道の駅から歩いてすぐの場所にある新しいスタイルのホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」。周辺のお店にアクセスしやすいロケーションで、滞在するだけで地域の魅力に触れられるのがユニークなところ。ホテル内の設備も充実していて、旅の拠点にぴったりです。ホテルとまちがシームレスにつながる、新感覚ホテルの魅力を分析します。
写真/佐野円香 文/若宮早希
道の駅から歩いてすぐの場所にある新しいスタイルのホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」。周辺のお店にアクセスしやすいロケーションで、滞在するだけで地域の魅力に触れられるのがユニークなところ。ホテル内の設備も充実していて、旅の拠点にぴったりです。ホテルとまちがシームレスにつながる、新感覚ホテルの魅力を分析します。
写真/佐野円香 文/若宮早希
ホテルは、観光の拠点として人々が集まる「道の駅」に近接しています。道の駅には地元のお土産や名物グルメがあるだけでなく、観光の情報が手軽に手に入るので、活用すれば旅がいっそう充実したものになりそう。周辺の飲食店の魅力を知ってほしいという思いから、ホテルにあえてレストランはありません。道の駅や近隣のお店を行き来するうちに、なんだか住んでいるような感覚に。地元に溶け込むように滞在できます。
ミニマルなデザインのゲストルームには、シンプルながら快適に過ごせる設備が揃っています。無料の高速Wi-Fiはもちろん、薄型テレビにこだわりのアメニティ。シャワールームにはレインシャワーが備えられています。シーツなどリネン類はマリオット系列ならではの上質なもので、旅の疲れを癒すのに文句なしのもの。窓際には2人で座れるソファスペースがあり、まるで自宅にいるかのようにくつろげます。
木目を生かした木の床や壁に、ブランドカラーのブルーを取り入れたファブリックなど、ナチュラルで温かみのあるインテリアが印象的。特に印象的なロビーラウンジは創業家のマリオット一家が、ゲストを招いて休暇を楽しんだフェアフィールド農場からインスピレーションを受けているそう。こだわりのベンチやソファがあり、ついつい長居したくなる空間です。ランプシェードはそれぞれの県の工芸品を取り入れたデザインになっているので注目です。
共用スペースのコミュニティカウンターは、道の駅などで購入したフードを持ち込める飲食OKのエリアです。コーヒーマシンや電子レンジ、トースター、カトラリーなどが用意され、宿泊者はいつでも自由に利用できます。さくっと朝食をとって観光に出掛けられるなど、時間に縛られないというメリットも。各席にコンセントとUSBポートを備えているので、ワーケーションにも最適です。共用スペースからアクセスできる開放的なテラスも素敵。
ロビーラウンジの一角にあるライブラリーには、地域の工芸品が飾られています。その土地にちなんだ書籍もあり、ロビーラウンジで自由に閲覧可能です。フロントデスクの近くにあるマーケットプレイスもぜひチェックを。普通の売店かと思いきや、ご当地ドリンクや地元のお菓子、お土産も。ホテルにいながらまちの歴史やカルチャーに触れることができます。