熊本の繁華街を徹底紹介!上通・下通・新市街は遊びの中心地!夜も楽しい

2024/04/19

熊本の繁華街を徹底紹介!上通・下通・新市街は遊びの中心地!夜も楽しい

熊本観光をする際、多くの方が阿蘇山などの観光地を目指すのではないでしょうか。さまざまな観光地を巡った後は、ショッピングや食事などにも訪れたいもの。そういった時におすすめしたいのが「繁華街」です。繁華街は、上通・下通・新市街が中心となります。熊本の繁華街は、熊本駅から少し離れた場所にあり、コンパクトな印象を受けますが、熊本らしさがギュッと詰まったスポットです。

観光にもおすすめ!熊本の繁華街徹底ガイド

熊本駅

熊本観光に訪れた際に、まず向かうのが「熊本駅」です。熊本駅の周辺には、ホテルが多くあるのですが、意外にも、夜に飲食できるスポットが少なく、あっても早い時間に閉まってしまうことが多いようです。そこでおすすめなのが熊本の「繁華街」です。繁華街は飲食店も多く、中には、面白いお店もあります。繁華街は、熊本観光にもおすすめで、昼も夜もにぎわいを見せているスポットです。それでは、熊本の繁華街をご紹介します。2024年1月現在の情報となっておりますので、実際に訪れる前に公式HPなどで最新の情報を確認することをおすすめします。

熊本の繁華街は具体的にどこ?

新市街

上通

路面電車が走っている通町筋の北側にあるのが、「上通」(かみとおり)で、通町筋から並木通りまでを指します。実際に上通を歩いてみると、全長約586mの長さを実感することができるでしょう。老舗のお店から若者向けの新しいお店まで並んでいますが、それらはうまく融合しており、懐かしさや新鮮さを感じることができるのが魅力の繁華街です。

下通

熊本の繁華街の中央に伸びているのが、「下通」(しもとおり)で、通町筋の南側にあります。下通の終わりは、熊本県民におなじみの球のオブジェがある場所までです。ファッション関連のお店も多く、老舗のブティックや若者向けのファストファッションとさまざま。飲食店も多くあり、熊本の郷土料理店やカフェなどが並び、にぎわいを見せている通りです。

新市街

熊本の繁華街・下通の南側にあり、交通センターや辛島町電停もあるので、交通の便が良い立地に位置しています。ほかのアーケード商店街にもつながっているため、比較的、観光客も多いです。熊本で娯楽を楽しめるスポットということもあり、映画館やスポーツジム、コンビニや薬局、飲食店も軒を連ねています。イルミネーションがあったり、くまモンの植木鉢もあるので、写真の撮影スポットにもなっている繁華街です。

熊本の繁華街へのアクセス方法

下通

最寄りのバス停・市電の駅は通町筋

熊本の繁華街へのアクセスで、最寄りのバス停・市電の駅は、「通町筋」(とおりちょうすじ)です。熊本駅の東口から出て、すぐの乗り場から乗車することができます。熊本駅から通町筋までは、約20分の移動時間となります。市バスをご利用の場合は、熊本駅から出て左手に少し歩いた先にありますが、熊本駅から少し離れているので、お気を付けください。停留所は「通町筋」で、移動時間は18分前後となります。

まちなかループバス

まちなかループバスは、土日祝日のみの運行ですが、熊本駅・桜町バスターミナル・下通筋・通町筋4つのバス停をノンストップで巡ることができます。気軽に熊本市の街中を移動できるので、お出かけやお買い物に便利に使え、朝9時台から20時台まで15分間隔で運行しています。24時間乗り放題チケットは、大人300円・小児150円です。

しろめぐりん

熊本駅を起点として、熊本桜町ターミナルを経由し、桜の馬場・城彩苑、熊本城周辺の観光地を結びます。観光型バスで、どこから乗り降りしても、料金が一律(大人180円・小児90円)で分かりやすいです。一日乗車券(大人500円・小児250円)もあるので、熊本観光をバスで巡ろうと考えている方に便利に使えます。

車でのアクセス方法

下通アーケードへの車でのアクセスですが、阿蘇くまもと空港からですと、車で35分前後の移動時間です。福岡方面からだと、熊本インターか益城インターより一般道に出て熊本市街へ向けて30分ほど移動します。鹿児島方面からですと、御船インターか熊本インターより一般道を出て、熊本市街を目指します。移動時間は30分前後です。熊本駅からですと、移動時間は10分程度となります。下通アーケードの周辺駐車場を目指していくのもアリです。

熊本の繁華街 上通の魅力&周辺のおすすめスポット

上通

熊本の繁華街・上通の魅力は、昔と今が上手く融合されていること

上通は、老舗といわれる有名店や、新しいおしゃれなカフェやお店がさまざまあり、それらが上手く融合されているエリアと言えます。古書籍やギャラリーもあるので、大人の方なら懐かしさが感じられたり、若い方ですとおしゃれなイメージがあったりと、どの年代でも楽しむことができるのが、繁華街・上通エリアです。

上通周辺のおすすめスポット①熊本市現代美術館

館内

館内

館内

国内外の作品にふれることができる美術館

国内外の現代アートにふれることができる、熊本市の美術館。現代アートを鑑賞できるほか、美術図書や漫画も閲覧できるので、誰もが気軽に美術に触れることができ、市民の憩いの場となっています。講演会や音楽を楽しむなど、イベントを積極的に行っているので、さまざまな視点から美術を楽しみ、身近に感じられるスポットです。多彩な企画展(有料)も行っていますが、それ以外は無料となっております。車いす対応のエレベーター、授乳室があるなど、ユニバーサルデザインを取り入れているのも嬉しい。

上通周辺のおすすめスポット②熊本城稲荷神社

熊本城稲荷神社

熊本城稲荷神社

水みくじ

熊本城の守り神として長い間親しまれている神社

熊本城稲荷神社は、1588年に加藤清正公が熊本を訪れた際に、城下町を守る神様として建立したのが始まりです。400年以上の歴史があり、ご祭神は「白髭大明神」で、地元の方からは「白髭さん」と、親しみを込めて呼ばれています。白髭大明神は、家内安全や商売繁盛など生活守護の神様で、多くの方が参拝に訪れてにぎわいを見せています。

厄難を祓う「福しゃもじ」は、身体の悪いところを叩いて厄を祓うことで、身体が軽くなっていくような感覚になるようです。熊本城稲荷神社にある、ユニークな仕掛けの「水みくじ」は、参拝者から人気が高いおみくじ。置いてある神社が少ないので、参拝に訪れて運試しをしてはいかがでしょうか。

熊本の繁華街 下通の魅力&周辺のおすすめスポット

熊本繁華街・夜の下通

繫華街・下通はいつでも活気がある繁華街

繁華街・下通は、アーケードがあるので、雨でも濡れずに歩けますし、道幅が広くて明るい、そしてきれい。圧迫感なく、ゆっくりとショッピングなどを楽しむことができるスポットです。飲食店が軒を連ね、遅くまで開いているお店も多いので、観光客にも便利に利用できるグルメ街でもあります。熊本城から徒歩圏内と近く、アクセスが良いため、昼も夜も活気があり、にぎやかな繁華街です。

下通周辺のおすすめスポット①シャワー通り

シャワー通り1

シャワー通り2

シャワー通り3

シャワー通り4

開放感あふれる通りで洗練された雰囲気を楽しもう

熊本市の繁華街・下通(しもとおり)から南に伸びる通りが「シャワー通り」といわれている通りです。シャワー通りは、アーケードがなく、自然の光が街路樹のすき間から、雨天時には雨がシャワーのように降り注ぐことから、このような名称がついたようです。

シャワー通りは、ブティックやカフェ、雑貨店などが軒を連ねています。個性的なブティックが多いこともあり、新しいファッションを発信しているほか、若者文化の発祥の街として有名な商店街と広く知られているとのこと。

200mほどの短い通りではありますが、街路樹があり、晴れた日の木漏れ日が心地よく、通りのところどころには休憩できる場所もあるので、買い物の合間にひと休みするのに最適です。

解放感あふれる通りは、ヨーロッパのような、洗練されたおしゃれな雰囲気を感じることができます。クリスマスシーズンには、街路樹がイルミネーション点灯され、幻想的な雰囲気を楽しめるのも魅力

下通周辺のおすすめスポット②小泉八雲 熊本旧居

小泉八雲熊本旧居・外観

小泉八雲熊本旧居・内観

小泉八雲の軌跡を記した記念館

「耳なし芳一」や「雪女」で有名な小泉八雲こと、ラフカディオ・ハーンが、明治24年から25年にかけて、第五高等中学校(現熊本大学)英語教師時代に暮らした家です。赴任した3年のうち、最初の1年ほどを過ごした家で、その旧居を移築保存し、当時の姿に忠実に復原したのが、こちらの記念館となっています。

八雲は、日本の伝統的な生活様式を大切にしていたそうです。特別に注文した神棚を設け、毎朝拍手を打って礼拝をしてから人力車で出勤するなど、日本の文化や日本の心を深く愛していたと伝えられています。小泉八雲 熊本旧居には、神棚が当時のまま残っているのも見どころのひとつです。

作家としての軌跡を追うことができるほか、熊本で生活をすることで影響を受けたとされる「知られぬ日本の面影」などの、日本を世界に紹介した作品を生み出した場所としても知られています。夕陽が美しい執筆部屋を観ることもできるほか、八雲の人間的な魅力や数々のエピソードなどにも触れられる、素敵なスポットです。

昭和30年に、取り壊しの危機が訪れるものの、小泉八雲熊本旧居保存会が結成され、危機を脱出。現在地に移転し、保存されることとなりました。

熊本の繁華街 新市街の魅力&周辺のおすすめスポット

熊本市・新市街

幅の広さは西日本最大級の繁華街

繁華街・新市街は、明治36年に設立された商店街です。サンロード新市街は、長さ236m・幅18mと西日本最大級の幅の広さを持っています。映画館、パチンコ店、飲食店が軒を連ねており、大人が娯楽を楽しめるようなスポット。周辺には、サクラマチクマモトもあるので、観光客も多く訪れます。

新市街周辺のおすすめスポット:熊本県物産館

熊本物産館

熊本県自慢のお土産や特産品が取り揃う

熊本市内の中心部にあり、お土産や特産品を取り扱っています。熊本の伝統工芸品、食品やお菓子、球磨焼酎などのお酒もあり、その数、1600種類以上。熊本の人気キャラクター「くまモン」のグッズも扱っています。豊富な品揃えの中から、お土産を選んではいかがでしょうか。熊本の観光情報コーナーも併設しております。

熊本県物産館のおすすめお土産

お菓子のお土産でおすすめは、定番で人気のフジバンビの「黒糖ドーナツ棒」で、選りすぐりの黒糖を練り込んだもの。香ばしい香りやほろりとした食感を楽しめます。くまモンが描かれたクッキーも人気で、職場などへのお土産にもおすすめ。食品だと、辛子蓮根や馬刺しも人気

番外編:熊本市内でおすすめの観光スポット5選

熊本市動植物園

熊本市内には、繁華街のほかにもたくさんの観光スポットがあります。いくつもある観光スポットの中からおすすめスポットを厳選してご紹介します。繁華街で買い物や観光を楽しむついでに、こちらで紹介するスポットにも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

熊本市動植物園

熊本市動植物園

人気の多目的なエリアで大人も子供楽しめるスポット

熊本市の南西部にある、公営の動植物園です。園内は、動物エリア・植物エリア・遊園地エリアに分かれており、どの年齢層の方も楽しめるスポット。

動物エリアには、動物のふれあい広場があり、実際に動物に触れることで感覚をはぐくむことができます。植物エリアでは、四季折々の花を楽しんだり、大温室で熱帯植物の展示があるなど、1年を通して植物を愛でることができ、花と緑に関する相談にも乗ってもらえます。遊園地エリアでは観覧車やモノレールなどがあり、小さなお子さんも楽しめるのが魅力。

水前寺江津湖公園

水前寺江津湖公園

5つのエリアに分かれている親水公園

長さ2.5km・周囲6kmの湖で、1日の湧水量は約40万トンと豊富。貴重な動植物が自生しており、オアシスのようなスポットです。水前寺江津湖公園の玄関口といえる「水前寺地区」、図書館や近代文学館がある「出水地区」、湖の景観を楽しめる「上江津地区」、熊本市動植物園が隣接している「下江津地区」、家族でピクニックなどのレジャーを楽しめる「広木地区」と、緑や花を身近に感じられる、熊本のおすすめスポット。

水前寺成趣園

水前寺成趣園

優美な日本庭園を眺め、水を愛でる

阿蘇の伏流水が湧き出ている池、その周辺には緑が多く、調和し、優美な日本庭園を眺めることができるスポット。熊本市の中心部にありますが、その喧騒を忘れさせてくれるような雰囲気が何ともいえません。熊本のお殿様に愛されてきたこちらの庭園は、ゆったりと散策するのにおすすめ。地域と連携したイベントも開催されるなど、多くの観光客が訪れ、にぎわいを見せます。

加藤神社

加藤神社

戦国時代の武将を主神としている神社

戦国時代の武将・加藤清正公を主祭神としている加藤神社。1871年神仏分離令に伴い、現在の熊本城本丸と宇土櫓(うとやぐら)の間に錦山神社(にしきやまじんじゃ)として建立され、1962年に熊本市本丸に移りました。熊本の代表的な夏の祭り清正公(せいしょこ)まつりが、2023年からは毎年4月の第4日曜日に開催されることとなりました。「千人清正」が街中を練り歩き、にぎわいを見せます。

熊本県伝統工芸館

熊本県伝統工芸館

伝統工芸品を「観て・触れて・知る」ことができるスポット

国指定の伝統工芸品である「肥後象がん」や「小代焼」、「天草陶磁器」など、熊本を代表する工芸品を扱っています。熊本の伝統工芸品のほかにも、国内の優れた工芸品の紹介をしており、販売も行っている。ほしいサイズやデザインを工芸家にオーダーすることもできます。

熊本の中心地で昼も夜も遊びつくそう!

熊本市の中心でにぎわいを見せている繁華街。繫華街は、夜遅い時間でも活気にあふれています。熊本の食材を使った美味しい飲食店が軒を連ね、セレクトショップなどでショッピングを楽しみ、おしゃれなカフェでひと休みしたりと、繁華街の楽しみ方はさまざま。繁華街は、年齢問わず楽しめるお店が点在しているので、いつでも活気があるのが魅力。

熊本の繁華街の周辺には観光スポットがいくつもあるので、繫華街でのショッピングなどのついでに熊本観光を楽しむのもおすすめです。熊本の中心地・繫華街や繁華街周辺で、昼も夜も遊びつくしましょう!

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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