高知県のほぼ真ん中に位置する須崎市は、海・山・川の豊かな自然に囲まれながら、“遊び”も“癒やし”も体験できるまち。海上アクティビティから、山の中の秘湯、海の幸にジビエまで、お楽しみがもりだくさん。須崎市の魅力を味わい尽くす1泊2日の旅へ、箭内夢菜さんと出かけました。
撮影/酒井貴弘(アディクトケース) スタイリング/高橋美咲
ヘアメイク/中軍裕美子 文/吉川綾乃(旅色編集部)
高知県のほぼ真ん中に位置する須崎市は、海・山・川の豊かな自然に囲まれながら、“遊び”も“癒やし”も体験できるまち。海上アクティビティから、山の中の秘湯、海の幸にジビエまで、お楽しみがもりだくさん。須崎市の魅力を味わい尽くす1泊2日の旅へ、箭内夢菜さんと出かけました。
撮影/酒井貴弘(アディクトケース) スタイリング/高橋美咲
ヘアメイク/中軍裕美子 文/吉川綾乃(旅色編集部)
西暦460年に建立された、縁結びのご利益があるとされる神社です。境内では縁結びのお守りを授かることができるほか、この場所ならではのユニークなおみくじも有名。おみくじの結果は、鳥居の先にある海に浮かべて溶かすのがこの神社での作法です。神社巡りが好きだという箭内さんも「こんな体験はじめて!」と、ドキドキの表情でおみくじを海に流しました。また、海に面した鳥居にも注目を。鳥居の先には浦ノ内湾が広がり、晴れた日には水面がきらめいている姿、雨の日は霧に包まれた幻想的な様子が見られます。
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住所/須崎市浦ノ内東分3579
電話/0889-49-0674
アウトドアブランド「LOGOS」と須崎市のコラボで、2022年に誕生した注目の新施設。キャンプサイトやコンテナハウスでの宿泊はもちろん、日帰りBBQや「LOGOS」のアイテムを取り扱うショップ&カフェが併設された大型レジャースポットです。道具一式のレンタルもできるので、初心者のキャンプデビューにも最適。BBQエリアは、目の前に海が広がる最高のロケーションです。家族でBBQをするのが大好きだという箭内さんも「夏らしいし、お肉の匂いも最高! ジビエもおいしい」と大満足の様子。
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住所/須崎市浦ノ内東分2251
休業日/1・2月 火・水・木曜日、3~12月 火・水曜日(祝日、春夏冬休み期間を除く)
海産物を食べたいなら近くのスーパー「マルナカ須崎店」で調達するのがおすすめ。もっとジビエを楽しみたいなら「ジビエ浦ノ内企業組合」で注文できます。
「ジビエ浦ノ内企業組合」の加工所では
イノシシを部位ごとに購入可能
住所/須崎市浦ノ内東分2811-1
電話/0889-49-0144
2015年にオープンしたテイクアウト専門のコーヒー店。店主こだわりのドリップコーヒーにはホットとアイスがあり、季節に合わせた豆を月替わりで提供。豆の香りを確認させてくれるので、好みのものを選んだら目の前で挽いて淹れてくれます。ふわっと広がるコーヒーの良い香りに、きっと癒やされるはず。また、コーヒー本来の甘さや酸味を味わえるように、あえて砂糖やシロップはつけないというこだわりも。甘いものが飲みたい方はカフェモカやキャラメルラテがおすすめ。
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住所/須崎市妙見町9-7
時間/11:00~17:00 (20杯限定) ※限定数に達したら閉店
定休日/木曜日 ※臨時休業や営業の有無はインスタグラムにてお知らせ @threecoffeebrewers
弘法大師とも縁があるとされる名湯を持つそうだ山温泉 和は、全客室に専用のお風呂があるほか、大浴場と露天風呂、貸切風呂もある温泉自慢の宿。ミネラルイオンたっぷりの湯は、四国随一の“美人の湯”ともいわれ、とろりとした肌触りが特徴。敷地内を流れる川のせせらぎと風の音を聞きながら、贅沢な湯浴みを堪能できます。緑に包まれ、より静寂の中で過ごせる離れの客室も3室完備。四国内はもちろん、関西・関東からも観光客が集まる人気の宿です。
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住所/須崎市桑田山乙1122
電話/0889-45-0055
時間/チェックイン15:00~、チェックアウト本館:10:00、離れ~11:00
料金/1泊2食付き1人16,800円~
JR土讃線が通る無人駅・JR安和駅は、目の前に土佐湾の絶景が広がる話題のスポットです。2020年にはJRが発行する「青春18きっぷ」のメインビジュアルにも起用されました。どこか懐かしい雰囲気の駅舎と、線路の向こうに広がる海を見つめて「いつまでもぼーっとしていたいです」と箭内さん。ホームには座面が少し斜めになり、二人で座ると肩が触れ合える「ラブラブベンチ」もあるのでこちらもぜひ記念撮影に使ってみて。
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住所/須崎市安和
須崎市の名産はもちろん、高知県内のお土産や特産品が揃う道の駅。中でも注目は、高知名物のカツオ。水産コーナーには真空パックの焼きカツオや角煮などがずらりと並び、「多田水産」では本格的なカツオの藁焼き体験が可能。その場で焼きたてのタタキを食べられるのが特徴です。ほかにも、須崎市のマスコットキャラクター・しんじょう君のグッズや、高知発祥のミレービスケットもお土産に人気。併設の食事処では、うつぼ丼や土佐丼など高知ならではの丼メニューがいただけます。
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住所/須崎市下分甲263-3
電話/0889-40-0004
時間/9:00~17:30、11:00~17:30(LO17:00)
定休日/無休
道の駅の向いにあるのは、大きなしんじょう君が目印のローソン須崎かわうその里店。しんじょう君が竜宮城に迷い込んだ、というコンセプトのお店で、外も中もしんじょう君だらけ! しんじょう君グッズコーナーもあるので、ぜひ訪れてみて。
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ローソン須崎かわうその里店
住所/須崎市下分甲303-1
電話/0889-40-0246
須崎名物として有名な鍋焼きラーメン。専門店が市内に複数あるほか、専用のパンフレットが配布されるほど人気のご当地グルメです。その中でも特に、橋本食堂は毎日行列ができるほどの人気店。アツアツの土鍋で提供されるのが鍋焼きラーメン最大の特徴で、鶏ガラの醤油ベースのスープと、お店オリジナルのストレート麺がよく絡んでいます。土鍋からそのまま食べるのも良いですが、猫舌の方は蓋をお椀代わりに使うのもおすすめだそう。
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住所/須崎市横町4-19
電話/0889-42-2201
時間/11:00~14:00
定休日/火・日曜日、祝日
駐車場/13台 ※店の前に6台、離れた場所に7台
旧高知銀行須崎支店を改装し、朱色の木組みに提灯が並んだ外観が特徴的な須﨑大漁堂。須崎市の観光を盛り上げる拠点として2022年にオープン。店内は樹齢300年以上の大きな木のオブジェや高い天井、重厚感のあるインテリアが、伝統的でありながらもスタイリッシュな雰囲気を作り出しています。広々と開放感のある空間に、箭内さんもリラックスした表情。フードメニューには地元のお店の人気商品や、名物の大漁堂カレー、サカナ盛り定食など、須崎ならではのメニューが揃っています。地元の人も観光客も、ふらっと立ち寄ってほっとできるあたたかい場所です。
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住所/須崎市青木町1-19
電話/0889-59-1881
時間/10:00~17:00
定休日/無休
須崎市民が足しげく通うまちのケーキ屋さんで、種類豊富なケーキと焼菓子、そしてしんじょう君をモチーフにしたお菓子が人気です。特にイチオシなのはロールケーキ。「ふわふわロール」は生クリームを、「ほがらかロール」はカルピスバターのバタークリームを使用しており、それぞれ食感が異なるため食べ比べてみるのがおすすめです。また、しんじょう君のお菓子を求めて、全国からファンが訪れることもあるのだそう。
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住所/須崎市中町1丁目5-9
電話/0889-42-0254
時間/8:30~18:30
定休日/日曜日、不定休
観光だけでなく、須崎市への移住に興味がある方はまずはゆっくりおためし滞在がおすすめ。須崎の街中にある古民家に宿泊して、須崎での生活を体験してみませんか? 海、山、川のすべてが揃ったのどかな町で暮らしてみれば新しい発見があるはず。