【岩手・盛岡】冬に行きたいおすすめ観光スポット9選

2024/01/24

【岩手・盛岡】冬に行きたいおすすめ観光スポット9選

歴史情緒と豊かな自然にあふれる盛岡。四方を山に囲まれた北上盆地の北部にあり、本州の県庁所在地では、年平均気温が最も低い都市でもあります。盆地ならでは「底冷え」が盛岡の冬の特徴ですが、寒いからこその過ごし方で、旅を満喫してみませんか? 今回は、雪化粧した町並みを楽しめるスポットから寒さを忘れてアクティブに過ごせるスポットまで、9スポットを厳選してご紹介します。冬の寒さを味方につけて、盛岡の魅力を見つけにいきましょう。

【中心市街地】岩手銀行赤レンガ館

盛岡を代表するレトロ建築

盛岡のランドマークとなっている、国指定重要文化財の赤レンガ建築。東京駅の設計で知られる辰野金吾と盛岡出身の建築家・葛西萬司によってつくられた、東北地方では現存する唯一の辰野作品です。明治期から2012(平成24)年まで現役の銀行として使われており、現在は館内が一般公開されています。当時のままの姿で残されている、重厚な応接室や金庫室などは必見。例年クリスマスシーズンにはクリスマスマーケットが開催され、レトロな館内ににぎわいがあふれます。

【中心市街地】盛岡城跡公園

美しい石垣の東北三名城

南部氏の居城だった盛岡城の城跡を中心に整備された公園。明治維新に伴う廃城で城内の建物はなくなりましたが、石垣が残されており、その石積みの美しさからでも東北三名城と呼ばれる理由が垣間見えます。高く積まれた石垣は、盛岡産の白い花崗岩で、雪が降ると白い石垣がより白く浮かび上がります。毎年11月中旬から翌年5月までは石垣ライトアップを開催。幻想的な光が訪れる人々を暖かく迎えてくれます。

【中心市街地】開運橋

「二度泣き橋」の異名を持つ橋

盛岡駅と盛岡市内をつなぐ、開運橋(かいうんばし)。 日本を代表する大河・北上川にかかる橋です。 別名を「二度泣き橋」といい、転勤で盛岡に来た人がこんなにも遠い地に来てしまったと涙し、盛岡を去る頃には去り難さでまた涙することから、その名前がついたのだそう。上流に雪の岩手山を望む日中はもちろん、季節ごとのライトアップで、さまざまな色に照らし出される華やかな姿もまた美しい光景です。

【中心市街地】大宮神社

かわいい絵柄の見開き御朱印が受けられる

802(延暦21)年創建の岩手最古の神社。数多くの神楽が伝わる盛岡のなかで、県指定無形民俗文化財に指定されている大宮神楽で知られています。冬の行事としては、12月の年越の大祓(としこしのおおはらえ)、1月1日の元旦祭、2月の節分祭があります。節分祭では、参列者が参加できる豆まきが行われるので、あわせて訪れてみるのもおすすめ。絵柄が飛び出す絵本のような見開き御朱印は、月ごとに内容が変わるので、何度でも訪れたくなりますよ。

【中心市街地】桜山神社

烏帽子岩

巨大な烏帽子岩をお見逃しなく

盛岡城の三の丸跡に位置する桜山神社。南部藩の総鎮守として江戸時代より江戸時代より信仰を集めています。見どころは、境内にある巨大な烏帽子岩(えぼしいわ)。盛岡城を築城する際に地下から出てきたというこの石は、吉兆のシンボルとして岩の前でさまざまな神事が執り行われてきたそう。近くで見ると、その大きさに驚くはずです。1月1日は「歳旦祭」、1月26日は冬の風物詩「どんと祭り」と「裸詣り」、2月3日は「節分祭」と冬は行事も目白押し。行事に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?

【中心市街地】もりおか歴史文化館

城下町盛岡の魅力を体感

盛岡城跡公園内にある文化施設。1階は「観光交流ゾーン」として、チャグチャグ馬コ(うまっこ)、盛岡さんさ踊り、盛岡秋まつり山車といった盛岡の祭りや旬の観光情報についての展示、2階は「歴史文化ゾーン」として、盛岡藩の歴史や南部家の資料展示が行われています。施設前の広場は冬に行われる「もりおかイルミネーションブライト」の会場の一つとなっており、あたり一帯があたたかな光で包まれます。点灯スポットをめぐりながら、街歩きを楽しんでくださいね。

【中心市街地】盛岡神子田朝市

岩手の旬に出合える朝市

人情あふれる盛岡の台所、盛岡神子田(みこだ)朝市。月曜と年末を除く毎日開催で、年間300日開催される朝市は全国でもここだけです。夏は朝5時頃、冬は5時30分頃から店が開き、休みの日を中心に、まだ暗いうちから大勢の人が訪れます。旬の野菜や果物、雑貨や衣料品など、売られているものはバリエーション豊富。冬は店先の薪ストーブから煙が立ち上る、この時期ならではの光景が見られます。お店を巡ったあとは、郷土料理のひっつみ汁で冷えた体を温めましょう。

【外山】まほら岩手

見渡す限りの「氷の世界」!

「本州一寒い」といわれる盛岡市薮川にある、さまざまな自然体験ができるスポット。そんな「まほら岩手」で冬に開催されるのが、イベント「氷の世界」です。LED約60万球のイルミネーション全長約10mの巨大な氷の洞窟打ち上げ花火など、360度氷に囲まれた空間は、非日常感たっぷり。写真映するスポットも満載です。日中は氷上釣りやそり遊びといった冬にしかできないアクティビティが楽しめます。寒さ対策を万全にして出かけましょう。

【外山】岩洞湖

氷上ワカサギ釣りに挑戦

標高650mに位置する岩洞湖(がんどうこ)。シラカバ林に囲まれた「日本一美しい人造湖」ともいわれているこの湖で、冬に楽しめるのが氷上ワカサギ釣りです。凍った湖面にテントを張り、氷に穴を開け糸を垂らせば、あとは根気強く「当たり」を待つだけ。テントや釣具のレンタルもあるので、初心者でも安心。釣り上げたワカサギは、その場で天ぷらにして食べられます。寒さ厳しい岩洞湖で、ぜひ冬の大自然を満喫してくださいね。

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冬の盛岡で寒さを吹き飛ばそう

盛岡には、冬ならではの楽しみ方ができる観光スポットがたくさんあります。家族旅行でスノーアクティビティをするのもよし、恋人とライトアップをめぐってロマンチックな時間を過ごすもよし。ついつい家にこもりがちな冬ですが、今度の冬は盛岡を旅して、気になるスポットを訪れてみてはいかがでしょうか?

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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