待ってましたー食欲の秋、到来! 甘~いお芋に栗、南瓜を使った、SNS映えする秋スイーツをご紹介。和栗のモンブランやお芋ソフト、かぼちゃプリンに秋の果実がいっぱいのフルーツパフェなど……もう、選べません! これからの時期は紅葉狩りや観光と一緒に産地で味わったり、お土産用にテイクアウトで召し上がれ。

芝居蒟蒻芋南瓜
いもくりなんきんって?

江戸時代に、「芝居蒟蒻芋南瓜(しばい・こんにゃく・いも・かぼちゃ)」という女性が好きなものを並べた言葉がありました。お芝居を見ながら甘いお芋やかぼちゃを味わう姿は、現代でいうドラマを見ながらスイーツを頬張る、あの楽しいひとときと一緒。女性が好きなものって、いつの時代も変わりませんね。

いつの世も私たちのアイドル,秋の三大甘味

庶民派アイドル,芋スイーツ

種類も食べ方もいろいろなお芋は、いわばスイーツ界の庶民派アイドル。さつまいもならスイートポテトやサクっと揚げたおさつチップス、大学いもも不動の人気です。紅芋なら紅芋タルトが沖縄土産の定番に。紫芋ならソフトクリームとして食べ歩きにピッタリです。そんな芋スイーツ業界に、焼き芋部門から鮮烈なデビューを果たしたのが安納芋。焼いただけでもスイーツのように甘く、あふれだす蜜によってしっとりした食感が楽しめます。安納芋ならスイートポテトがさらにしっとりと、満足感のある一品に。

Sweet Potato
クールな女王様,栗スイーツ

秋の甘味の女王といえば、やっぱり栗。マロングラッセやテリーヌ、栗蒸し羊羹など、高級感あふれるスイーツが揃います。中でも和栗を使ったものはお値段が張りますよね。そもそも和栗が高価な理由は、気象の変化に弱い上、収穫時期が短く、皮を剥くのがすごく大変だから。とにかく手間がかかるんです…。でもその分、味は一級品! しっとりとした食感と鼻に抜ける香り、繊細な甘みが口いっぱいに広がる「渋皮煮」をペースト状に絞ったモンブランや、栗がゴロッと入ったタルトで存分に味わって。

Chestnut
キュートな小悪魔,南瓜(かぼちゃ)スイーツ

日本でも定着したハロウィン。そのシンボルともいえるかぼちゃは、変幻自在な小悪魔のよう。最近では、手乗りサイズの「坊っちゃんかぼちゃ」を丸々1個使ったプリンが話題に。かぼちゃの中身をくり抜いて器に見立てた、皮までおいしいプリンはSNS映え抜群! サクサク食感が魅力のパンプキンパイには生クリームを乗せて甘さとコクをUPさせてみては? 和菓子なら、かぼちゃ餡のおまんじゅうがおすすめです。シーズン中にはいろいろなスイーツがハロウィン仕様に姿を変えるので、選ぶのもワックワク!

Pumpkin
まだまだある,果実を使った旬スイーツ
ぶどう ぶどう

旬:8月~10月初旬。山梨や長野でよく穫れ、主に流通している品種は50種類ともいわれています。「大粒・高糖度・皮ごと・種なし」の品種が流行で、巨峰やシャインマスカットが人気。フルーツパフェやケーキと好相性!

りんご りんご

旬:8月下旬~12月の秋冬。産地は青森がダントツTOP! 日本では約40種類が市場に並びます。日本一の生産量はふじ、つがる、王林など。フランスの焼き菓子・クラフティやアップルパイなどには紅玉がベストマッチ。

いちじく いちじく

旬:6月~10月の夏・秋で2回。収穫地は愛知、和歌山、兵庫など。国内で流通する約8割は「桝井ドーフィン」という品種で、桃のように柔らかくなめらかな食感が特徴。断面のきれいなオープンサンドやタルトでどうぞ。

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