東京都の桜の開花を知らせる標本木

「靖国神社(やすくにじんじゃ)」は日本の伝統と大切な歴史を持つ神社で、境内には美しい桜の標本木があります。「東京都の開花を知らせる標本木」として、古くから多くの人を魅了しています。3月下旬~4月上旬が境内の桜の見ごろで、「夜桜詣(よざくらもうで)」を開催しています。期間中は開門時間を延長し、神門からライトアップした桜は神聖な雰囲気を醸し出します。春の訪れを告げる桜を見て、日本の歴史と自然の調和を感じてみませんか。

【千代田区】千鳥ヶ淵緑道

緑道沿いを幻想的にライトアップされた桜が魅了

「千鳥ヶ淵緑道(ちどりがふちりょくどう)」は、ソメイヨシノやオオヤマザクラなど、約260本の桜が咲く都内でも有数の桜の名所です。最寄駅から徒歩5分とアクセスが良好なのも魅力のひとつ。開花の時期には「さくらまつり」を開催しており、期間中は千鳥ヶ淵緑道の桜が幻想的にライトアップされます。ボート場の夜間営業も行われ、ボートから眺める桜は日頃の喧騒を忘れさせる美しさです。700メートルにも及ぶ遊歩道沿いで、鮮やかに咲き誇る桜を眺めながらのお散歩もおすすめですよ。

【中央区】浜離宮恩賜庭園

国の特別名勝・特別史跡で楽しむ桜

「浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)」は江戸時代に創設された、歴史ある大名庭園です。園内には薄ピンクのソメイヨシノ、ヤエザクラなどの定番から、淡い緑や黄色の花をつけるギョイコウやウコンなどめずらしい品種まで、約100本の桜が咲きます。品種によって開花時期が異なるため、3月下旬から4月下旬まで長くお花見を楽しめますよ。潮の満ち引きを利用した「潮入の池」に映える桜は、国の特別名勝・特別史跡ならではの厳かな風景です。

【台東区】上野恩賜公園

シーズンに300万人以上が訪れる人気のお花見スポット

「上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)」は、江戸時代から続く東京を代表する桜の名所です。総面積約53万平方メートルの広大な敷地に、ソメイヨシノなど約800本の桜が随所に咲く景色は圧巻です。開花シーズンは、夜になるとぼんぼりの明かりに照らされた昔ながらの夜桜も楽しめます。4月の初旬には美しい桜吹雪が見られ、多くの人を魅了しています。「うえの桜祭り」では多くの店舗が出店しており、お祭り気分も味わえますよ。

【文京区】小石川後楽園

歴史を感じる大名庭園でさまざまな桜を堪能

「小石川後楽園(こいしかわこうらくえん)」は1629年に造られた、国の特別史跡及び特別名勝に指定されている大名庭園です。樹齢60年を超えるシダレザクラや、池の周りを彩るさまざまな種類の桜を楽しめます。入口正面にあるシダレザクラは「馬場桜」と呼ばれ、小石川後楽園を代表するシダレザクラです。ほかにも黄色の花を咲かせるウコンザクラは、都内でもめずらしくほかの桜との違いを楽しめますよ。

【文京区】六義園

薄紅色のシダレザクラが咲き乱れる姿が圧巻

「六義園(りくぎえん)」は江戸時代初期に築かれた、豊かな自然と風情ある景観が美しいお花見スポットです。庭園の中心部には高さ約15m、幅20mのシダレザクラが植えられており、枝いっぱいに淡いピンクの花を咲かせる様子は、息をのむほど美しく心が洗われるようです。開花シーズンにはライトアップイベントを開催しており、シダレザクラを中心に中の島、吟花亭跡(ぎんかていあと)、水香江(すいこうのえ)などおすすめスポットがライトアップされ、春の夜を堪能できます。

【墨田区】隅田公園

川面を美しく彩る約1キロの桜並木

「隅田公園」は隅田川沿いにある公園で、春には屈指の桜の名所となります。川面に沿って桜の帯が約1キロメートルにわたり、にぎやかに咲いています。東京スカイツリーをバックに写真を撮ったり、隅田川の屋形船に乗って両岸の桜並木を眺めたり、さまざまなお花見を楽しめますよ。夜には園内の桜がライトアップされ、幻想的な風景となるためデートにもおすすめです。開花シーズンには地元商店街のキッチンカーの出店、ガイドツアーや音楽祭が開催されるなど開催など、家族や仲間たちとお祭り気分で過ごせますよ。

【江戸川区】葛西臨海公園

東京湾に面した緑豊かな公園でのんびり桜を鑑賞

「葛西臨海公園(かさいりんかいこうえん)」は海に面した広大な敷地に、豊かな緑が広がっています。園内には700本以上の桜が植えられており、お花見スポットとして人気です。満開になると約240メートル続くソメイヨシノの並木道が桜のトンネルが春爛漫で、訪れる人を魅了します。桜並木の隣には芝生が広がっているので、レジャーシートを広げてのんびり過ごすのもおすすめです。大観覧車近くでは、濃いピンク色の河津桜が2月下旬〜3月中旬にかけて見頃を迎え、桜と観覧車の映え写真も撮れますよ。

【足立区】舎人公園

日米親善のしるし、レーガン桜が楽しめる

「舎人公園(とねりこうえん)」は大規模スポーツ施設、大小様々さまざまな広場、池などが整備された緑と水に恵まれた公園です。約65ヘクタールを誇る広大な敷地に約1,000本もの桜が植えられています。ソメイヨシノを中心に、開花時期や花の色や形の異なる、24品種を楽しめます。ぜひチェックしてほしいのは、レーガン元大統領夫人が来日した際に植樹した「レーガン桜」です。苗木のもととなる桜は、明治45年に日本から贈られた荒川堤の桜で、桜の里帰りが実現したといわれています。

【北区】飛鳥山公園

江戸時代から続く桜の名所

「飛鳥山公園(あすかやまこうえん)」といえば「さくら」といわれる桜の名所です。約300年前に江戸っ子たちの行楽の地とするために、八代将軍徳川吉宗が飛鳥山にたくさんの桜を植え、桜の名所にしました。ソメイヨシノ、サトザクラなど約600本の桜が今も人々を魅了しています。2009年に新設された「アスカルゴ」は自走式のモノレールで、車いすやベビーカーでも気軽に山頂まで行けるように作られました。家族みんなで車窓から迫力ある景色を車窓から眺めて、お花見を楽しみませんか。

【練馬区】光が丘公園

家族みんなが楽しめるお花見スポット

「光が丘公園」は、光ヶ丘団地の北側にある広さ約6万平方メートルの都立公園です。春になるとソメイヨシノ約180本、オオシマザクラ約700本、山桜約110本と園内全域で約1,000本の桜が咲き誇ります。桜並木のそばには遊具やアスレチックのあるちびっ子広場があり、子供と一緒に楽しめます。おすすめのスポットは公園南側の光が丘駅と公園をつなぐ「ふたご橋」です。橋の上から道路を覗くと桜が間近に見られ、視界からあふれそうな美しい桜の風景が広がります。

【武蔵野市】井の頭恩賜公園

井の頭池を囲む200本の桜は圧巻の美しさ

「井の頭恩賜公園(いのがしらおんしこうえん)」はさくら名所100選に選出されており、駅から近く気軽にお花見が楽しめます。約42万平方メートルの広大な敷地内は、井の頭池を中心に遊歩道が整備されおり、池畔には約200本の桜が植えられています。池を囲むように咲く桜は圧巻で、日々の疲れも吹き飛びますよ。西園にはさまざまな品種の桜があり、八重桜や、シダレザクラ、白花の桜、濃紅色の桜などが次々に咲き誇ります。

【立川市】国営昭和記念公園

大パノラマで楽しむ樹齢50年を超える桜

「国営昭和記念公園」は東京ドーム39個分の広い敷地がある、緑あふれる国営公園です。園内には約1,500本の桜が植えてあります。おすすめは「桜の園」で、樹齢50年を超える大木が並んでおり、座った人の目の高さまで枝が垂れ下がり咲き乱れる様子は壮観ですよ。また違った景色を楽しめるのが、「花木園」の中にある「旧桜の園」です。ふれあい橋から北側を眺めると川沿いにソメイヨシノの薄いピンクやレンギョウの黄色、青々と茂る緑の葉が美しいコントラストを作っていて、絵画のような景色を堪能できます。

【小金井市】小金井公園

さまざまな種類の桜が約3か月楽しめる

「小金井公園(こがねいこうえん)」は玉川上水沿いに位置した、面積約80ヘクタールの広大な公園です。園内には約50種類、約1,400本の桜が植えられており、約3か月間お花見を楽しめます。2月下旬の早咲きのカンザクラやカンヒザクラに始まり、3月下旬にソメイヨシノやヤマザクラ、5月上旬にウワミズザクラやミヤマザクラが咲き終わります。開花シーズン中は何度行っても違う桜の景色が見られますよ。

まとめ

本記事では東京観光でお花見スポットとしておすすめの桜の名所22選をご紹介しました。歴史を感じる厳かな庭園や、自然をいっぱい感じられる落ち着いた公園、ぼんぼりのライトアップで幻想的な風景など、東京にはさまざまな特徴を持つお花見スポットがあります。家族や子どもといっしょにお散歩したり、カップルでライトアップされた幻想的な景色を堪能したり、楽しみ方はさまざまです。春の訪れを感じて、日頃の疲れを癒やしませんか?

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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