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《近畿編》
鮨ゆう元
JR新福島駅から徒歩約1分、細い路地を曲がった先に佇む大人の隠れ家のような寿司店。カウンター席と半個室のテーブル席があり、北新地の有名店出身の店主が丁寧に握った寿司を堪能できる。客が気楽に過ごせて寿司を楽しめるような店づくりを目指しており、ネタは新鮮で旬な魚を揃え、米はシャリ酢に合うものを使用。メニューはアラカルトがなく8,800円のコースのみで、そこには美味しく新鮮なものをできるだけ安く味わってほしいという店主の思いが込められている。コースはひとつだけだが好みに合わせた対応もしてくれる。
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伊勢海老やふぐ、クエやアンコウなど、その時期にその場所でしか食べられない旬の海鮮を目当てに、旅行に出かける人も多いのでは。とびきりの海の幸を、落ち着いた雰囲気で味わうなら、やはり料亭がおすすめです。地元の素材を知り尽くした板前さんの料理の数々に、幸せな気持ちに満たされます。美食自慢の旅館なら、素晴らしい食事を堪能した後、そのまま眠りにつくという贅沢も叶います。
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全 30 施設
和歌山県 / 和歌山市
文久年間より続く海産商で、和歌山県岩出市で寿司店も経営する藤左ヱ門が2022年5月に開いた「鮨藤左ヱ門 別館 輝」。この店のために、和の料理人歴30年以上の凄腕を海外から招致。内装から箸一膳に至るまで贅の限りを尽くした。もちろん、料理も贅沢。藤左ヱ門が仕入れる、厳選の天然鮮魚の中でも最高級の品、希少な品のみ使用。料理人の優れた技術とセンスにより、これまでにないその日だけの一皿に出合うことができる。客はエグゼクティブが中心。素材も雰囲気も超一流だが、敷居は高くなく、大人を心から迎えてくれる。
京都府 / 京都市下京区
西本願寺のほど近くに営み、個室でゆっくりと和食や京料理を堪能できる料理店。西本願寺御用達として約60年、僧侶の集まりにて供する料理を担っている。店でも、店主が長年の経験と培った技術で丁寧に織り成す料理が提供され、柚子や木の芽など食材の旨味を引き出す香りの演出も雅やか。名物「ホンモロコ甘露煮」をはじめ、工夫を凝らした京料理の数々は、いずれも食してみたい逸品揃い。ぜひ、料理を引き立てるお酒と合わせて満喫したい。2階には座敷を設け、近隣の慶事や法事だけでなく、多くの観光客からも親しまれている。
大阪府 / 大阪市中央区
通年すっぽん料理が楽しめる「黒門 京」。夏場は活ハモ料理、冬場は活ふぐ料理など旬の美味も楽しめる。ハモ、ふぐ、すっぽんは注文を受けてからさばいてくれるので、鮮度抜群だ。店内には個室が用意され、接待などに利用する人も。
創業は江戸時代、3代目が「寿司屋でしか食べられない寿司を作ろう」と考案したことが「箱寿司」の発祥。これをきっかけに、寿司飯に工夫を凝らし、鯛やエビ、アナゴなどの素材を存分に用いた高級志向の寿司が完成。以来大阪名物として愛されている。
京都府 / 京都市東山区
お茶屋の並ぶ白川南通や新橋通から程近い、祇園の中心にある割烹。落ち着いた雰囲気でありながら、気軽に立ち寄りやすい。京野菜や生麩、湯葉、甘鯛など京料理に欠かせない食材や、日本海直送の魚介を主に使用。素材の持ち味を活かし、しっかりダシを効かせ、木の芽などで季節の香りを添えた料理はどれも美味。名物の釜めしは丹波のコシヒカリと近江のもち米をブレンドした米が絶妙で、フタを開けるとカツオダシの香りが鼻をくすぐる。会席料理の最後には好きな釜めしを選ぶことができ、昼は「釜めし御膳」などが楽しめる。
和歌山県 / 橋本市
和歌山県橋本市に店を構え、心温まるもてなしで本格的な日本料理を提供する「朝日屋割烹智」。大阪で割烹料理の技術を身に付けた大将が、“日本料理の美味しさを伝えたい”をコンセプトに、一つひとつの動作や細かい技術に手を抜かず、江戸時代から続く伝統料理を現代に受け継いでいる。地元の新鮮な旬の食材を中心に、丁寧に仕上げる料理は、味はもちろん細工も見事としか言いようがない出来栄えだ。また、法事やお祝い事などに便利な仕出しにもこだわっており、食べる時間を逆算して冷めても美味しい料理を心がけている。
JR和歌山駅から徒歩約9分、市内屈指の繁華街「アロチ商店街」に佇む「割烹 和の国」。ウニやアワビ・キャビアなどの高級食材をふんだんに使った、美しく美味しい懐石コースを堪能できる。品のある店内は、接待をはじめデートや記念日にも最適だ。
兵庫県 / 丹波篠山市
JR篠山口駅から車で約10分の日本料理店。大阪で修業した経験のあるオーナーと料理人は、客に何を求められているかを考えて腕を振るい、自分が食べて美味しいと思うものしか出さないそうで、おすすめの鮮魚を盛り合わせた「お造り御膳」などを提供する。旬の食材を仕入れるので季節によってメニューが異なり、地産池消を目指して野菜は可能な限り丹波篠山市産を、米も地元で丹精込めて育てられたコシヒカリを使用。日本酒は、地元を応援したいとの思いで地元の酒造メーカーから仕入れるほか、オーナーが厳選した焼酎などが並ぶ。
京都府 / 京都市北区
京都市営地下鉄鞍馬口駅から徒歩約1分とアクセスしやすく、京都御所も徒歩圏内のロケーションに立つ割烹料理店。炙り穴子や季節のおばんざいが人気の隠れ家的な店だ。全国から仕入れる新鮮な旬の魚介や舌の上でとろけるような煮穴子、とことんダシにこだわったおでん、季節の食材を使った串天を中心としたメニューが並ぶ。地元の京野菜や日本近海の海の幸など料理人が吟味した食材を使い、丁寧にダシを引き、熟練の包丁使いで手間を惜しまずに仕上げた京料理は、素材の香りや風味を引き立てる優しい味わいが魅力だ。
滋賀県 / 彦根市
滋賀県産の旬の幸を取り入れた日本料理を堪能できる「魚清」。毎朝小浜より直送で届く、ほどよく脂の乗った新鮮な魚をメインに、自家栽培の無農薬野菜など四季折々の食材を駆使し、経験豊かな料理人の技で仕上げた季節の懐石料理は、彩りも鮮やか。随所に活けられた季節の花にほっと心が和む館内には、家族での集まりや慶事、仏事、歓送迎会、接待など、利用人数やシーンにあわせて選べる、テーブル席や和室など最適な部屋が揃う。ゆったりと寛げる上質な空間で、粋で豪華な懐石を味わう至福のひと時を楽しみたい。
和歌山の漁港で揚がったばかりの獲れたての魚しか扱わない魚料理専門店「銀平 本店」。「魚はその日のうちに使いきる」というコンセプトで、マダイやタチウオ、サワラなど旬の魚を堪能できる。名物は、米・水・だしにこだわった「鯛めし」。天然のマダイを使い、注文が入ってから土鍋で炊き上げるので、その美味しさは格別。夜はたっぷりと魚を堪能できるコース料理、昼は造りの盛り合わせや煮魚(または焼き魚)がセットになった「おまかせ定食」や「御昼限定の鯛めし料理コース」など多彩なランチメニューがおすすめ。
大阪府 / 大阪市港区
ミシュラン2つ星を獲得した、東シナ海直送の天然とらふぐを味わえる完全予約制の「多古安」。昭和4年創業から変わらず天然ものにこだわり続ける。厚めに引いたてっさ、秘伝のタレを使った唐揚げなどはどれも美味。夏には天然ハモを楽しみたい。
和歌山県 / 西牟婁郡
地元白浜でも有名な高級鮨店。地の魚、旬の魚を店主自ら毎日仕入れ、新鮮なネタを提供してくれる。冬にはクエやカワハギ、春にはモチガツオやアジなど、紀州沖で獲れた鮮度抜群の活きの良い魚介を味わえる。特に、10~4月に白浜や串本沖で水揚げされるクツエビのお造りは、伊勢海老よりも甘みがあって、プリッとした食感がたまらない人気の逸品。自家製カラスミといった「幸鮨」ならではの味覚も揃っており、握りに限らず会席料理などにも対応しているので、会食や宴会の席などさまざまなシーンで楽しめそう。
明治10年の創業以来、場所も建物も変わることなく、長い歴史を紡ぎ続ける日本料理店。用途は会食や法事・法要をはじめ、彦根観光を楽しむ個人客の来店まで幅広く、さまざまなシーンで利用されている。全室個室でゆったり寛げるのも魅力だ。冬は鴨、夏は鮎・ビワマスなど、地のものを扱っていて、創業当時から変わらない味の鯉こく(鯉を白味噌で煮込んだ汁)が名物。基本的には地元の近江野菜を使用した京料理を提供しているが、要望の多い近江牛も取り扱う。平成27年、同店内にカウンター席の天ぷら専門店「てん幾」を開業。
京都府 / 京都市中京区
京都市営地下鉄烏丸御池駅より徒歩約5分の「鶏と魚と野菜 Summy」。厳選した旬の食材を備長炭を使って仕上げる炭焼き料理が自慢の京酒場だ。和食店で長く修行した店長のもてなしを美酒とともにゆっくりと楽しめる。店名の「Summy(スミー)」は炭焼きが由来。“和食でも堅苦しくならず楽しんでもらいたい”という思いがある。隠れ家的な古民家風の外観は、のれんをくぐり2階に上がるとオープンキッチンのカウンター、3階にはテーブル席や座敷があり、居心地の良い癒やし空間で寛げる。
大阪府 / 大阪市福島区
創業50余年、しっとりとした和風の店構えと、隠れ家のような雰囲気が魅力の割烹料理の老舗。希少価値の高い国産の天然物や、養殖の「淡路島3年とらふぐ」などのうち、最高の旨味を蓄えた2kg以上のふぐを厳選して提供している。この店の味を求めて遠方から足を運ぶ人もいるほど、上質な味わいだ。料理に使われる自家製ポン酢は、醤油発祥の地・紀州の醤油を使用しており、購入したいという声も多い絶品の味。新鮮な魚本来の旨味を引き出した繊細な料理と、こぢんまりとした店ならではの温かい心配りに、自然と顔がほころぶ。
和歌山県 / 新宮市
和歌山県沿岸では、小型の漁船による“ケンケン漁”という引き縄を使った一本釣り漁法が盛ん。店では、この方法で水揚げされたもちカツオ(鮮度が良すぎて身が硬直する前のカツオ)、勝浦港の生マグロ、鯨料理などが楽しめる。
JR福島駅から徒歩約3分、聖天通りから1本北にひっそりと佇む隠れ家的お店「鮨ふみ」。入店前から気持ちが高ぶる洗練された外観の扉を開けると、檜のカウンターが美しい上質な空間が広がる。“何度来ても食べ飽きない鮨を握ること”を心がけ、大阪の老舗店で修行を積んだ店主が、素材と技に妥協をせず丁寧に握る江戸前寿司は絶品だ。メニューは2種類のコースのみ。その日仕入れた一番新鮮な魚介を使い、寿司のほかに焼き物やお造りも楽しめる。また、料理と合う日本酒にもこだわり、季節に応じて常時15種類以上の銘柄を揃えている。
京都市にあるブリ料理専門店「魚師匠 -BURISHO-」では、鹿児島県・長島町産のブランドブリ「鰤王」のさまざまな部位を多彩な料理で提供。氷温で熟成された「氷熟ぶり」は、旨味成分が増して美味しいと評判だ。
京都市下京区の京都市営地下鉄四条駅から徒歩約4分の距離に佇む、隠れ家的な長屋の一角にある江戸前寿司店「ひご久」。築地やアメリカのニューヨークで腕を磨き、職人として40余年にも及ぶ経験を持つ店主が、食材や産地にこだわらずに美味しいものだけを目利きで仕入れて提供。寿司店と聞くとためらう人も多いが、地元客はもちろん観光客も多く、京都の魅力や楽しい会話で盛り上げてくれるので、おひとり様でも大丈夫。メニューは「おまかせ 12,000円」のみ。その日・その時季にしか巡り合えない食材を堪能しよう。
京都府 / 京都市右京区
四季折々の草花で彩られる妙心寺。その境内に隣接する「花ごころ」では、季節の味わいと彩りを織り込んだ京料理を味わえる。本格会席や精進料理など、和食を中心としたメニューは、幅広い年齢層に合わせたものばかり。広い店内の2階には300人以上収容の宴会場もあり、各種パーティーなどにも利用可能。レストラン内にはテーブル席のほか掘りごたつの個室もあり、気の合う仲間と贅沢なひと時を過ごせる。また、大衆演劇の観劇と食事がセットになっている、「歳時記プラン」などもあるので、京都観光の際には訪れてみたい。
京阪電気鉄道・祇園四条駅から、徒歩約4分の場所に営む鮨店。黒を基調とした和モダンな空間に合う清水焼の器を使用し、赤シャリで握る本格的な江戸前鮨を提供している。石川県産のノドグロや千葉県・房総産のキンメダイ、淡路島・由良産のウニなど、旬の食材をふんだんに使用。「茶碗蒸し」や「蟹クリームコロッケ」などの逸品料理もおすすめだ。職人技を眺められるカウンター席と、広々とした間隔で配置されたテーブル席で味わえる。
京阪電気鉄道祇園四条駅から徒歩約3分、窓から祇園白川を望み、桜並木、紅葉など四季を感じる景色を楽しめる店内では、全長6メートルの檜のカウンターが迎えてくれる。東京・六本木の名店「鮨 なかむら」から暖簾分けし、2022年1月にオープンした「祇園 鮨 なかむら」は、京都で極上の江戸前寿司を味わえると評判だ。店主が本店で学んだ技術を踏襲しつつ、白身魚など京都の食材を取り入れ、祇園ならではの味を楽しめるのも人気の理由。日本酒をはじめ、ワインやウイスキーなどお酒も充実。会食やデートにもおすすめだ。
京都を代表する花街・宮川町の、細い路地に佇む日本料理の店。寿司職人であり日本料理の修行を重ねた店主が厳選した食材を使い、細部までこだわりぬいた上質な寿司と京料理を提供している。予算や要望に合わせた献立にも対応するなど、温かく、堅苦しさのないもてなしが嬉しい。1階と2階の2フロアから成る店内は、京の風情を感じさせるこだわりの造りで、カウンター席、テーブル席、個室の座敷を用意。味といい雰囲気といい、知り合いに紹介したくなるような店で、大切な人と過ごす記念日などの特別な日に利用したい。
JR和歌山駅から徒歩約14分の「kawachiya」は、経験を活かしたレシピをもとに石窯で焼く本格的なピザが自慢で、ピザ以外にもお酒に合うこだわりのメニューが揃う。大人が集うお洒落な雰囲気の店内は、デートや女子会にもぴったり。
和歌山県 / 御坊市
モダンな佇まいが印象的な創業30余年の和食店。地元野菜をはじめ、クエなどの紀伊水道で獲れた地魚、A5ランクの黒毛和牛肉といった天然素材にこだわり、添加物・化学調味料を一切使用しない味付けで滋味あふれる料理に仕上げている。また、佐賀牛のヒレ肉や白アマダイといった希少な味覚を楽しめるのもここならでは。“お客様の笑顔と美味しかったの一言をいただく”がモットーの心と体に優しい料理は、多くの地元客に愛され、口コミで東京などの遠方から訪れる人も少なくない。毎日店主が手書きするメニュー表も味がある。
和歌山県 / 日高郡
JR紀勢本線道成寺駅から徒歩約6分、道成寺の前の「レストラン 雲水」は、名物の「釜めし」やクエ料理、季節の会席料理など、紀州の旬の食材を使った料理をいただける食事処。店内は、少人数から150名までの団体に対応した5つの座敷個室を完備しており、本館横の「釣鐘館」では、座敷に椅子を並べた席が人気。売店では、「釣鐘まんじゅう」など和歌山土産を購入できる。また、一年を通して、さまざまな旬の果物狩り体験の予約や手配を受け付けているので、道成寺観光の思い出に、果物狩りと楽しい食事を満喫してみては。
京阪電気鉄道祇園四条駅より徒歩約5分、祇園・花見小路通に佇む「祇園 鮨 香」。金沢で20年ほど修業を積んだ店主が握る、主に富山湾、能登半島、敦賀湾の旬の天然物にこだわった鮨を堪能できる。握り鮨も提供するが、あてと鮨を交互にいただく“金沢流”のおまかせコースが人気。おすすめは「石川門きまぐれコース」。また、「紅瞳百万石コース」では、長崎県産のブランドノドグロ「紅瞳」をたっぷり味わえる。石川県のもののみの日本酒のほか、焼酎なども取り揃える。上質な和の空間で、ゆったり至福の時間を過ごしたい。
2022年7月、大阪・なんばにオープンした江戸前鮨の店。鮨のクオリティはもちろん、店内に足を踏み入れた途端に都会の喧噪を忘れてしまいそうになる、木のぬくもりが上質なプライベート空間にもこだわっている。
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新垣結衣さんや米倉涼子さんが登場する「月刊旅色」をいつも楽しみにしていますが、最近は「旅色FOCAL」も気になっています。旅色FOCALについて詳しく教えてください。
いつもご覧いただきありがとうございます。「旅色FOCAL」は日本のローカルにフォーカスする旅色特別号で、はじめて訪れる土地で見つけた感動や興奮をお届けする電子雑誌です。毎月25日公開の「月刊旅色」とあわせて、旅色FOCALも是非お楽しみください。
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