【東日本】都心から日帰りで行ける 東日本の桜の名所4選

【東日本】都心から日帰りで行ける 東日本の桜の名所4選

自然・絶景

2023/11/21更新

少しずつ日差しに暖かさを感じるようになると、春もすぐそこに近づいています。今年こそは、春気分を盛り上げるお花見にゆっくり出かけてみませんか。今回は、都心から日帰りで気軽に行ける、東日本のおすすめお花見スポットを4つご紹介します。

【千葉県】清水公園

多くの花見客でにぎわう自然公園

1894(明治27)年に開園した自然公園「清水公園」。春は約2,000本のソメイヨシノに加え、約2万株のツツジが咲き乱れる光景は圧巻です。清水公園駅から清水公園まで続く沿道の桜並木に始まり、樹齢100年を超える一度朽ちた古木から新しい生命を得た「劫初(ごうしょ)の桜」など、園内に点在する桜を目当てに、多くの花見客でにぎわいます。

【東京】船宿あみ清

屋形船の上から花見見物

打って変わって、屋形船の上からも桜見物が楽しめます。こちらは雷門から歩いてすぐの場所にある、浅草を拠点とする唯一の屋形船。春になると 隅田川周辺は桜一色。浅草を出発し、いくつもの橋をくぐってお台場までの周遊を優雅に楽しめます。 川面から見る四季折々の東京の姿は、新しい発見の連続。新鮮な海産物をいただきながら会話を弾ませて、かつての日本の情景に想いを馳せるのもまた屋形船ならではの楽しみ。平安~現在までのあらゆる歴史の中で残った文化と風景も見どころです。

【東京都】井の頭恩賜公園

スワンボートから眺める水面に散る花吹雪

日本初の郊外公園として大正6(1917)年に開園した「井の頭恩賜公園」。約42万平方メートルの広大な敷地内には、井の頭池を中心に園路が巡らされ、たくさんの桜が植えられています。
こちらは「さくら名所100選」に選出されており、公園全体で約400本の桜があり、池の周囲には約200本の桜が雄大に枝を広げています。七井橋の上から眺める満開の桜が池にせり出して咲くさまはまさに圧巻。水面に散る花吹雪には何ともいえない風情を感じられるでしょう。

【東京都】町田薬師池公園 四季彩の杜 薬師池

日本の風流を感じる茶屋から眺める桜

雑木林に囲まれた、池を中心とする落ち着いた雰囲気の和風庭園がこの公園のシンボル。1982年に「新東京百景」、1998年に「東京都指定名勝」、2007年に「日本の歴史公園100選」に選出された風光明媚な公園です。薬師池を囲む谷戸(丘陵が浸食されて生まれた谷状の地形)は40mルもの高低差を持ち、立体的で美しい景勝を生み出します。
春には薬師池の周辺に植えられた約250本の桜の木が、辺りをピンク色に染め上げます。また、池のほとりの「やくし茶屋」では甘酒、抹茶などがいただけるので、茶屋からのお花見を楽しむのもいいかもしれません。

まとめ

東日本エリアには、見応えのあるお花見スポットが各地に点在しています。桜の種類や地域によって開花時期が異なりますので、シーズン中は各地に足を運んで何度もお花見を楽しみたくなりますね。今年の春は、お団子を持って家族、友人、恋人を誘ってお花見に出かけましょう!
※イベントは、開催期間が変更になる可能性がありますので、事前にHPをご確認ください

旅色編集部 たじま

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記事企画・監修:旅色編集部 たじま