《兵庫編》
関西有数の温泉街・城崎温泉に立つ、料理自慢の湯宿「川口屋城崎リバーサイドホテル」。冬の味覚を代表する「松葉ガニ」はもちろん、「但馬牛」の最高峰と称される「但馬玄(たじまぐろ)」など、地元のブランド食材や山陰地方の山海の幸を存分に堪能できる。1916年(大正5年)創業と歴史ある湯宿は、2021年より個室の食事処やラウンジなど次々にリニューアル。最上階には大人専用の露天風呂付き客室「特別室 楽陸-Rakuga-」もオープン。星空を眺めながら、好きな時に好きなだけ湯浴みを愉しむことができる。
近年では、湯処にさまざまな趣向を凝らした施設も増えてきています。貸切風呂を複数備え、檜の風呂や壺風呂、岩風呂などと、それぞれ趣の異なる湯船を取り揃えている湯宿もあるので、宿の中で湯めぐりするのもまた楽しそうですね。また、サウナやジャグジー、岩盤浴といったスパ施設や、専用の湯上がりラウンジを設けている施設もあります。興味のある湯宿を探して、“命の洗濯”をする湯浴み三昧の旅に出かけましょう。