1泊2日のRefresh Trip!白河市[福島県]

内田理央さんが案内!古き良き“味わい”を堪能する白河のんびりトリップ

東京から新幹線で1時間ちょっとという
日帰り旅行も楽しめる好アクセスの白河市。
歴史ある観光名所から、おいしいご当地グルメなど、
ワクワクする楽しみがつまった、みちのくの玄関口。
時代を越えて受け継がれる美しい景観と絶品グルメを、
内田理央さんと巡ります。

1日目 史跡を訪ね城下町の文化に触れる

白河市観光の1日目のタイムスケジュール
小峰城歴史館
小峰城歴史館
小峰城歴史館

最初に訪ねたい体感型ガイダンス施設。小峰城歴史館

白河市のシンボル・小峰城がそびえる城山公園内に、平成31年4月に誕生したガイダンス施設。体感型の展示で楽しく小峰城の歴史が学べます。注目のVRシアターでは、CGで再現した江戸時代の小峰城が270度3面スクリーンに映写され、まるで当時の城内にいるみたい! 展示室の精巧なジオラマには、小峰城の四季がCGで見られるVR望遠鏡を併設。貴重な古文書や美術工芸品、歴代の城主紹介も必見。

住所/白河市郭内1-73(城山公園内)
電話/0248-24-5050
時間/9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28~1月4日、
展示替え期間
入館料/300円(一般)、100円(小・中高生・障がい者の方)
※20名以上の団体は割引料金あり
小峰城跡

江戸時代の姿そのままの美しい石垣と三重櫓。小峰城跡

小峰城跡
小峰城跡

寛永9(1632)年に初代白河藩主・丹羽長重が本丸や二之丸を総石垣造りに大改修した平山城。戊辰戦争で三重櫓などが焼失、平成初期に木造復元された三重櫓と前御門が、みごとな石垣の上に建っています。東日本大震災で約7000個もの石材が崩落しましたが、震災から約8年を経て、平成31年4月に完全復活! 美しい佇まいを取り戻した、日本100名城の一つにして国指定史跡。三重櫓は、内部の見学も可能です。

住所/白河市郭内1
電話/0248-22-1147(白河観光物産協会)
時間/入場自由、三重櫓内部の見学は
9:30〜17:00(11〜3月は〜16:00)
※三重櫓は12月28日~1月3日休館
小峰城跡
二ノ丸茶屋

城山公園のお休み処で名物バーガーを。二ノ丸茶屋

おすすめの「白河だるまバーガー」(450円)は、だるまのバンズにカレー風味のカツを挟んだ、ここでしか味わえない人気メニュー。そのなんともいえない表情に、内田さんも「めちゃめちゃかわいい!」と大喜びでした。白河銘菓や地酒、白河だるまなど、おみやげ品も多数販売。観光PR映像の視聴や、甲冑着付け体験も楽しめます。

白河だるまバーガー
二ノ丸茶屋
住所/白河市郭内1(小峰城内)
電話/0248-24-0275
時間/9:30〜17:00(11〜3月は〜16:00)
定休日/11〜3月の水曜日、12月28日〜1月3日
※臨時休業の場合あり

白河だるまの絵付けに挑戦!「白河だるま総本舗 渡辺だるま店」

白河だるまは、眉は鶴、頬ひげは亀というように、縁起の良い「鶴亀松竹梅」が顔の中にデザインされているのが最大の特徴。江戸後期の高名な文人画家・谷文晁の考案と伝えられています。高さ4.5cmの豆だるまから93cmの特大まで、サイズはなんと19種類も! 昔ながらの手作業による製造工程が見学できるほか、絵付け体験(600円/所要約1時間)も人気です。

住所/白河市八竜神98
電話/0248-21-8790
時間/10:00〜16:30(体験受付は16:00まで)
定休日/不定休
※絵付け体験は要予約
渡辺だるま店渡辺だるま店
南湖公園

四季折々の風情を湛える士民共楽の公園「南湖公園」

寛政の改革でその名を知られる白河藩主・松平定信が、享和元(1801)年に「士民共楽(武士も庶民も共に楽しむ)」という理念のもと築造。広大な貯水池の周りを桜や松、楓などが彩る、風光明媚な景勝地です。国指定史跡および名勝。安政4(1857)年より南湖の湖畔で茶屋を営む「花月」でいただく元祖南湖だんご(1皿450円)も美味!

住所/福島県白河市南湖1
南湖公園
南湖公園南湖公園
ちょっと寄り道!

翠楽苑

翠楽苑

南湖公園の一角にある風雅な池泉回遊式日本庭園。松平定信の庭園理念を受け継いだ日本文化の伝承を体現する施設です。園内にある「松楽亭」では、書院造りの間で抹茶と生菓子が楽しめます。

住所/白河市五郎窪山45-1
電話/0248-23-6888
時間/9:00~17:00(12〜3月は〜16:30)
※発券は終了時間の30分前まで
休館日/12〜2月の第2水曜日、
3・7月の第2水・木曜日(祝日の場合は翌日)
12月28〜31日、1月2・3日
入園料/320円(呈茶セット料金780円)

南湖神社

南湖公園に鎮座する名君を祀る神社「南湖神社」

日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一の援助のもと、大正11(1922)年に建立された、松平定信を祭神とする神社。境内には、江戸時代を代表する茶人でもあった定信遺愛の茶室「松風亭蘿月庵」があり、月釜が行われています。定信自筆の書や、渋沢栄一が奉納した書画などを展示する宝物館も見どころです。

住所/白河市菅生舘2
電話/0248-23-3015
時間/境内自由、宝物館・松風亭蘿月庵9:00〜16:00
拝観料/宝物館350円、
松風亭蘿月庵300円
宿泊先へ
  • 1日目:史跡を訪ね城下町の文化に触れる
  • 2日目:白河のおいしさを五感で満喫