【山形から車で1時間】日帰りで絶景や名産を楽しめるスポット10選

【山形から車で1時間】日帰りで絶景や名産を楽しめるスポット10選

観光・カルチャー

2024/02/14更新

山形から1時間台のドライブを楽しめば、県内のスポットをはじめ、福島県や宮城県にも行けます。本記事では、山形から日帰りドライブで絶景や名産が楽しめるスポットを10選紹介します。四季折々のイベント、地域限定のグルメを扱う道の駅や、伝統工芸などに魅了される旅にでかけませんか。ひとり時間を満喫するもよし、大切な人とすてきな思い出を作るもよし、自然の美しさと地域の美食に心満たされるひと時を過ごしましょう。

福島・二本松

福島・二本松エリアは、山形市より車で1時間半前後のドライブで到着します。福島県の中通り地方の北部に位置するエリアです。福島エリアは、吾妻連峰(あづまれんぽう)や阿武隈山地(あぶくまさんち)に囲まれた場所。「日本の道100選」にも選ばれた磐梯吾妻(ばんだいあがつま)スカイラインや、道の駅など、ドライブにぴったりなスポットが点在します。二本松エリアの「霞ヶ城(かすみがじょう)公園」は桜名所百選に選ばれ、「二本松菊人形」の会場でもある県立公園です。また、毎年10月に福島県重要無形民俗文化財に指定された「二本松の提灯まつり」が開催。約300個の提灯と活気ある太鼓台のパフォーマンスは迫力満点。

【福島・二本松】道の駅 安達(上り)

「智恵子抄」高村智恵子ゆかりの地でご当地の味を堪能

地元の新鮮な食材や伝統工芸品、ご当地名物がいっぺんに堪能できる「道の駅 安達(上り)」。見て楽しい、食べて美味しいものがたくさん揃います。重要無形文化財の伝統工芸技術である上川崎(かみかわさき)和紙のグッズ購入や手漉き体験もできますよ。有名なご当地名物「あわまんじゅう」や「玉嶋屋の玉羊羹」はもちろん、珍しい「和紙ソフトクリーム」も気になるところ。地元の味をお腹いっぱい満喫しましょう。「道の駅 安達(あだち)」という施設名は、「智恵子抄」で知られる旧安達町出身の作家・高村智恵子にちなんで付けられました。

「福島・二本松」のおすすめスポットをもっと見る

相馬

相馬(そうま)エリアは、山形市より2時間弱のドライブで到着します。福島県の浜通り地方の北部に位置し、宮城県と接するエリアです。相馬エリアは、四季を通じて海の幸・山の幸が豊富。お米や「相馬牛」など多くの美味が揃います。特に新鮮な魚介に甘じょっぱいタレをつけて炭火で焼き上げる相馬のソウルフード「浜焼き」は絶品。「県立自然公園・松川浦」は、外洋と潟湖による景勝地で「日本百景の絶景」に選ばれています。

【相馬】道の駅 そうま

「相馬野馬追」をイメージした建物が目玉

「道の駅 そうま」は、「相馬野馬追(そうまのまおい)」の陣屋をイメージした黒い瓦と白壁の建物が目印の道の駅です。敷地内には、物産販売、レストラン、道路情報などの施設があります。物産販売施設では、地元産の生鮮野菜や果物を中心に特産品や工芸品などを販売。レストラン「キッチンにったき」では、金助漬の豚ロース焼きや、相馬キムチと豚肉炒めなど、地元産の食材を取り入れた肉料理を中心としたメニューが味わえます。また「殿様ミルクスタンドSOMA(そうま)」ではオリジナルソフトクリームやオリジナルスムージーなどのスイーツを提供。

「相馬」のおすすめスポットをもっと見る

蔵王・白石

蔵王・白石(しろいし)エリアは、山形市より1時間前後のドライブで到着します。宮城県南部で、山形と福島に隣接するエリアです。蔵王・白石エリアでは、四季折々の雄大な景観が楽しめ、ドライブにぴったりなスポットが点在します。有名なのは、直径約325mの火口湖「御釜(おかま)」で、荒々しい火口壁の中にエメラルドグリーンの湖面が覗けます。冬に木々が凍る「樹氷」とともに蔵王連峰の名物です。加えて遠刈田(とおがった)、青根(あおね)、峩々(がが)などの温泉地が豊富なことも魅力です。

【蔵王・白石】蔵王町伝統産業会館(みやぎ蔵王こけし館)

昔にタイムスリップ?伝統を感じる体験がたくさん

「蔵王町伝統産業会館」には、約5,500点もの全国のこけしや木地玩具が並ぶ「展示コーナー」や、職人の技術が見られる「実演コーナー」があります。こけしの絵付け教室では、自分だけのオリジナルこけしを作って、記念に持ち帰れます。こけし館の裏の「こけしの道」を進むと、こけしのふるさと「新地こけしの里」に到着。茅葺屋根の歴史を感じる街並みは、昔にタイムスリップしたかのような気分になれるでしょう。伝統の技術や風情感じる街並みを楽しんでください。

「蔵王・白石」のおすすめスポットをもっと見る

仙台・秋保・作並

仙台・秋保(あきう)・作並(さくなみ)エリアは、山形市より1時間弱のドライブで到着します。宮城県の中央部に位置するエリアです。仙台は、伊達政宗が築いた城下町として現在まで栄えてきました。また8月にはたくさんの笹飾りで街が彩られる「仙台七夕まつり」を開催。郷土料理のずんだを使ったさまざまなスイーツや、牛タン、笹かまぼこなどのご当地グルメが楽しめます。秋保・作並は1,000年以上の歴史がある仙台市郊外の温泉地です。

【仙台・秋保・作並】錦ケ丘ヒルサイドモール

ショッピングや水族館に温泉も楽しめるよくばりスポット

ショッピングやカフェ、アミューズメント施設と楽しみ方が無限大の「錦ケ丘(にしきがおか)ヒルサイドモール」。水族館「アクアテラス錦ケ丘」はカップルで、木の創造あそび場「感性の森」や室内遊園地「Kid'sUS.LAND(キッズユーエスランド)」はご家族で楽しめます。室内施設が充実しているので雨の日のおでかけにも向いています。「錦ケ丘中央公園」でお花見やピクニック、「蕃山(ばんさん)」でトレッキングなどを楽しんだら、2023年に誕生したばかりの温泉施設「愛子天空の湯そよぎの杜」で疲れを癒やせます。

「仙台・秋保・作並」のおすすめスポットをもっと見る

松島・塩竈

松島・塩竈(しおがま)エリアは、山形市からは1時間半以内のドライブで到着します。宮城県東端に位置し、松島湾に面するエリアです。松島エリアは日本三景のひとつで、海と島々による景勝地。また伊達家の菩提寺で国宝の「瑞巌寺(ずいがんじ)」などの歴史的観光スポットもあります。世界三大漁場といわれる三陸沖から近く、塩竈エリアの漁港では、牡蠣とアナゴの2大グルメを求めてドライブをしてみましょう。

【松島・塩竈】松島直秀こけし製造元 二八屋物産店

宮城県推奨品に認定された伝統のこけし

宮城県推奨品に認定された「松島直秀(まつしまなおひで)こけし」を守り続ける「松島直秀こけし製造元 二八屋(にはちや)物産店」では、こけしの材料に宮城県及び松島産の木材を使用。削り、加工、絵付けのすべての工程を同店で行います。そのようなこだわりのつまった松島直秀こけしが店先に並びます。ほかにも東北の職人が作ったさまざまな種類のこけしもあります。また「絵付け体験のコーナー」ではオリジナルこけし作りができます。

「松島・塩竈」のおすすめスポットをもっと見る

鳴子・大崎

鳴子(なるこ)・大崎エリアは、山形市からは1時間半前後のドライブで到着します。宮城県北部の内陸に位置し、山形県と隣接するエリアです。鳴子エリアは、5つの温泉地からなる温泉峡で、紅葉でも有名なスポット。大崎エリアはラムサール条約に登録された「蕪栗沼(かぶくりぬま)」と「化女沼(けじょぬま)」があります。ふたつの沼は渡り鳥の飛来地として有名で、周囲には公園が整備され、渡り鳥や沼地の自然を鑑賞できます。

【大崎】あ・ら・伊達な道の駅

絶品ご当地グルメや限定ソフトクリームで元気チャージ

お腹いっぱい食べられる定食からお菓子、デザートまで多彩な絶品グルメが楽しめる「あ・ら・伊達な道の駅」。特産品を販売するマルシェやイルミネーション、地元の芸人さんのショーなどイベントが盛りだくさんで、いつ行っても楽しめるスポットです。またチョコレートブランド「ROYCE(ロイズ)」が出店しており、その濃厚なソフトクリームを食べてみてください。東北の道の駅ではここでしか味わえません。

「大崎」のおすすめスポットをもっと見る

山形・上山・蔵王・天童・村山

山形・上山(かみのやま)・蔵王・天童・村山エリアは、山形市から30分前後のドライブで到着します。山形県中部の東側に位置するエリアです。山形市にある「立石寺(りっしゃくじ)」は、松尾芭蕉による奥の細道ゆかりの地として人気の観光スポットです。冬のレジャーや温泉が楽しめる「蔵王温泉スキー場」は、高原リゾートとして有名。また、桜の名所・新緑・紅葉などの絶景スポットも数多く点在しており、季節を問わず観光が楽しめるエリアです。

【山形・上山・蔵王・天童・村山】山形県観光物産会館 ぐっと山形

山形を味わい尽くすスポット

「山形県観光物産会館 ぐっと山形」は2023年4月にリニューアルオープン。お買い物ブースのリニューアルに力を入れ、県内の老舗菓子店が名を連ねる「山形銘菓コーナー」や県産酒を取り扱う「山形銘酒館」などは 県内各地の名産を豊富に揃えています。 加えて飲食店・ショップは5店舗が追加され、山形名物のそばやラーメン、果樹王国山形のフルーツ、地元産の材料にこだわったゆべしや餅菓子が味わえます。ご当地の美味しいものが盛りだくさんのスポットです。

「山形・上山・蔵王・天童・村山」のおすすめスポットをもっと見る

新庄・最上

新庄・最上(もがみ)エリアは、山形市より1時間から1時間半のドライブで到着します。山形県の北東部に位置するエリアです。新庄エリアでは、豪華な山車が名物の「新庄まつり」が8月に開催。最上エリアには、四季折々の美しい最上峡の舟下りを楽しめる峡谷が流れ、その中には日本の滝百選のひとつ、高さ約124mの「白糸の滝」もあります。また1200年以上の歴史がある「肘折(ひじおり)温泉」や源義経の伝説が残る「瀬見(せみ)温泉」などの温泉地もあります。

【新庄・最上】鈴木こけし工房(見学)

伝統こけしの職人芸は今も昔も変わらず

「鈴木こけし工房」では、今も昔も変わらず一つひとつ丁寧に手作業で「肘折(ひじおり)こけし」をつくっています。肘折こけしは空洞の頭部に小豆が入っており、振るとカラカラと音が鳴ります。見て、触れて、楽しいこけしです。工房内には、こけし作りの職人芸を間近で見学できる「製作工場」や、気に入ったこけしが購入できる「販売所」があります。表情も形も愛らしいと人気のこけしを、手に取ってみてください。

「新庄・最上」のおすすめスポットをもっと見る

米沢・赤湯

米沢・赤湯(あかゆ)エリアは、山形市より1時間弱のドライブで到着します。山形県の最南端で福島県と宮城県に隣接し、置賜(おきたま)地方と呼ばれるエリアです。米沢エリアは上杉藩の城下町で武将の上杉謙信が祀られた「上杉神社」をはじめ、「法泉寺」など歴史的名所が点在しています。赤湯エリアはワインの宝庫。ブドウ狩りが楽しめるなどの多彩な6つのワイナリーが点在します。また雪灯篭と雪ぼんぼりの幻想的な世界観を楽しめる「上杉雪灯篭まつり」が米沢で2月に開催され、約200基の雪灯篭、約1,000個の雪ぼんぼりのやわらかな灯に町がつつまれます。

【米沢・赤湯】高畠ワイナリー

世界から注目されているワイナリー

数々の受賞作を生み出し、世界から注目されている「高畠ワイナリー」。受賞ワインを含む、地酒や地ビール、リキュール、焼酎などの他アルコールもワイナリーショップで購入できます。 店内在籍のソムリエがワイン選びをサポートしてくれるので、きっと自分好みのワインに出会えるはず。地元のソーセージやピザとワインを一緒に味わえる「ゴッツォナーレ高畠」もおすすめです。ヴィンテージワインや新酒のテイスティングイベントを随時開催していて、何度行っても楽しめます。

【米沢・赤湯】道の駅 米沢

お土産選びも米沢グルメも満喫できる道の駅

城下町がモチーフで、風情感じる建物が特徴の「道の駅 米沢」。地元の野菜からグルメ、景色まで幅広く満喫できるスポットです。フードコートも、米沢牛や米沢ラーメン、米沢牛串、米沢牛入りコロッケと米沢づくし。山並みや田園風景を眺めながら、ゆっくりと食事を楽しんでくださいね。置賜(おきたま)地方の観光を考えているなら、さまざまな施設やお店のクーポンが手に入る「まちなびカード」のコーナーにも立ち寄ってみましょう。

「米沢・赤湯」のおすすめスポットをもっと見る

まとめ

今回は、山形から1時間台のドライブで行けて、日帰りで絶景や名産品が楽しめるスポット10選を紹介しました。自然豊かな山形周辺には、自然の美しさや季節感を楽しめるスポットがたくさんあります。美味しい食材やご当地の名産品でさまざまな地域の魅力に触れられるのも旅の醍醐味。本記事を参考に気軽に行けるドライブ旅を満喫してくださいね。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.