《九州編》
肥後細川藩によって造られた「水前寺成趣園」に隣接するように立つ、ラグジュアリーな老舗旅館。温かなもてなしや心配りにあふれ、観光の拠点としてだけでなく宿を旅の目的に訪れるゲストもいるそう。客室は、和洋室、和室、シングルルームから成る。夕食は、熊本県産の食材を盛り込んだコースメニューを堪能しよう。徒歩約1分に位置する松屋別館には、和敬清寂をコンセプトにした湯処「湯屋水禅」があり、大浴場のほか、プライベートサウナやコワーキングスペースが備わるのでぜひ訪れたい。
料理が自慢の宿では、その多くが食材である野菜にこだわっており、地物の新鮮野菜をたくさん使っています。地元で採れた旬の野菜は味や食感に優れるだけではなく、栄養価も豊富。料理をいただけば、体が喜ぶのも感じられるほどです。京野菜を使ったおばんざい、滋味豊かな根菜や山菜がたっぷりの郷土料理、高原野菜をふんだんに使ったオーベルジュのごちそうなど、地元特産の野菜を使ったおいしい料理に出合う旅に出かけてみませんか。
大分県・久住山系のふもとに広がる自然豊かな約3万坪の敷地に、茅葺き屋根の母屋を中心にして、旅籠長屋タイプの客室と一戸建ての離れが点在する宿房。地産地消の食材を使った料理が大きな魅力になっており、渓流の宝石といわれるエノハ(ヤマメ)や「おおいた豊後牛」をはじめとする地物、季節ごとの旬の山の幸、自家菜園の地野菜やハーブ、平飼い卵などを使った創作料理を楽しめる。ソムリエが厳選したワインを常時50種類以上、約500本用意。好みに合わせて、食事との最良のペアリングをソムリエがアドバイスしてくれる。