岡山県指定天然記念物である「井倉洞」のちょうど真上、標高400〜500ｍのカルスト台地にある「そば道場 田舎屋」。地元農家で栽培された草間産の玄そばを挽きたて・打ちたて・ゆがきたてで提供しています。こちらでは、そば打ち体験を随時開催（要予約）。体験は1〜4名が1グループとなり、500g（5人前）のそば粉を使ってそばを打ちます。心を込めて、そば粉と水を自分の手で混ぜて捏ねて作り上げたそばは、きっと格別。大切な人への特別なお土産にも最適です。

大中小の水車が並ぶ親子孫水車が有名な夢すき公園内にある「紙の館」。オリジナルのうちわやはがきが作れる「紙すき体験」が人気です。和紙の原料を水に溶かし、そこに網を張った木枠をくぐらせてすくい取り、水気を切ってから染料やモミジなどで好きなデザインをあしらいます。乾燥を待つ時間を含めても所要時間は30分程度なので、気軽にチャレンジできます。館内に展示されている、奥備中神代和紙の歴史資料を見てから体験すれば、いっそう素敵な紙小物が仕上がるはず。

千屋ダムに隣接したアウトドアスポーツ施設。カヌー、サイクリング、キャンプ、釣りなどが楽しめます。敷地内にある小川で魚のつかみ取りをして、とれたてをバーベキューで味わうことも可能。バーベキュー施設が屋根付きでカーテンもあるので、雨や風の日でも安心です。近隣には、約30ｍの高さがある鳴滝、石積みのつづら折りになった用郷林道・七曲がりといった神秘的な景色に出合えるので、レンタサイクルで出かけるのもおすすめ。大自然を満喫するなら、ログハウスやキャンプサイトにお泊りを。

別所アウトドアスポーツセンターから自転車で約15分ほどにある鳴滝。高さ約30ｍの滝は3段になっていて、豊富な水量により地響きするほど大きな音をこだまさせています。静かな日は2kmも離れた麓の集落まで滝の音が聞こえると言われていたため、鳴滝と名付けられたそう。滝のすぐ隣にある用郷林道・七曲がりは、明治時代に建てられた石垣が当時のまま残っており、土木学会推奨土木遺産になるほど。鳴滝＆七曲がりは古き良き日本の原風景の象徴です。苔むす岩やしっとり潤う木々により、神秘的な雰囲気が漂っています。

メインターゲットは初級・中級層なので、ウィンタースポーツに不慣れな人でも気軽に遊びに行けるスキー場。大人も体験OKな大きなワニの滑り台やソリ遊びもできます。お腹が減ったらセンターハウスの2階にある「レストランいぶき」で名物のソースカツ丼を。スキー・スノーボード・ウェアのレンタル（有料）もあります。「新見千屋温泉いぶきの里」が隣接しているので、スキーの後は、美肌の湯と言われている天然温泉で体を芯から癒して。