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【全国・おでかけ】とれたて鮮魚を味わおう!おすすめの市場・朝市28選

【全国・おでかけ】とれたて鮮魚を味わおう!おすすめの市場・朝市28選

お土産・ショッピング

2023/11/21更新

早朝から農産物や加工品などが1カ所に集結する市場・朝市。地元の新鮮な食材を購入したり、食べ歩きをしたり、お土産を探したり、と楽しみ方はさまざまです。 また、普段の買い物と違い、活気ある雰囲気のなかで売り子さんたちとの会話を楽しめるのも魅力の一つです。おすすめの食べ方や調理法を教えくれるところもあるので、珍しい食材を見つけて食べ方に悩んだらぜひ聞いてみましょう。今回は、全国の市場・朝市から28のスポットをご紹介します。

閉店が早い市場や朝市の注意点

朝市は早いところで早朝3:00~、遅いところでも8:00~と、一般の鮮魚店や青果店よりも早くからスタート。12:00前後になると商品が売り切れ、お店をたたむところも多くあります。そのため、朝市を思い切り楽しむなら早起きは必須! ただし、お店によって営業時間が異なるので、お目当ての物がある場合は、営業時間の確認をしてから訪れるようにしましょう。

【北海道】高田屋

函館朝市で提供される焼きガニ

函館朝市で提供される生うに

函館朝市で出合える北海道の美味

連日にぎわう函館朝市に店を構える創業30年以上の海産物店「高田屋」。カニやカキ、活イカ、活ホッキ、アワビなど、店頭に並んでいる商品は、その場で調理してもらえるのが朝市の醍醐味です。獲れたてのホタテのバター焼きや、殻付きの生うになど、朝から贅沢な気分が味わえます。
また朝市内にある高田屋の姉妹店、活魚料理居酒屋「嘉兵衛」では、本店でも扱っている地場産の新鮮な魚を好みの調理法で食べられ、夜でも新鮮でおいしい魚料理をいただけます。食堂は100人まで収容でき、購入した魚介を食べられるほか、イカ釣りもできるためちょっとしたアクティビティ気分が味わえることもポイントです。

【北海道】函館朝市

最大14時までの営業時間がうれしい巨大市場

約250軒の店舗からなる「函館朝市」は、海産物をはじめ、野菜、果物、お菓子、珍味など、北海道・函館のありとあらゆる味覚が集まる巨大な市場です。JR函館駅のすぐそばにあるため、アクセスが便利。鮮度抜群の海鮮丼が味わえる食堂などもあり、函館を代表する観光スポットとして知られています。
朝市というと早起きをしなければ楽しめないイメージがありますが、函館朝市の店舗営業時間は最大14時過ぎまで。ゆっくりと出かけても楽しめるのがうれしいポイントです。

【北海道】はこだて自由市場

新鮮魚介が並ぶ地元密着型の市場

「はこだて自由市場」はいわゆる「観光市場」ではなく、料理人など飲食のプロや地元の一般市民が日常的に訪れる地元密着型の市場。魚介類の鮮度や質に厳しい市民性を反映し、朝仕入れたばかりの鮮魚が豊富に並びます。
市場内には、新鮮な海産物や農産物、加工品、お土産などが販売されています。特に函館名物のイカやホタテ、ズワイガニ、いくら、サーモンなどの海産物のバラエティが豊かで、北海道の味覚を堪能できます。また、地元の野菜や果物、乳製品や肉製品なども多数販売されており、その新鮮さに驚かされることでしょう。
さらに、飲食店も多数入っており、地元料理やグルメを楽しむことができます。屋内なので天候に左右されず、一年中楽しめるのも魅力の一つです。

【北海道】和商市場

北海道3大市場の一つで味わう名物「勝手丼」

1954年に設立された釧路で最も歴史のある市場。札幌二条市場、函館朝市と並び、北海道3大市場の一つに数えられています。
鮮魚店をはじめ、塩干や珍味、青果店、精肉店など約50の店舗が軒を連ね、市民の台所として親しまれています。
こちらで注目したいのは「勝手丼」。その名の通り、ご飯を盛り付けたどんぶりに自分の好きなネタを好き“勝手”に乗せられる海鮮丼のことです。ご飯のサイズから選べるのでご自身のお腹と相談できるのもうれしいですね。
市場のなかを歩きながら、お目当てのネタを探しましょう。

【北海道】札幌市場外市場

約60店舗がひしめく人気市場

札幌市中央卸売市場に隣接する「札幌市場外市場」は、昭和34年に業務を開始した 約60店舗がひしめき合う活気ある人気市場です。
卸業者が通う市場のすぐ隣にある、一般市民に開かれた場外市場となります。 朝6時から鮮度抜群の厳選食材が並びます。さらに市場の食材を活かした寿司店や定食店などの飲食店も充実。手ごろな価格で旬の味覚がそろっています。
ほとんどの鮮魚店に生け簀が設置されており、その日仕入れた活きの良い魚介が並んでいます。旬の魚介をお探しなら、まずは店先をチェックしましょう。
駐車場も広いため、車でのアクセスが便利なのも特徴です。

【北海道】二条市場

1個数百円から味わえる北海道の幸

「二条市場」は、札幌の中心・大通からすぐの市民の台所。明治時代から札幌市民に親しまれてきました。アクセスの良さも手伝って、今ではすっかり観光名所になっていますが、手頃な価格で手に入る魚介もたくさん。
殻付きの牡蠣1個数百円から販売され、店先でそのまま食べることも可能です。海鮮丼とは違い、数百円から好きな魚介を単品で選べるのもいいですね。

【北海道】三角市場

約50年の歴史を持つ老舗市場

テレビCMにも登場する小樽の老舗「三角市場」。小樽駅と国道5号線の間に位置しており、約50年の歴史を持つ名物市場です。土地、屋根の形が三角の形をしていることから「三角市場」と名付けられました。
三角市場は全長200m、横幅2mの通路に所狭しと店が並んでいます。お店の数は両側に16店舗ずつ。見る、買う、食べるといった多彩な楽しみ方がぎゅっと凝縮されたコンパクトな市場なので、買い物疲れと縁遠いのもうれしいポイント。
こちらでは時期に関係なく通年でいただけるのが、ソイ、ホッケ、カレイ、タコなどの魚介です。時期によって旬が異なる海産物は、10月〜3月はニシン、タラ、ホタテ、アワビ、4月〜8月はしゃこ、牡蠣、うに、甘エビ、9月〜12月はサケ、ヒラメなど。このように旬に合わせた時期に訪れるのもいいですね。

【青森県】館鼻岸壁(たてはながんぺき)朝市

朝市の様子

毎週1万人以上が来場する日曜の巨大朝市

「館鼻岸壁朝市」は、青森県の港町・八戸の広大な岸壁に、 日曜日の早朝だけ出現する巨大朝市です。全長800mにわたって300店以上の屋台が立ち並び、その規模は全国有数の大きさを誇ります。
イカやサバなど八戸自慢の鮮魚や干物の海産物、採りたての野菜や果物、手づくりの総菜から雑貨までありとあらゆるものが並び、毎週1万人以上が来場する人気観光スポットの一つです。

【青森県】陸奥湊駅前朝市

新鮮なカニ

朝6時から開いている観光案内所で朝市の情報を収集

こちらも同じく青森県・八戸市内に位置する朝市。陸奥湊駅のほど近い、アクセス抜群の立地で開催されています。
朝市の中心となる「市営魚菜小売市場」では、カニ、イカ、イワシ、カレイなどの新鮮な魚介類や加工品が店頭に並び、場内には威勢のいい声が響き渡っています。朝市で朝食を食べるために地元の人も訪れる、まさに“街の台所”。陸奥湊駅には朝6時から開いている観光案内所があり朝市の楽しみ方を教えてくれるので、初めての方はまず、こちらを訪れるのがおすすめです。

【青森県】八食センター

2021年にリニューアルしたお土産コーナーも必見

市場棟1階の全長170mのストリートには、獲れたて魚介類を味わえる店や店内で買った食材をその場ですぐ炭火で焼いて食べられる飲食店など、約60店舗が軒を連ねています。なかでも市場で買った魚介類や精肉などを炭火焼きで味わえる「七厘村」では、道具や調味料などはすべて用意されているので、利用料を支払い、市場で買った食材を持ち込むだけで、手軽に本格的なバーベキューを楽しめます。
また、2021年9月に一部リニューアルをした「サービスエイト」では、オリジナル加工食品や伝統工芸品などを扱っており、これまで以上にお土産選びに迷ってしまいそうです。

【青森県】アウガ新鮮市場

青森市内随一の規模を誇る複合ビル地下の市場

青森駅前再開発地区に建てられた複合ビル「アウガ」の地下にある商店街。約80の海産物や青果などの専門店が並び、店舗、品数共に青森市内随一の規模を誇ります。
朝5時から夕方6時半までを続けるこちらは、地元産ならではの活きの良さや安さが魅力。人気のお店は午前中で売り切れることがあるので、早朝に訪れるのが吉です。なかでも「内山商店」の筋子は行列ができる人気ぶり。
買い物を済ませたら少し早めの朝食をいただくのもいいですね。食堂は朝6時半くらいからオープンしているので、時間をつぶさなくていいのも便利です。

【宮城県】松島さかな市場

松島名物が一堂に揃う観光市場

「松島さかな市場」は仙石線松島海岸駅から歩いて10分ほどの、国内外の観光客でにぎわう町の中心にあります。1階には新鮮な魚介類が約1500種、種類豊富に並んでおり、お土産にぴったりの海産物がずらり。松島湾で水揚げされた新鮮な海産物が豊富にそろっています。ヤマト運輸が常駐しているので、買った商品は全国に発送可能なのもうれしいポイント。
2階には120席用意された、ゆとりのある食事スペースがあり、人気の「松島かきバーガー」やお寿司、ラーメン、丼などを味わうこともできます。そして駐車場には「焼がきハウス」が併設されており、焼きガキが食べ放題なのも見どころです。

【秋田県】秋田まるごと市場

買い物の後に気軽に立ち寄れる無料休憩所も併設

「秋田まるごと市場」は、秋田県秋田市にある地元の新鮮な食材や特産品を販売する市場です。地元民にとっては生活必需品が手軽に手に入る場所であり、観光客にとっては秋田の食文化を体験できる貴重な場所です。
市場内には、鮮魚、野菜、果物、お菓子、お酒など、地元の特産品や名産品が豊富に取りそろえられています。特に、秋田の名物である「きりたんぽ鍋」の材料である「きりたんぽ」は必見です。ほかにも秋田の地酒や地ビールも充実しており、お土産にぴったり。
市場内には、地元の食材を使った料理が楽しめる飲食店もあります。新鮮な食材を使った海鮮丼や天ぷらなど、地元の味を堪能できます。また、市場内には無料の休憩所もあり、食事やお土産を買った後にゆっくり休憩することも。

【岩手県】盛岡神子田朝市

毎日営業を行う全国的でも珍しい常設の朝市

盛岡市の都心から南にある神子田町で開催されている「神子田(みこだ)朝市」。 ほぼ毎日営業している(毎週月曜休み)全国でも珍しい常設の朝市として、盛岡の観光スポットにもなっています。
組合形式としては日本最大規模で、年間300日以上、朝5時~8時30分まで開かれるため、季節によってはまだ暗いうちに朝市がスタート。
昔ながらのあたたかい雰囲気の朝市では、地元の農家の人たちとの交流を楽しみながら、野菜や果物、山菜、お惣菜などを購入できます。
神子田朝市グルメスポットの中でも特に人気のあるお店が「神子田朝市食堂」。こちらでラーメンを食べることを「朝ラー」というほどの定番コースになっています。寒い時期にぴったりの「朝ラー」を試してみませんか。

【新潟県】寺泊魚の市場通り(魚のアメ横)

日本海の潮風が気持ちいい活気あふれる市場

新潟県の中央に位置する長岡市寺泊は日本海に面した国道402号線沿いに、通称「魚のアメ横」と呼ばれる海産物市場が軒を連ねています。日本海の潮風が気持ちいいこの通りは、いつも行き交う人と売り子の活気あふれる声でにぎわっています。
鮮魚店や土産物店など11店舗が並び、地元寺泊港や出雲崎港に揚がる生鮮品はもちろん、冷凍や加工品も含め、新鮮で格安な魚の宝庫です。イカやホタテ、旬の魚を焼いた名物浜焼きを、浜風に吹かれながら味わってみませんか。2階の食堂で食事も楽しめます。

【富山県】新湊きっときと市場

“富山湾の宝石”も手に入る地元の人も御用達の市場

「新湊きっときと市場」は、”富山湾の宝石”と称される白エビをはじめ、県内でも有数の新湊漁港で獲れた新鮮な海の幸を豊富に提供する市場。ズワイガニ、ブリ、バイガイなど旬の新鮮な魚介も並び、地元の人も多く訪れる場所です。
海鮮レストラン「きっときと亭」では、朝獲れの新鮮な魚はもちろん、全国でも珍しい昼セリが行われる新湊漁港直送の新鮮な魚介を堪能できます。また、店内は帆船海王丸、新湊大橋、海越しに望む立山連峰など、美しい眺望が見えるのでご注目を。

【石川県】輪島朝市

1200年以上の歴史を誇る名物朝市

「輪島朝市」は、石川県・輪島の名物朝市で「日本三大朝市」の一つにも数えられています。
通りには、新鮮な魚介をはじめ干物や野菜民芸品などを扱う露店が道の両側に並び、その数は200軒以上。それぞれのお店は、1200年以上の歴史がある市場で、家ごとに代々引き継がれてきたものだとか。売り手のほとんどは女性の方で、元気なお母さんたちとのおしゃべりも訪れる人々にとって楽しみの一つとなっています。

【石川県】近江町市場

観光の途中にも立ち寄りたい「金沢の台所」

享保6(1721)年に開かれた「金沢の台所」。現在は鮮魚店や青果店、飲食店など約170店がひしめき合っています。
新鮮な海の幸や地元産の野菜や果物などが豊富にそろい、常にたくさんの観光客でにぎわっています。日本海で獲れた魚介を使った名物の海鮮丼は「ネタが大きくて、おいしい」と評判で、SNSにも数多くの写真が投稿されています。人気の店舗は、休日のランチタイムとなると軒並み長い行列ができるので、なるべくゆっくり食事をしたい時は「近江町いちば館」2階のレストラン街へも足を運んでみて。
また、伝統の加賀野菜は、一般的に手に入る野菜とはひと味ちがいます。ぜひご自宅で滋味深いおいしさを味わってみましょう。

【京都府】錦市場

おばんさいにも使われる新鮮な野菜がそろう場所

「錦市場」とは、京都市中京区にある、歴史ある市場の一つです。
市場内には新鮮な野菜や果物、魚介類、肉類などが豊富に揃っており、地元の人々や観光客に愛されています。また、京料理の料亭や割烹だけでなく、おばんざいといわれる京都の家庭料理にも使われる新鮮な野菜、魚など旬の食材が一堂に集まっています。
お店の人から専門的な知識や食べ方などを聞いたり、京都独自の食文化にふれるのも楽しみの一つ。また、市場内には京都の伝統工芸品やお土産も豊富にそろっており、京都旅行のお土産選びにも最適な場所です。

【大阪府】黒門市場

たこ焼きや串カツなどを食堂や屋台で味わおう

食い倒れで有名な大阪を代表する「黒門市場」。市場では海鮮や果物、加工食品などなんでも手に入ることから地元の人々には「大阪の台所」と呼ばれています。少し前までは大阪のプロの料理人が仕入れに行く地元の市場というイメージが強かったこちらですが、今は観光客の食べ歩きスポットとなっています。
特に、大阪の名物であるたこ焼きやお好み焼き、串カツなどが市場内の食堂や屋台で楽しめます。また、市場内には大阪のお酒やお菓子なども豊富にそろっており、大阪の文化に触れることができます。アーケードを歩いて、大阪の下町情緒を感じてみましょう。

【山口県】唐戸市場

養殖の魚も直接販売を行うロケーション抜群の市場

「唐戸市場」は関門海峡が目の前に広がるロケーションにある市場です。山口県各地にある漁港からたくさんの種類の新鮮な魚介が集まります。下関といえばフグが有名ですが、タイやハマチの市場としても知られています。
養殖の魚も直接販売しており、地方卸市場としては全国的にも珍しい販売スタイル。農産物の直売所もあり、農業者と漁業者が肩を並べて出店しています。
毎週末と祝日には「活きいき馬関街」が開催されており、旬の魚を寿司や海鮮丼にして味わうことができます。驚くほどリーズナブルな価格設定が魅力で、たくさんの人々でにぎわっています。
周辺には駐車場も多数あり、唐戸エリアでは「海響館」の広い駐車場が利用できるので車で出かけるのもおすすめです。

【高知県】ひろめ市場

大きな屋台村のようなつくりが特徴の観光名所

「ひろめ市場」は高知市の中心部、帯屋町アーケードの西側に位置する市場。和洋中のさまざまな飲食店、お土産物店など約60店舗が所狭しと並んでいます。1998 (平成10) 年にオープンして以来、高知市街地を代表する観光名所のひとつになっています。
市場内は大きな屋台村のようなつくりになっていて、地元の方から観光客までが詰めかけ連日大にぎわいをみせています。
また、「ひろめ市場」すぐそばの通りは、300年も続く伝統の「土佐の日曜市」が開かれています。新鮮な野菜やおいしい飲み物を片手に食べ歩きができるのも魅力です。

【愛知県】師崎漁港朝市

愛知県名物の新鮮なアサリをゲット

古くから漁業が盛んな師崎。「師崎漁港朝市」は、師崎漁業協同組合魚市場にて水曜日をのぞく朝8時から正午頃まで開催している朝市です。開店と同時に、地元の人や観光客でにぎわいます。
鮮魚はもちろん、干物などの加工品を販売する地元のお店15店ほどが出店し、一部のお店では試食も行っています。師崎漁港で水揚げされたばかりの鮮魚や貝類、その他の海産物が並びます。特に、愛知県名物のアサリは、師崎漁港が有名な産地のため、新鮮なものが手に入ります。また、地元の野菜や果物も多数販売されており、旬の食材を手軽に手に入れることができます。
なかには焼きたてパンを販売するお店もあるので、小腹が空いたら朝ごはんにいただくのもいいですね。

【長崎県】平戸瀬戸市場

ユニークな形が特徴のウチワエビを物色

平戸の海・山・伝統菓子など、平戸市の美味が集まる「平戸瀬戸市場(ひらどせといちば)」。1階には直売所2階にはカフェレストラン展望テラスを備えており、平戸の食と人が交流する市場です。
毎日、平戸全体からたくさんの新鮮な生鮮品や特産品が集まります。人気のウチワエビや季節の魚、野菜など、平戸産品にこだわった品ぞろえが魅力です。
場内には「平戸瀬戸市場シーサイドカフェ」があり、旬の魚介を取れたて新鮮なままで味わうことができます。

【佐賀県】呼子朝市

国内トップクラスの水揚げ量を誇るイカは必見

「呼子朝市」は、輪島・勝浦に続いて「日本三大朝市」に数えられる佐賀県の朝市です。毎朝7時半~正午まで、松浦町商店街で行われています。「朝市通り」と呼ばれる200mほどの通りに、地元の新鮮魚介、旬の採れたて野菜、花などの露店が立ち並びます。
呼子と聞いて思い浮かべるのは、水揚げ量が国内トップクラスイカではないでしょうか。ここでは、名物の生のイカを豪快にプレスした「いかプレスせんべい」、下足を練り込んだパテが挟まる「イカバーガー」などユーモアあふれる商品が多数そろっています。お買い物はもちろん、現地でしか食べられないグルメも存分に楽しみたいですね。

【沖縄県】第一牧志公設市場

南国ならではの食材を見ているだけでもワクワク

「第一牧志公設市場」は、戦後間もない頃の闇市にルーツを持ち、1950(昭和25)年に開設されました。2019年7月1日からは市場建替のため新市場ができるまでの間、仮設の場所で営業を続けています。
市場の1階には精肉・鮮魚・野菜やフルーツなどの生鮮食品やお土産品などを販売する70店舗があり、2階にはイートインスペースがあります。
南国ならではのトロピカルフルーツやカラフルな魚、アグー豚など、見ているだけでも興味が湧く食材もそろっており、近年では外国人観光客にも人気スポットになっています。

【沖縄県】糸満市場 いとま~る

糸満名物のカマボコなどが手に入る市民憩いの場

早朝から糸満アンマー(お母さん)たちで活気づく市場。糸満の台所「糸満市中央市場」は「マチグヮー(沖縄弁で小さなお店の意)」と呼ばれ、糸満市民の憩いの場です。
とれたての野菜や鮮魚、糸満名物のカマボコや豆腐など、生活に欠かせない地元の食材を安く購入できる。そのほか、豚の頭などの驚きの光景が見られるのもこの市場ならでは。
2カ月に1度、日曜日に開かれる「ちむちむ市」は誰でも参加できる自由市で、沖縄在住のアーティストやミュージシャンも集まります。そのタイミングに合わせて訪れてみるのもいいですね。

【沖縄県】石垣市公設市場

路面販売をするおばぁの元気な掛け声が響く市場

石垣島の中心地、ユーグレナモール内にある「石垣市公設市場」。3階建ての建物の半地下になっている部分が公設市場となっています。1899(明治32)年に市場が設置され、2021年5月にはイートインスペースを備えてリニューアルオープンしました。
市場は28の店舗が軒を連ね、路面販売をしているおばぁの元気な掛け声が響いています。近海で採れた鮮魚、石垣牛などの精肉、八百屋や惣菜店などが並び、石垣島の食生活の一端が感じられる市場となっています。生鮮品の取り扱いがメインのためお土産にできるものは少ないですが、お肉や鮮魚などを購入して2階にある「いちば食堂」で調理してもらうことができますよ。

まとめ

市場・朝市は、その土地ならではの食材や特産物、名物グルメをリーズナブルに楽しむことができます。さらに、にぎやかで活気あふれる雰囲気の中を歩いていると、こちらまで元気をもらえそうですよね。まだ市場に行ったことがないという方は、早起きしてでも訪れてみる価値ありです。

旅色編集部 たじま

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記事企画・監修:旅色編集部 たじま