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【本イベントは終了しています】
埼玉県|さいたま・浦和・川口
発信日:2023年03月24日
2023年02月25日(土)〜05月14日(日)
入場料:一般1200円(960円)、大高生960円(770円)
「森」シリーズなど代表作を含む約40点によって、半世紀にわたる実践を振り返り
さらに「森」に至るまでの初期の模索にも焦点を当て、初公開となる卒業制作の人体彫刻や資料類をあわせて紹介し、戸谷成雄の創作の原点を検証します。
本展の見どころ
《洞穴体Ⅲ》2010年 撮影:武藤滋生 ©Shigeo Toya Courtesy of ShugoArts
1. 作家の活動拠点・埼玉県における初の美術館個展
都道府県立の公立美術館としては約20年ぶりの個展となる本展は、作家の出身地である長野県と、制作拠点の埼玉県の県立美術館による共同開催となります。
《POMPEII‥79 Part1》1974/1987年 撮影:山本糾 ©Shigeo Toya Courtesy of ShugoArts
2. 日本を代表する彫刻家・戸谷成雄の代表作を網羅
本展では1974年の初個展で発表された《POMPEII‥79 Part1》の再制作のほか、「森」、「ミニマルバロック」「視線体」などの代表的なシリーズをまとめて紹介しています。学生時代の彫刻作品から近年の最新シリーズまで、約40点が展示されます。
《地下の部屋》1984年 撮影:山本糾 ©Shigeo Toya Courtesy of ShugoArts
3. 埼玉会場だけで見られる初期の貴重な作品群
戸谷成雄は、愛知県立芸術大学で彫刻を専攻しました。埼玉会場では、卒業制作として発表された2点の人体彫刻《男Ⅰ 斜面の男》、《器Ⅲ》をまとめてご覧いただけます。さらに、1983年に戸谷が作品の一部を燃やしたパフォーマンスから派生した彫刻作品「地下の部屋」も、約40年ぶりに公開されます。
作家プロフィール
戸谷成雄(とや・しげお)
1947年、長野県上水内郡小川村生まれ。1975年、愛知県立芸術大学大学院彫刻専攻修了。初個展「POMPEII‥79」(1974年)以降、同時代の美術潮流のなかで解体されていった「彫刻」というジャンルの再構築を試み、その根源的な成り立ちや構造を問う作品を発表する。1984年より制作をはじめた「森」シリーズによって高い評価を得る。主な個展に、「視線の森」(広島市現代美術館、1995年)、「戸谷成雄 森の襞の行方」(愛知県美術館、2003年)、「戸谷成雄 洞穴の記憶」(ヴァンジ彫刻庭園美術館)、「戸谷成雄―現れる彫刻」(2016年、武蔵野美術大学 美術館・博物館)など。ヴェネチア・ビエンナーレ(1988年)、光州ビエンナーレ(2000年/アジア賞受賞)をはじめ多くの国際展に参加。2009年、紫綬褒章受章。武蔵野美術大学彫刻科名誉教授。
戸谷成雄 彫刻【埼玉県立近代美術館】
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