【仙台・バス旅】るーぷる仙台で行けるおでかけスポット11選

【仙台・バス旅】るーぷる仙台で行けるおでかけスポット11選

観光・カルチャー

2023/06/22更新

仙台は宮城県のほぼ中央にある、東北地方の中心都市です。都会的な魅力だけでなく、伊達政宗公ゆかりのスポットや自然豊かな公園など、さまざまな観光名所があることでも知られています。そんな仙台を訪れたらぜひ利用したいバスが「るーぷる仙台」です。るーぷる仙台は、約80分かけて仙台市中心部の主要観光スポットをぐるっと一周する循環するシティーループバス。上手に使えば時間を節約しながら自分のペースで観光ができます。レトロ調のバスの車窓から街並みを楽しむもよし、途中下車してお目当ての観光スポットを楽しむもよしと、使い方は無限大です。
そこで今回は、るーぷる仙台を使ったバス旅で、立ち寄ってほしいおすすめ観光スポットをご紹介します。

初心者必見! るーぷる仙台の使い方

るーぷる仙台公式サイトより引用

るーぷる仙台を使ってみたいなと思った方のために、まずは乗り方や一日乗車券の購入場所などを解説しましょう。
るーぷる仙台は仙台駅前を始点に、南は仙台城跡、北は大崎八幡宮前を、15のバス停に分かれた仙台市中心部の主要スポットを巡り、仙台駅に戻るルートです。ルートの進行方向は時計回りのみで、平日は約30分間隔、土・日・祝は約20分間隔で運行しています。始発バスは仙台駅前バス停を9:00に発車し、最終便は同バス停を16:00に発車。バスの運行情報は、仙台市のバス位置情報サービス「どこバス仙台」を使えば調べられるため、るーぷる仙台時刻表が手元に無くとも、観光しながら今最寄りのバスはどこにいるのか確認できて便利ですね。

一回の乗車運賃は、大人260円(小児130円)、バスの中扉から乗車し、前扉から降車する際に支払います。一日乗車券を使う場合は、初回降車時のみカードを運賃箱に通します。次に乗った際は、カード裏面に印字される日付を乗務員に提示すればOKです。
一日乗車券の料金は大人630円(小児320円)、地下鉄共通の一日乗車券は大人920円(小児460円)。一日乗車券を購入すると、るーぷる仙台該当バス停付近の施設入館料や飲食料が割引になる特典があるため、仙台市内をお得に観光することができます。るーぷる仙台の一日乗車券の購入場所は、仙台駅西口バスターミナル販売所やるーぷる仙台車内、指定販売施設。スマートフォンがある方は、事前に「仙台MaaS」という仙台のチケット管理サービスを行っているWEBサイトで購入・管理することができますよ。キャッシュレスで観光を楽しみたい方におすすめです。

【仙台駅前】牛たん通り・すし通り

牛たんイメージ

寿司イメージ

仙台グルメが一堂に集う、仙台観光の玄関口

JR仙台駅3階に広がる「牛たん通り」と「すし通り」には、仙台発祥の牛たんや仙台の旬の寿司を味わえる人気店舗がズラリと並んでいます。通りの奥には伊達政宗公騎馬像とのフォトスポットも! 通りの入口には「ずんだ小径」という仙台名物・ずんだをつかったスイーツを扱う店舗もありますよ。牛たんや寿司でお腹を満たした後は、デザートに人気のずんだシェイクを飲みながら仙台駅を出るのが◎です。

【仙台駅前】三瀧山不動院

福の神「仙台四郎」が祀られる不動院で開運を祈願

仙台駅から徒歩約3分、仙台市街の商業地区にあるクリスロード商店街沿いにある不動院です。仙台で商売繁盛・開運の神様とされる福の神「仙台四郎」が祀られており、その姿を描いた色紙や湯飲み、置物は、飾っておくと開運招福などのご利益があるのだとか。仙台四郎グッズは通販もあるほど人気! 仙台を訪れた際には参拝してみてはいかがでしょうか。

【仙台駅前】AER展望テラス

杜の都・仙台を一望できるテラスは絶景スポット

仙台駅直通の複合ビル「AER(アエル)」の31階にある展望テラスは、仙台の街並みを東西に渡って一望できる絶景スポット。仙台のランドマークであるAERは1~4階までは商業施設、5階より上はオフィスやクリニックなど、さまざまな施設が入っており、仙台市民の生活に密接している複合ビルです。展望テラスは入場料無料、高層用エレベーターを使って訪れることができます。

【青葉通一番町駅】文化横丁

地元に根付く老舗飲食店街の雰囲気を味わいながら一杯

るーぷる仙台の青葉通一番町駅から徒歩約2分、大正時代から地元の人に親しまれ続けている、飲食店を中心とする商店街です。仙台空襲で焼け野原になったこともある歴史ある通りでは、庶民的な値段でお酒や食事を楽しめます。仕事帰りにちょっと一杯と立ち寄る方も多く、すぐそばにある壱弐参(いろは)横丁と共に、老舗商店街の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

【青葉通一番町駅】壱弐参横丁

オリジナルグッズもある、老舗の商店街

青葉通一番町駅周辺を盛り上げている横丁です。1946年に誕生し、戦後の混乱期に仙台の復興を支えました。100軒余りの飲食店や服飾雑貨店がひしめき、壱弐参(いろは)横丁の事務所では、壱弐参横丁オリジナルのTシャツやトートバッグが手に入りますよ。るーぷる仙台の青葉通一番町駅バス停から近いため、次のバスを待つ間にぶらりと訪れてみるのも良いかもしれませんね。

【青葉通一番町駅】野中神社

伊達政宗公縁の神社で縁結び

青葉通一番町駅バス停から徒歩約4分、サンモール一番町商店街にたたずむ、縁結びと商売繫盛の神としてあがめられている神社です。仙台藩主・伊達政宗公が仙台の町を区画整備するために使った縄を埋めて祀ったことが、神社の起源と伝えられています。えびす神社、和霊神社と行う「三社まつり」は盛大に行われるのだとか。

【博物館・国際センター前】五色沼

フィギュアスケート発祥の地から仙台城の史跡を辿る

伊達政宗公の騎馬像がある青葉山公園にある五色沼(ごしきぬま)は、フィギュアスケート発祥の地でもあります。隣には桜の名所としても有名な長沼があり、春は桜、夏は緑の木陰と、仙台市街中心部にありながら、豊かな自然が静かな空間を作り出し、安らぎを感じさせる場所となっています。るーぷる仙台の次のバス停「仙台城跡」までは徒歩約13分と近いため、仙台城跡の史跡を辿りながら進んでいくのもおすすめです。

【博物館・国際センター前】東北大学植物園

貴重な史跡と自然が残る、天然記念物の植物園

日本で初めて植物園として天然記念物に指定された、東北大学が設立した約52万平方メートルの広大な植物園です。仙台城があった青葉山は、伊達政宗公が城を築いて以来ほとんど手が加えられることなく仙台地方特有の自然が残されており、園内の動植物は学術上貴重なものばかり。本館には、園内で採取された貴重な標本が展示されているほか、1287年に造立された「蒙古の碑」などの史跡も多数残されています。

【仙台城跡】仙台城跡

日没からのライトアップが史跡一帯を彩る

仙台観光で外せないスポットの一つである「仙台城跡」は、伊達政宗公の居城があった場所です。標高約130mに位置し、伊達政宗公騎馬像の前からは市街を一望することができます。日没~23:00は騎馬像と石垣がライトアップされ、仙台の街を彩る光煌めく夜景は、カップルでのデートにもピッタリ。伊達政宗公がかつて天下を取る野望に燃えたあの頃の景色に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

【大崎八幡宮前】大崎八幡宮

豪華絢爛な社殿は仙台鎮守府の威厳を感じる

起源は古く、平安時代から何度も遷祀されてきた八幡宮です。豪華絢爛な社殿は、戦国の世とも呼ばれた安土桃山時代の唯一の遺構として、国宝建造物に指定されています。漆黒をベースとした社殿外観には、色鮮やかな彫刻が施されており、散りばめられた黄金に輝く装飾は、当時の伊達政宗公が大崎八幡宮にかけた思いを感じさせます。

【定禅寺通市役所前】勾当台公園

都市公園で仙台市民の誇る緑を感じる

勾当台(こうとうだい)公園は、宮城県庁、仙台市役所、青葉区役所など公的機関の集まるオフィス街と、一番町商店街や国分町など東北屈指の繁華街の間にある、彫刻と緑の調和が美しい都市公園です。野外音楽堂や滝、売店、カフェなどが整備され、イベントに利用できる市民広場では、観光物産展示即売会などイベントが開かれていることも。公園から仙台駅までは徒歩約11分と近いため、万が一バスを逃しても徒歩圏内なので安心ですね。

るーぷる仙台を利用して効率よくお得に観光しよう!

るーぷる仙台のバス停から行ける、仙台のおすすめスポットをご紹介しました。仙台市街中心部は、仙台藩主・伊達政宗公にゆかりある史跡が多く残る、歴史と緑が調和する街。るーぷる仙台を使えば、あちこちに広がる史跡や観光スポットを効率的に周ることができますね。
るーぷる仙台を使ったことが無い地元の方も、観光に訪れた方も、日帰り観光に便利な循環バスで、仙台の魅力を再発見しながらおでかけを楽しんでみてはいかがでしょうか。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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