ブドウの品種や産地、年代によっても味わいが異なり、知れば知るほど奥深いワインの世界。でも構える必要はありません。知っておくと、よりワインを楽しめるマナー、そしてレストランやバーでもっと食事がおいしくなる「ペアリング」のポイントを紹介します。

どんなシーンでワインを嗜む?

ワインを楽しむシーンはさまざま。普段使いにはカジュアルなお店で気軽に。女子会では、おしゃれなレストランでワイワイと。特別な日なら、ラグジュアリーなバーや高級レストランでのディナーで嗜む機会もあるでしょう。幅広い楽しみ方のできる飲み物がワインなのです。
どんなシーンでワインを楽しむ

デキる大人のワインマナーデキる大人のワインマナー

ワインの選び方

味のイメージを、言葉で伝えて ワインの選び方味のイメージを、言葉で伝えて ワインの選び方

ワインは、泡(スパークリング)、白、赤の3種類に大きく分かれます。そしてぶどうの品種や産地、生育状況や製法、年代によって味が変わってきます。レストランやバーで注文する時は、泡、白、赤のどれかを選び、味のイメージをサービスの人に伝えると、おすすめのワインを案内してくれます。飲み心地が重いか軽いか、あとは酸味や渋味、甘味のバランスを伝えれば大丈夫です。
テイスティングの仕方

色味、香り、味わいを順番に確かめる テイスティングの仕方色味、香り、味わいを順番に確かめる テイスティングの仕方

ボトルでワインを注文すると、テイスティングを求められることがあります。ワインには稀に状態が悪くなっているものがあるので、最初に確認をする必要があるのです。流れを説明すると、まずは色味を見て、香りを楽しみます。ワイングラスを少し回すのは、香りを立たせ、わかりやすくするためです。その後、少し口に含み、口の中でワインを転がすようにして、ゆっくり味わいましょう。
テーブルマナー

乾杯ではグラスを合わせないのが基本 テーブルマナー乾杯ではグラスを合わせないのが基本 テーブルマナー

ワインを飲む時のマナーを知っておくと安心です。レストランではサービスの人がワインを注いでくれます。カジュアルなお店では自分たちで注ぐこともありますが、基本は男性が女性に注ぎます。そしてワイングラスは脚を持つのが一般的。乾杯はグラスを少し高く上げ、相手と笑顔でアイコンタクトを取るのが基本です。高級なグラスは繊細なので、あててしまうと割れる可能性があるからです。

ワインペアリング3つのコツワインペアリング3つのコツ

  • 濃淡をあわせる
    マグロは軽めの赤ワインとあうように、肉や魚の場合、白身か赤身かでワインを選ぶ方法が。また色味の濃い料理は赤、色味が薄いのは白ワインというあわせ方もあります。
  • 食材の産地をあわせる同じ土地のもの
    ヨーロッパでは「郷土料理に、同じ産地のワインをあわせる」といいます。ワインも食材もその土地の気候風土から生まれるものです。あわないわけはありません。
  • 対照的なもの同士を
    対照的なものの組み合わせがあう場合もあります。たとえば「塩気の強い料理に、甘みの強いワイン」というように同時に味わった時のバランスをとるという考え方です。

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