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県内随一のジュノハートの郷 南部町はこんなところ!

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「ジュノハート」の産地、青森県の中でも一番の生産量を誇る、南部町の魅力を深堀りします。青森県の南東部に位置し、名久井岳(なくいだけ)と馬淵川(まべちがわ)に抱かれた、自然豊かな町、南部町。名久井岳の山麓にはりんご畑とさくらんぼ畑が広がります。町を横切るように流れる馬淵川が周囲の田畑を潤し、比較的大きい昼夜の寒暖差が果物を甘くおいしくさせます。初夏に「ジュノハート」などのさくらんぼ、夏には桃、秋には、なめらかな食感の洋梨やぶどう、りんごと、1年を通じて果物に恵まれる、まさにフルーツ王国。町民が集うカフェや、大自然でのアクティビティもある、フルーツだけでは終わらない、町の魅力を紹介します。

文/松澤都呼(旅色編集部)

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町民憩いの場南部どきのオーナーが語る 南部町は「こんなにいいところ!」 合同会社南部どき 根市 大樹さん

南部どきの始まりは2016年。廃棄となる地元のりんごやさくらんぼなどの枝をスモークチップにし、それで燻した燻製商品の販売からスタートしました。根市さんは店を構え、町民との関わりを持つにつれ「地域の子どもたちから、おじいちゃんおばあちゃんまでもが笑顔で暮らしていくためのコミュニケーションの場を作りたい」という思いを抱き、2018年にはカフェを、2020年には子どもの学びの場「学びどき」をオープンさせました。活動を通じて農園や地域の人との関わりも深まり「向上心が強い人が多い町」と強く感じるようになったそうです。

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合同会社南部どき 根市大樹さん
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名川チェリーセンターで “採れたて”が手に入る!

南部町の採れたてを味わいたいなら、国道4号線沿いでさくらんぼの看板が目を引く名川チェリーセンターへ。ログハウス風の店内に、地元の農家の人たちが作ったレタスやねぎ、りんごやさくらんぼなどの採れたての特産品が揃います。りんごジュースや南部せんべい、漬物なども並んでおり、お土産に最適。駐車場からは名久井岳を望むことができ、運が良ければ田園をコトコト電車が走る、ノスタルジックな風景を収められるシャッターチャンスも!

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住所/南部町虎渡西山27-1
電話/0178-75-0166
時間/4月~10月:8:30~17:30、11月~3月:8:30~17:00
休業日/12月31日~1月2日

名川チェリーセンター
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アウトドアで自然を満喫

名川チェリリン村でキャンプ

名久井岳の山麓に広がるアウトドア施設、名川チェリリン村。キャンプをしながら近隣の果樹園でフルーツ狩りをしたり、近くの法光寺を散歩で訪れたり、周辺観光もぎゅっと旅に組み込める立地が魅力です。夜にはバーベキューを楽しみ、焚火を眺めながら静かなひとときを過ごしリラックス。泊まるだけでなく食や体験を通して町の魅力に触れられます。

名川チェリリン村
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馬淵川カヤック

岩手県北部から青森県南東部にかけて流れる馬淵川をカヤックで水上散歩。流れが穏やかなフィールドで、せせらぎに耳を傾けながら進むと自然との一体感を味わえ、心が癒されます。後半にはダイナミックな岸壁と滝などの見どころが待っています。八戸市街からアクセスしやすいので、東北旅行中に気軽に体験してみては?

馬淵川カヤック
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南部町から一足のばして…… お隣の「11ぴきのねこ」のまち、三戸へ

南部町に隣接する三戸町。全国的に人気のある絵本『11ぴきのねこ』の作者、馬場のぼる氏が三戸出身ということにちなんで、町内に11体のねこの石像があります。三戸町役場前のバス停でベンチに座る「バスを待つねこ」や三戸小学校の裏側に設置されている「みまもりねこ」など、場所によってポーズが違うのでコンプリートを目指して町内を探すのもおすすめ。「道の駅さんのへ」ではここでしか手に入らないグッズもあるので、必見です。

「11ぴきのねこ」のまち

ジュノハート誕生&栽培・流通ストーリー(インタビュー)

採れたてを味わう!ジュノハートの楽しみ方

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