《東海編》
上品な和の温もりにあふれる数寄屋造りが印象的な「古屋旅館」は、江戸中期に開業した歴史ある湯宿だ。古くから大切にされてきた熱海七湯のひとつ、「清左衛門の湯」を所有しており、宿のすべての湯殿では、加水・加温をせず、循環もしない本物の天然温泉を、贅沢に掛け流しで愉しめる。宿の食事は、伝統的な和食にこだわりながらも、現代的な発想を取り入れた京風懐石料理。旬の厳選食材を、熟練の料理人が丹精込めて滋味豊かで美しい一皿に仕立てた和食膳に、思わず笑顔がこぼれる。
ひとりなら同行者に気兼ねなく、好きな場所を好きなだけ自由に観光することができます。寺社仏閣を訪ねて御朱印を集めたり、人気のラーメン屋を巡ったりといった「テーマのある旅」はひとり旅にぴったり。歴史やアート、グルメなどをとことん楽しみましょう。また、ニュースで話題の観光スポットや、前から行きたかった街を訪れるといった気ままな旅も向いています。観光の拠点として便利な宿を探しましょう。
奥飛騨の緑豊かな山間に佇む、澄んだ空気が印象的な「寛ぎの舎 游」。豊富にあふれる新平湯温泉が宿の自慢。落ち着いた雰囲気の内湯のほか、露天風呂もあり、満点の星空を眺めながら静かに湯浴みを愉しむひと時はまさに至福。夕食は、上質な飛騨牛を使った焼肉やしゃぶしゃぶが味わえる郷土料理が並ぶ。季節の素材を盛り込んだ逸品ぞろいで、優雅な気分を味わえるだろう。その一方、館内にはところどころにかわいらしい小物が飾られ、心和ませる。そんな細やかなもてなしの心がうれしい。