《島根編》
島根半島の北西部、鷺浦に佇む古民家の宿。鷺浦は、江戸時代中期から明治時代にかけて北前船の風待ち港として栄えた港町。その風情漂う街並みに佇む3棟の古民家を再生した宿が、2020年7月にオープン。かつて塩造りをしていた古民家だった「釜屋」には、海からの風が心地よい2つの客室「潮花」と「潮風」を設けた。北前船の船宿だった「濱古屋」には、「右舷」「左舷」の2つの客室を設け、そしてその離れは贅沢な一棟貸しとなっている。懐かしさ漂う古民家で、暮らすように過ごしてみては。
料理が自慢の宿では、その多くが食材である野菜にこだわっており、地物の新鮮野菜をたくさん使っています。地元で採れた旬の野菜は味や食感に優れるだけではなく、栄養価も豊富。料理をいただけば、体が喜ぶのも感じられるほどです。京野菜を使ったおばんざい、滋味豊かな根菜や山菜がたっぷりの郷土料理、高原野菜をふんだんに使ったオーベルジュのごちそうなど、地元特産の野菜を使ったおいしい料理に出合う旅に出かけてみませんか。