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- 1泊2日
- 1日目
奈良・斑鳩で歴史探訪の女子旅！法隆寺・中宮寺・和カフェを堪能
斑鳩（奈良県）
予算：120,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日：2025/09/30
世界遺産・法隆寺と中宮寺を巡る奈良・斑鳩の旅へ出かけませんか？ 飛鳥時代に建立された日本最古級の木造建築群を眺めながら歴史に思いを馳せ、歩き疲れたら古民家カフェや庭園を望む和カフェでリフレッシュ。夜は、近代陶芸の巨匠・富本憲吉氏の旧居を改装した隠れ宿でのんびり過ごします。
1スポットめの駐車場まで車約40分
車を停め、徒歩すぐ
法隆寺 西院伽藍（さいいんがらん）
法隆寺 西院伽藍（さいいんがらん）
木片のパズルのようになっている「埋め木」の痕跡
西院伽藍にめぐらされた長い廻廊
壮麗な飛鳥時代の様式を今に伝える中門
「卍崩し」」「人字型割束」を配した高欄の格子が特徴
法隆寺は金堂を中心とした西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分かれている。西院伽藍は、7世紀に建立された世界最古の木造建築群として知られ、中門（ちゅうもん）・廻廊・金堂（こんどう）・五重塔など国宝級の建造物が立ち並ぶエリア。飛鳥時代の姿を今に伝える貴重な空間で、歴史と文化を肌で感じられる。
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【住所】
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
- 【TEL】 0745-75-2555
- 【営業時間】 ＜2月22日～11月3日＞8:00～17:00、＜11月4日～翌2月21日＞8:00～16:30
旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 歴史ロマンを感じる女子旅にぴったりなスポット。西院伽藍に立つ五重塔や金堂は、1000年以上の時を超えて残る日本建築の粋を集めた建造物。堂内には釈迦三尊像をはじめ国宝の仏像群が並び、古代美術の荘厳な空気に包まれます。友人同士で訪れれば、歴史を学びながら感性を刺激する特別なひと時を共有できそう
- ★ フォトジェニックな伽藍配置に注目してみてください。廻廊に囲まれた西院伽藍は、建物同士がバランスよく配置され、どの角度から見ても美しいシルエットを描きます。特に五重塔を背景にした景観は圧巻で、写真好きにはたまらないスポット。和の雰囲気を感じながら、旅の思い出に彩りを添える一枚が撮影できます
- ★ 観光客でにぎわう奈良ではありますが、西院伽藍のなかに立っていると不思議と静けさが広がり、心が落ち着くのを感じられます。木造建築と自然が織りなす調和は、日常の喧騒を忘れさせてくれる癒やしの空間。女子旅でゆったりとした散策を楽しむのにぴったりですよ
- ★ 廻廊を支える柱の原木は直径2m以上のヒノキの巨木で、樹齢1000年以上なのだそう。またこの柱を近くで見ると、ブロックをはめ込んだような木の痕があることに気が付きます。これは、傷んだ箇所に別の木材を埋めて繕う「埋め木」という工法の痕跡が残ったもの。丁寧に修復しながら今に形を残している職人の技を、間近で見ることができるのは嬉しいですよね
徒歩すぐ
法隆寺 西院伽藍 五重塔
法隆寺 西院伽藍 五重塔
どこから見ても荘厳な美しさ
法隆寺の五重塔は7世紀に建立された日本最古の五重塔で、高さ約32mを誇る。屋根が上層へいくほど小さくなっており、軒が深く安定感のある佇まいが特徴。優美なシルエットと堅牢な構造を持ち、飛鳥時代の信仰と建築技術の粋を今に伝える貴重な建造物となっている。
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【住所】
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
- 【TEL】 0745-75-2555
- 【営業時間】 ＜2月22日～11月3日＞8:00～17:00、＜11月4日～翌2月21日＞8:00～16:30
旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 荘厳な佇まいに魅了される五重塔。均整のとれた五重塔の姿は西院伽藍を代表する景観で、歴史を重ねてもなお凛とした美しさを放っています。写真映えも抜群で、女子旅の記念にぴったり
- ★ 法隆寺七不思議のひとつとされているのが、五重塔の屋根の上にある九輪（くりん）に設置された4本の鎌。昔の人にとって雷は魔物とされており、四隅を鎌で威嚇して雷を追い払うためのまじないの意味があるそう。実際には鎌倉時代に雷が落ちて火災になったこともあったそうですが、それ以降の600年間は落雷による火災の記録はないのだとか。きっと鎌のおかげですかね！
- ★ 雷だけでなく、地震にも耐えぬいた1000年を超える耐震技術にも驚愕しました！ 地震の多い日本で法隆寺の五重塔が長く残った理由は、塔の中心部に「心柱（しんばしら）」が通っており、それが各層を支える柔軟な構造になっているからなのだとか。現代建築にも通じるその耐震技術は、東京スカイツリー建築の際に参考にしたというから驚きです
徒歩すぐ
法隆寺 西院伽藍 金堂（こんどう）
法隆寺 西院伽藍 金堂（こんどう）
釈迦三尊像（提供：JR東海）
支柱に巻き付く「のぼり龍」の彫刻
軒を支える「獅子」の彫刻
法隆寺・西院伽藍の中心に立つ金堂は、飛鳥時代に建立された日本最古の木造建築のひとつで、西院伽藍最古の建築。内部には釈迦三尊像をはじめ貴重な仏像が安置され、歴史と信仰の重みを体感できる。
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【住所】
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
- 【TEL】 0745-75-2555
- 【営業時間】 ＜2月22日～11月3日＞8:00～17:00、＜11月4日～翌2月21日＞8:00～16:30
旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 「金堂」は法隆寺の伽藍のなかでも中心的な存在であり、その荘厳な佇まいに圧倒されるほど。堂内には13体の仏像が安置されており、なかでも国宝の釈迦三尊像は、アーモンド型の目と穏やかな微笑が特徴的な、飛鳥時代を代表する仏像として有名です
- ★ 建物自体も世界最古級の木造建築として注目され、独特の屋根や装飾が飛鳥時代の建築美を今に伝えます。写真では伝わらない木のぬくもりを感じながら、古代の職人の技に思いを馳せる時間は格別ですよ
- ★ 金堂を巡る際にはぜひ、柱の部分を見上げてみてください。屋根を支える柱の部分に、3・4枚目の写真のように、さまざまなモチーフの彫刻が施されているのが分かります。「獅子」「象」「龍」「力士」などがあり、例えば獅子は仏教において智慧（ちえ）を象徴する動物といわれているなど、それぞれに意味があるそう
徒歩約10分
ギャラリーカフェ 鵤樂舎（いかるががくしゃ）
ギャラリーカフェ 鵤樂舎（いかるががくしゃ）
彩りも美しく、箱を開けると良い香りが店内に漂います
イチジクとアールグレイのかき氷
黒蜜黒豆きなこ みるくの削り氷
寺社建築のミニチュアなどが展示されている
宮大工の技を間近に感じられる
法隆寺近くの古民家を改装したギャラリーカフェ。落ち着いた空間で、奈良の旬の食材を使った和モダンな創作料理やこだわりのスイーツやコーヒーがいただける。店内には寺社建築のミニチュアや垂木が展示され、宮大工の技を間近に体感できるのも魅力。
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【住所】
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西1-3-3
- 【TEL】 0745-43-8724
- 【営業時間】 ＜ランチ＞11:00～14:00、＜カフェ＞14:00～16:00
- 【定休日】 月・火曜日
旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 斑鳩散策の休憩に最適なお店。木のぬくもりあふれる店内で、ほっと一息つけます。法隆寺から近いため、広い境内散策で疲れた際の休憩におすすめですよ。もともとは宮大工・西岡棟梁（とうりょう）の内弟子・小川棟梁が研修場所として開き、現在ではその思いを引き継いだオーナーが、ギャラリーカフェとして運営しています
- ★ 宮大工が造った寺社建築のミニチュアや木組みの見本などが展示され、食事や休憩をしながら宮大工の技を間近に感じられるのも嬉しいポイントです。おすすめは彩り豊かな小鉢が入った一段重の創作料理「OHACO（おはこ）」。それぞれの小鉢にスタッフのアイデアがふんだんに盛り込まれていて、ワクワクします！
- ★ 居心地の良いカフェ空間で味わうスイーツも絶品で、女子旅の会話も弾むはず！ 地元食材を活かしたスイーツや香り高いコーヒーとともに、ゆったりとした時間が過ごせます。5〜10月のみの季節限定のかき氷もあり、特に「イチジクとアールグレイ」がおすすめです
徒歩約15分
法隆寺 東院伽藍（とういんがらん）
法隆寺 東院伽藍（とういんがらん）
夢殿秘仏「救世観音像」（提供：JR東海）
西院の東大門をくぐると広い参道の正面に現れる東院伽藍は、聖徳太子の斑鳩宮跡に建てられた寺域。太子供養のため建立された八角円堂の「夢殿」を中心に、絵殿・舎利殿・伝法堂などで構成されている。静謐な雰囲気が漂い、西院伽藍とは異なる趣を感じられる信仰と歴史の舞台となっている。
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【住所】
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
- 【TEL】 0745-75-2555
- 【営業時間】 ＜2月22日～11月3日＞8:00～17:00、＜11月4日～翌2月21日＞8:00～16:30
旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 八角円堂の建物にご注目！ 日本でもめずらしい八角形の伽藍「夢殿」は、端正で優美な姿が目を引きます。内部に安置されている救世観音像は聖徳太子の等身像と伝わっており、歴史ファン必見の存在です。毎年春と秋に特別開扉されるのでチェックしてみて
- ★ 西院伽藍との対比を楽しんでみるのもおすすめ。荘厳な西院伽藍に比べ、東院はより静けさに包まれた空間となっています。観光客も少なくゆったりと歩けるため、女子旅で落ち着いた時間を過ごすのに最適です
- ★ 聖徳太子を慕う人々の信仰を今に伝える東院伽藍は、太子信仰を体感できる場所。祈りの場としての雰囲気に満ちています。散策することで、太子の足跡を感じる特別な体験ができますよ
徒歩約3分
中宮寺（ちゅうぐうじ）
中宮寺（ちゅうぐうじ）
美しく優しい表情をされている、菩薩半跏像のクリアファイル
思わず手に取ってみたくなるものばかり
まるでアイドルかのように、たくさんのグッズが販売されています
法隆寺・東院伽藍に隣接する中宮寺は、聖徳太子が母・穴穂部間人（あなほべのはしひと）皇后のために建立した寺院。1300余年続く尼寺で、本尊は国宝に指定されている菩薩半跏像（ぼさつはんかぞう）。その柔和な微笑みは、古代ギリシャの彫像に多く見られる「アルカイックスマイル」として世界的にも有名。
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【住所】
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2
- 【TEL】 0745-75-2106
- 【営業時間】 ＜10月1日～翌3月20日＞9:00～16:00、＜3月21日～9月30日＞9:00～16:30
旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ ご本尊の菩薩半跏像は、指先を頬に添え静かに思索する姿ですが、優美そのもの。やわらかく穏やかな微笑みを間近で見ると、自然と心が和みます
- ★ 法隆寺から徒歩圏内にあるため、法隆寺と併せて立ち寄れるのも魅力。こぢんまりした寺院でありながら見応えがあるので、ぜひ訪れてみてください
- ★ 中宮寺は、聖徳太子が母のために建立した尼寺。女性に寄り添う信仰の場や、安産や子育てを祈る場として知られ、古くから女性に親しまれてきました。女子旅で訪れて、心穏やかに過ごしてみるのも良いですね
徒歩約3分
和CAFE布穀薗（ふこくえん）
和CAFE布穀薗（ふこくえん）
桃のかき氷。中には隠し味のクリームチーズヨーグルトが
かき氷のメニューは美味しそうで、どれも迷ってしまうほど
落ち着いた雰囲気の店内
趣を感じる佇まい。もとは明治時代の司法官の豪邸だった建物
「和CAFE布穀薗」は、明治時代の司法官の邸宅をリノベーションした趣ある和カフェ。四季折々の庭園を眺めながら、奈良の食材を使った和スイーツやランチを楽しむことができる。テーブルやイスに吉野産木材の家具を用い、食器はすべて奈良の伝統工芸品・赤膚焼（あかはだやき）を使用している。
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【住所】
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺2-2-35
- 【TEL】 0745-44-8787
- 【営業時間】 10:00～16:00（LO15:45）、ランチタイム11:00～14:00
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【定休日】
水曜日（祝日営業）
旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 文化財的価値のある邸宅を利用しており、歴史ある和の空間で過ごす時間は特別感にあふれます。女子旅で訪れれば、非日常感を味わいながら優雅なお茶時間を満喫できそう
- ★ 大和の抹茶や斑鳩産の生麩など、地元食材を活かしたスイーツメニューは優しい味わいで心と体を満たしてくれます。夏季限定のかき氷が人気で、訪れるたびに新しい発見が待っています。ただし、かき氷はランチタイムには提供していないのでご注意を！
- ★ 有機栽培豆を使ったコーヒーや水出しアイスコーヒー、柚子ティーや抹茶オーレなど、ドリンクメニューが豊富。緑豊かな庭を眺めつついただく一杯はきっと格別ですよ。自然と調和したカフェ空間で、心を解きほぐしてみては？
1スポットめの駐車場まで徒歩10分
車を取り、車約10分
うぶすなの郷TOMIMOTO
うぶすなの郷TOMIMOTO
モダンスタイルの客室「日新」
大和のブランド牛「まほろば牛」
料理が映える美しい器
メゾネット式の客室「竹林月夜」
石灯篭のある坪庭を眺められる石風呂
「うぶすなの郷TOMIMOTO」は、人間国宝に認定された近代陶芸の巨匠・富本憲吉の旧居をリノベーションした、隠れ宿のような佇まいの宿泊施設。「日新」「竹林月夜」の趣の異なる2つの客室があり、施設内には地元の食材をたっぷり使ったレストラン、庭園や陶芸工房があり、絵付け体験も楽しめる。
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【住所】
奈良県生駒郡安堵町東安堵1442
- 【TEL】 0743-56-3855
- 【定休日】 あり ※公式HPをご確認ください
旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 富本憲吉氏の陶芸の世界へ浸れる宿へ！ 前身は記念館でしたが、その面影を残しつつ、彼の作品づくりにかける思いを伝える場として、趣ある隠れ宿にリニューアルされました。美意識を刺激するアートな時間をお楽しみください
- ★ 宿の名称になっている「うぶすな（産土）」は、生まれ故郷を意味する言葉。富本氏は生まれ故郷の安堵町（あんどちょう）のために池の土を使って作品を制作しており、故郷への深い愛情を「うぶすな」と表現していたそうです
- ★ チェックインしたら敷地内を歩いて、文化財的建物と庭園を堪能してみて。一歩足を踏み入れると、どこを切り取っても美しい風景が広がっています。旧居を活用した建物は歴史的価値も高く、庭園と調和した佇まいが魅力。四季の移ろいを感じながら散策すれば、心豊かな時間を過ごせます
- ★ 客室は、モダンスタイルの客室「日新」と、メゾネット式の和洋室「竹林月夜」の2つのみ。ツインやセミダブル、和室、陶板風呂の半露天風呂がある棟になっているので、プライベート感満載です
- ★ 食事だけの利用も可能なレストランでは、地産地消にこだわり、素材の味が最大限引き出された料理がいただけます。大和のブランド牛「まほろば牛」は、年間でも数頭と滅多に出回らない食材。そんな貴重な食材を、牛肉の旨味と風味を最も強く感じることができるしゃぶしゃぶスタイルで味わえます
※掲載情報は取材時のものであり、変更が生じている場合がございます。詳細は各施設にご確認下さい。
