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【本イベントは終了しています】
埼玉県|川越・所沢・飯能
発信日:2023年03月07日
2023年02月04日(土)〜05月07日(日)
入場料:2,000円
「現代アートは気になるけれど、よくわからない……」。そう思っているのはあなただけではありません。そしてその思いから出発して、日本を代表する現代アートコレクションを作った人がいます。
それは現代アートとまったく縁のなかった昭和のビジネスマン、田口弘氏。
彼がいかに現代アートに出会い、引き込まれていったのか。本展覧会は、アートとの出会いで経験した驚きや発見などを「タグチアートコレクション」および「ミスミコレクション」の作品を通して追体験ができます。
本展はタグチアートコレクションの作品を通して、「わからないなぁ」と現代アートを敬遠してきた人たちに、その距離を縮めてもらう展覧会です。同時にタグコレは世界の最先端の本格的なアートコレクションでもあり、既に現代アートのファンの方にはいつもとは違った角度から楽しんでいただける内容にもなっています。
~タグチアートコレクション(タグコレ)とは~
タグチアートコレクションは、ミスミグループ創業者の田口弘氏が集めた世界各地の現代アート作品約650点(2022年10月末時点)からなるアートコレクションです。田口氏はミスミの社長在職時にアメリカン・ポップアートを中心とした「ミスミコレクション」を築き、現代アートの企業コレクションとして我が国における先駆けとなりました。
その後に開始した個人コレクションでは、世界各国あるいは日本国内にも対象を広げ、立体・写真・映像など、素材・形態も幅広く収集しています。2013年より長女の田口美和氏が運営に参画し、展覧会の開催とコレクションの拡充に努めています。
●展示内容
Episode 1. 未知との遭遇
田口弘氏と現代アートとの出会いは、まさに「未知との遭遇」。「現代アートはわからんね……」そんなことをつぶやきながら、アートに惹かれ集めた作品を紹介。
Episode 2. コレクションは広がる
「この作品、好き!」から始まったタグチアートコレクション。
好きな作品のアート界での位置づけやバックグラウンドを知ることで、次に見るべき作品や作家が見えてきます。その手助けをしてくれる、コレクションが広がっていくうえで欠かせない重要な存在がアドバイザー。アドバイザーとの二人三脚でタグコレがどのように発展していったのかをご覧いただきます。
Episode 3. 作品を買うということ
お金さえあれば作品は買えると思っていませんか?多くの人たちが欲しがる作品はお金があっても買えません。 そして作家やギャラリーは、高く買ってくれることよりも、良いところに買ってもらいたい。それが作家の評価にもつながるからです。
コレクション作品とあわせて、売り手優位のこの世界で良い作品を手に入れるための苦労話を紹介します。
Episode 4. アートは変わる、世代も変わる
アートは常に変化し続けています。今では多くの現代アートが、 貧困や差別、暴力など社会の様々な課題をテーマとしています。
Episode 5. 作品はみんなのもの
アートコレクションの歴史は、権力者や富裕層が自分の楽しみや自己顕示のために作品を集めたことから始まりますが、タグチアートコレクションは違います。いろいろな美術館に作品を貸し出したり、学校の体育館で展覧会を行ったり、作品のカードゲームを作ってみたりといった、現代アートを見てほしい、楽しんでほしい、それがタグコレ。見ているみなさんが主役なのです。
●出品予定作家
会田誠、カラ・ウォーカー、アンディ・ウォーホル、オスジェメオス、加藤泉、グレゴリー・クルードソン、小泉明郎、デイヴィッド・サーレ、さわひらき、ラキブ・ショウ、インカ・ショニバレCBE、スーパーフレックス、田名網敬一、ミカリーン・トーマス、奈良美智、名和晃平、西野達、ピーター・ハリー、潘逸舟、ウラ・フォン・ブランデンブルク、キース・ヘリング、デイヴィッド・ホックニー、ライアン・マクギネス、テレサ・マルゴレス、アド・ミノリーティ、宮島達男、ヴィック・ムニーズ、ザネレ・ムホリ、オスカー・ムリーリョ、森村泰昌、ロイ・リキテンスタイン、トーマス・ルフ、ケヒンディ・ワイリー、渡辺豪(五十音順)
タグコレ 現代アートはわからんね【角川武蔵野ミュージアム】
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