【関西・おでかけ】夕焼けに染まる絶景を眺める 夕日スポット25選

【関西・おでかけ】夕焼けに染まる絶景を眺める 夕日スポット25選

自然・絶景

2023/11/28更新

関西には夕焼けに染まる絶景スポットがたくさんあります。今回は、おでかけの帰りに立ち寄れるスポットから、日帰りでじっくり楽しめるスポットまで25選をご紹介します。恋人やご夫婦で美しい夕日を眺めながら、感動的な時間を過ごす際の参考にしてください。

【大阪府】関空展望ホール スカイビュー

夕焼けに染まる飛行機を眺める絶景スポット

関西空港旅客ターミナルビルから少し離れた場所にある、360度の大パノラマが楽しめる展望施設です。頭をかすめるような位置で、離着陸する飛行機が間近で楽しめるスカイデッキや空港と飛行機について全身で学べる体験エリア、航空関連商品の品揃え日本一のグッズショップがあり、飛行機好きにはたまらない施設です。
空が夕焼けに染まるころには、真っ赤な夕日をバックに飛び立つ飛行機が感動的な景色を作り出します。スカイデッキは滑走路が近いため、その光景は迫力満点です。

【大阪府】りんくう公園

大阪湾に沈みゆく夕日が美しい

関西国際空港の対岸にある公園で、「シンボル緑地」と「シーサイド緑地」の2つのエリアに分かれています。空港を離着陸する飛行機や、天気よければ遠く明石海峡大橋、淡路島も臨める抜群のロケーションです。
公園にはいくつもの夕日スポットがあり、それぞれ趣の異なる美しい夕景が見られます。なかでも全長が約2.8Kmあるマーブルビーチから眺める夕日は「日本の夕陽百選」に選ばれている絶景スポットです。ぜひ、潮風を浴びながらロマンチックな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

【大阪府】長松自然海浜

貴重な自然海岸から眺める夕日の名所

大阪府で唯一残っている約8.7ヘクタールの自然海岸です。大阪湾では珍しい岩礁は磯の生物の宝庫で、磯遊びや釣りなども楽しめます。
関西国際空港や明石海峡大橋、紀淡海峡を眺めながら歩ける「水際道路」からの景色は絶景。「日本の夕陽百選」にも選ばれた大阪湾に沈む夕日は見ごたえがあります。また、長松海岸の防波堤には有志によるウォールペイントが施され、海をバックにしたアートの世界を見るのも思い出に残ること間違いなしです。

【大阪府】大阪港ダイヤモンドポイント

大阪湾一の絶景夕日ポイントでロマンチックなひとときを

大阪港の中央突堤にある夕日スポットが「ダイヤモンドポイント」です。中央突堤は、ベンチや、海沿いに手すりが整備されており、夕暮れ時には多くのカップルやカメラマンが絶景の夕日を楽しみます。
周辺は船の運航ルートになっているため、タイミングが合えば船と夕日の美しいコラボレーションに出合えるかもしれません。春や夏の時期は工業地帯へ日が沈み、11月と2月には真正面の海に日が沈みます。四季折々の夕景を楽しんでくださいね。

【和歌山県】平見台園地

岬の突端展望台からみる心洗われる夕日

太地町(だいじちょう)南部、熊野灘に面する海岸線近くの平見台園地(ひらみだいえんち)は、豪壮優美なリアス式海岸で、1936(昭和11)年に吉野熊野国立公園に指定されました。岬の突端には展望台が設けられていて、西に紀伊大島、東には太地町や那智勝浦町の海岸線が一望できます。
夕暮れの展望台から見る夕日は心洗われる美しさです。また、平見台園地のある太地町は捕鯨発祥の地として知られ、捕鯨に関する資料を展示した「くじらの博物館」があります。イルカ・クジラとのふれあい体験もできるため、ドライブのコースに加えてみてはいかがでしょうか。

【和歌山県】潮岬

最南端の岬から見る夕日は絵画のよう

和歌山県の「朝日・夕陽百選」のひとつに選ばれている、本州最南端に位置するのが潮岬(しおのみさき)です。先端には約10万平方メートルの大芝生があり、広大な緑に心が安らぎます。
芝生を見下ろす潮岬観光タワーや岬の南西端に建つ潮岬灯台からは、遮るもののない碧い太平洋が見晴らせ、地球が丸いことを実感させる景色です。
100余年もの間、沖行く船を照らし続ける白亜の潮岬灯台は、赤く沈みゆく太陽との幻想的で美しいコラボレーションが感動的で心を打たれます。

【和歌山県】千畳敷

夕日に美しく染まる岩盤が感動的な景色を作り出す

千畳敷(せんじょうじき)は、同じ和歌山県西牟婁郡(にしむろぐん)にある「円月島(えんげつとう)」「三段壁(さんだんべき)」とともに国の名勝に登録されています。また、和歌山の朝日・夕日が美しいスポット100選にも選ばれた景勝地です。
千畳敷は大きな岩畳を思わせるような白い大岩盤で、1800万年前から1500万年前にできた砂岩からできています。打ち寄せる荒波に侵食されてスロープ状の景観になりました。夕日に照らされ赤く染まった千畳敷の景色はひときわ幻想的です。

【和歌山県】白良浜

リゾート気分を味わいながら見る格別な夕日

白良浜(しららはま)は延長約640mに渡る白砂の浜。「日本の快水浴場百選」にも選ばれている関西を代表する美しいビーチです。白い砂とエメラルドグリーンの海、ヤシの木が並ぶ景色は、姉妹浜のワイキキビーチを思わせます。
白砂に打ち寄せる波の音に、空と海が赤く染まる夕景は感動的。また、海岸には水着着用で入れる露天風呂があります。名湯の白浜温泉に浸かりながら夕日を眺め、心と体を癒すひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

【和歌山県】ポルトヨーロッパ

遊びも絶景の夕日も楽しめる

和歌山市の中心から車で約30分、和歌浦湾に浮かぶ人工島「和歌山マリーナシティ」の中にある「ポルトヨーロッパ」。フランスやイタリアなど美しいヨーロッパの港街を再現した異国情緒いっぱいのテーマパークです。園内には、お子さんも大人も楽しめるアトラクションが充実しています。
マリーナシティでは「日本の夕陽百選」に選ばれたほどの、ロマンチックな海に沈む夕日を堪能できます。思い切り遊んだあとは、心と体を癒す感動的な夕日をぜひ見てくださいね。

【和歌山県】梶取埼灯台

半島の先端に立つ白亜の灯台

太地半島の先端にある梶取崎(かんとりざき)は、一般に熊野灘を航行する船舶がこの岬を目標にして進路をたて梶を取ることから付いた地名といわれています。
梶取埼灯台(かじとりざきとうだい)は、1899(明治32)年に設置されたコンクリート造りの白亜の灯台で、岩礁の照射灯も併設。灯台頂部には風見鶏ならぬ「風見くじら」がついているので、ぜひ注目を。
灯台のある梶取﨑園地から遊歩道があり、断崖絶壁と岩礁の美しい眺望が楽しめます。灯台の周りには芝生の広場もあるので、のんびりとした時間を過ごすのもよいのでは。

【兵庫県】けいのSUP

海上から感動的な夕日を望む

神戸から車で約70分に位置します。「日本の夕陽百選」にも選ばれた淡路島・慶野松原(けいのまつばら)で海遊びができるスポット「けいのSUP」。SUP(サップ)とは、ボードの上に立ちのんびり水上散歩が楽しめるマリンスポーツのことです。自然を感じてリラックスしたり、ヨガをしたり、ペットと一緒に乗って遊んだりすることも可能です。
慶野松原は水質も高く、海上から振り返ると、黒松が広がる白砂青松を眺められます。遮るもののない海上から眺める夕日は感動的な美しさです。

【兵庫県】舞子海上プロムナード

明石海峡大橋を眺めながら海上遊歩道の散歩を楽しめる

舞子海上プロムナードは、岸から150mほど明石海峡へ突き出た回遊式遊歩道。その高さは海面から約47mもあり、世界最大級のつり橋「明石海峡大橋」の神戸市側の下を歩きます。
天気のよい日は淡路島、大阪湾や瀬戸内海が一望できます。また、つり橋の中には展望ラウンジがあり、食事をしながら、ここでしか味わえない絶景の夕日を眺めることができます。

【兵庫県】淡路サンセットライン

淡路島の夕日が綺麗に見える人気のドライビングコース

美しい海を眺めながらドライブできる道路「淡路サンセットライン」は、淡路島の西海岸を南北に走る県道31号線のこと。特に、青い空と海を少しずつ赤色に染めながら瀬戸内海に沈んでいく夕日は、言葉にできないほどの美しさです。
サンセットラインは車で約1時間のコース。その途中に、店内のどの席からも西海岸の美しい夕日が眺められるイタリアンレストラン「GARB COSTA ORANGE(ガーブコスタオレンジ)」があります。ドライブの途中に、ぜひゆったりとロマンチックな時間を過ごしてくださいね。

【兵庫県】サンセットパーク五色 夕日が丘公園

瀬戸内海に沈む夕日を眺める高台の公園

サンセットライン(県道31号線)に近く、瀬戸内海が一望できる高台にある公園です。園内には、広場や淡路四国八十八ヶ所ミニ霊場巡りができる遊歩道や、実物大に再現された石造りの舟だんじりが設置された展望広場などがあります。
展望広場からは、五色浜(ごしきはま)から四国まで続く瀬戸内海を一望でき、小豆島(しょうどしま)や家島諸島(いえしましょとう)に沈む夕日のシルエットは絶景です。雄大な美しい景色を眺めながら、ゆっくりとした時間をお楽しみください。

【兵庫県】多賀の浜海水浴場

夏の海水浴だけでなく絶景の夕日を楽しめるビーチ

サンセットライン(県道31号線)からすぐ近くの場所にある、約1.5kmに及ぶ美しい人工海岸。日本神話でイザナギノミコトが最初に上陸した場所として知られています。「音と光」がテーマの海水浴場で、県内トップレベルの水質と抜群の透明度を誇ります。
海岸からは、沈む夕日が海面に映し出される黄金色の瀬戸内海が眺められます。近くには人気のグランピング施設もあるため、ゆったりとした時間の中で絶景の夕日を堪能してはいかがでしょうか。

【京都府】高台寺

京都の近場で楽しむ歴史を感じる夕日

京阪「祇園四条」駅から徒歩約10分。交通の便がよく人気のある絶景夕日スポットです。高台寺(こうだいじ)は、1606年に豊臣秀吉の正室「北政所(ねね)」が、秀吉を弔うために創建したお寺。
高台寺の駐車場南端にある二年坂方面に抜ける階段付近からは、真っ赤な夕日をバックに、法観寺の八坂の塔と、その奥に京都タワーが黒いシルエットとして映る幻想的な夕景が見られます。

【京都府】清水寺

いにしえを思いながら見る京都の絶景夕日スポット

「清水の舞台」で知られる本堂舞台が有名な寺院。清水寺は京都の絶景夕日スポットの1つでもあります。西向きに開けた高台に位置しているので、夕日を眺めるのに最適な場所です。そこからは、京都市内が夕焼け色に染まる景色が眺められます。
さらに、西門から眺める夕日も絶景です。西門は、沈む夕日を静かな心で見つめ、自身の内面と向き合う修行である「日想観(にっそうかん)」を行う場所でもあります。いにしえの都で修行に励む僧侶たちを思いながら、ひとあじ違った絶景の夕日を味わってみてはいかがでしょうか。

【京都府】鴨川

穏やかな憩いの水辺

桟敷ケ岳(さじきがたけ)付近を源とする鴨川は、京都市内の南北を流れる約23kmの河川です。かつては暴れ川でしたが、今はおだやかな憩いの場として親しまれています。また賀茂川と高野川が合流する出町柳(でまちやなぎ)の鴨川デルタ(三角州)付近には、川を渡るために置かれた飛び石が亀や鳥などの形をしています。川渡が心の憩いになる仕掛けですね。
川の上は空が開けているので、建物や電線に邪魔されず夕景を眺めることができます。川面へ映り込む赤い夕焼けと街並みのシルエットが幻想的です。

【京都府】三条大橋

風情のある夕焼けが見られる

渡月橋(とげつばし)と並ぶ京都のシンボル。かつて東海道五十三次の起点だった橋で、西詰に立つ里程道標に往時の名残がうかがわれます。秀吉が架けた日本初の石柱橋で、今でも橋脚部分に当時の石柱が使われていることで有名です。
鴨川にかかる三条大橋からは夕日そのものは見られませんが、周囲が朱に染まるきれいな夕焼けが望めます。太陽が沈むころ川の東岸から、西の方に目を向けてください。三条大橋から四条大橋を望む夕景は、先斗町(ぽんとちょう)の建物が夕焼けに照らされた風情のある美しさです。

【奈良県】奈良公園

広く歴史的な古社寺と文化施設、自然が織りなす美しい夕景

長い歴史を語る古社寺と文化施設が隣接し、芝生や木々などの自然が調和した公園で、約1,100頭の野生の鹿が生息しています。桜や紅葉の名所としても知られ、季節を通して観光客で賑わいます。
奈良公園エリアは広くみどころがたくさんありますが、中でも鷺池(さぎいけ)に浮かぶように建つ六角堂は、背景の春日(かすが)の山々が重なり合い美しい光景です。夕日に照らされた浮見堂(うきみどう)は、六角堂のシルエットがきれいに浮かび幻想的な風景を作り出します。

【奈良県】平城宮跡歴史公園

雄大な敷地にそびえる朱塗りの世界遺産

平城宮跡歴史公園は、奈良市内に広がる特別史跡平城宮跡に作られた国営公園です。公園内には、1300年前の姿そのままに復元された奈良の世界遺産・平城宮跡の朱雀門(すざくもん)があります。
この朱塗りの門は「日本の夕陽百選」に選ばれた絶景夕陽スポット。広大な敷地、空は広く、その中に堂々とそびえ立つ朱塗りの門。夕暮れと同時に赤く染まり、その後ゆっくりとシルエットに変化していきます。そのさまは神々しく幻想的です。

【奈良県】東大寺二月堂

奈良の街並みを一望する風情のある絶景夕日スポット

奈良には多くの観光スポットがありますが、誰もが知る代表的なお寺といえば、世界遺産でもある東大寺ではないでしょうか。東大寺の中にある絶景夕日スポットは「二月堂」です。二月堂は境内のみですが、24時間開放しています。
舞台の周りを囲むように釣り灯篭が設置され、夕暮と共に灯がともります。舞台からは奈良の街並みが一望。西向きに建てられているため、徐々に空が赤く染まり古都に沈んでいく、絶景の夕日が見られます。

【滋賀県】白鬚神社

日本最大の湖に浮かぶ朱塗りの大鳥居

白鬚神社(しらひげじんじゃ)は、2000年余りの歴史を誇る近江最古の神社。ご祭神は白鬚を蓄えた猿田彦命(さるたひこのみこと)で、延命長寿のご利益があるとされています。琵琶湖の中に朱塗りの大鳥居を構え、国道161線をはさんで社殿が立っています。
大鳥居の展望台「藍湖(おうみ)白鬚台」は、琵琶湖に浮かぶ鳥居のベストショットが撮れる撮影ポイント。沈みゆく太陽に照らされる鳥居の姿は心打たれ、時間とともに黄金色に移り行く景色は感動的な時間をもたらします。

【滋賀県】満月寺浮御堂

琵琶湖に浮かぶ松尾芭蕉に愛されたお堂

琵琶湖の代表的な景勝地「満月寺浮御堂(まんげつじうきみどう)」。上に架けられた渡り橋の先に建つ海門山満月寺の仏堂です。湖に浮かぶように見えることから、浮御堂の名が付けられたそう。「近江八景」の一つ「堅田落雁(かたたのらくがん)」としても知られ、松尾芭蕉など数々の俳人に愛されてきました。
夕日が赤く浮御堂を照らす光景は絶景ですが、浮御堂からの景色も絶景です。ぜひ浮御堂からの絶琵琶湖の大きさ、大自然の雄大さを感じてください。

【滋賀県】びわ湖テラス

雄大な琵琶湖を眼下に特別なひとときを過ごす

琵琶湖を見下ろすようにそびえる打見山(うちみやま)と蓬莱山(ほうらいさん)の2つの山頂エリアで楽しめるのが「びわ湖テラス」。打見山の山頂に雄大に広がる「The Main」は広大なテラスエリアです。ウッドデッキと水盤のある三段構造のテラスが魅力で、ロマンチックな琵琶湖の絶景が楽しめます。
蓬莱山の山頂には「Café 360」があり、アーチ状のウッドデッキからは、琵琶湖から京都や大阪の街並み、日本海側の山々までを一望できます。沈みゆく夕日と雲海が見せる光景は、言葉にできないほどの感動的な絶景です。

まとめ

今回は、関西の夕焼けに染まる絶景夕日スポットの25選をご紹介しました。
街中で見る夕日、大自然の中で見る夕日、それぞれ見る場所によって表情の変わる夕日。美しい夕日を眺め、感動的な時間を過ごし、日々の疲れを癒してはいかがでしょうか。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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