- 日帰り
岩手・盛岡城を巡る弾丸歴史旅 南昌荘や赤レンガ館も観光!
盛岡(岩手県)
予算:5,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格になります。
更新日:2025/09/30
岩手県の県庁所在地にして最大都市である盛岡市。そんな町を1日で堪能し尽くす弾丸旅です。南部家20万石の居城だった盛岡城を中心に、5つの歴史あるスポットを巡ります。庭園・建築・カフェをお楽しみください!
南昌荘
南昌荘
南昌の間(現地にて撮影)
抹茶とお菓子(現地にて撮影)
南側外観(現地にて撮影)
水月の間(現地にて撮影)
盛岡出身の実業家瀬川安五郎が明治18(1885)年に建てた邸宅。2000年の一般公開から国内外問わず多くの人々が訪れている。盛岡市の「保護庭園・景観重要建造物」に指定され、庭園は国の「登録記念物」に。

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 春の「ひなまつり」や秋の「紅葉ライトアップ」のほか、作品の展示会など年間を通して多彩な催し物が実施されている南昌荘。お茶会や俳句会、コンサートなども催され、観光だけでなくさまざまな用途や目的で広く親しまれている場所なんです
- ★ 訪れた際には、ぜひ喫茶コーナーもご堪能ください。中2階の「南昌の間」に設けられた席でくつろぎながら、抹茶やお菓子を楽しめます。四季折々に表情を変える美しい庭園を眺めながら、ゆったりとお過ごしください!
もりおか啄木・賢治青春館(旧第九十銀行本店本館)
もりおか啄木・賢治青春館(旧第九十銀行本店本館)
外観(現地にて撮影)
2階展示スペース(現地にて撮影)
珈琲とスイーツ(現地にて撮影)
カフェスペース(現地にて撮影)
旧九十銀行の本店本館として明治43(1910)年に竣工された建物。19世紀末の欧州での建築運動を先駆的に反映させたものとして国の重要文化財に指定されており、現在は「もりおか啄木・賢治青春館」として公開されている。

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 盛岡は歌人「石川啄木」と童話作家「宮沢賢治」が青春時代を過ごした地。かつての第九十銀行本店本館であった建物は、今では「もりおか啄木・賢治青春館」として、啄木・賢治と盛岡の銀行史を知ることができる場所となっています
- ★ 建物を設計したのは東京帝国大学を卒業して間もない若き日の横濱勉。彼は、啄木・賢治と同じ「盛岡中学校」出身です。建物と啄木・賢治には、こんな繋がりがあるんです。展示資料だけでなく、「横濱勉が設計した建物」と「明治期の銀行」の2点にも注目しながら建物自体もお楽しみください
- ★ 一通り見学を終えたら、1階の喫茶スペース「喫茶あこがれ」がおすすめ。オーダー後に豆を挽いて入れるコーヒーが絶品なんです。かつての銀行の中でのひとときを、スイーツと一緒に味わいながら堪能できますよ
岩手銀行赤レンガ館
岩手銀行赤レンガ館
外観入り口上部(現地にて撮影)
旧国庫部客溜(現地にて撮影)
エントランスホール天井(現地にて撮影)
多目的大ホール2階(現地にて撮影)
明治44(1911)年に盛岡銀行本店として完成した銀行建築。2012年までの約100年にわたり、銀行として使われていた。約3年の期間をかけて内部の修復を行い、2016年に公開施設「岩手銀行赤レンガ館」としてオープン。

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 赤レンガを主に用いた外壁は、よく見ると白い帯が入っています。これは花崗岩によるもので、赤レンガに石材でアクセントを加えるというのは、辰野金吾の作風が現れている特徴なんです。ほかにも、「屋上にドームを載せる」というのも彼の作風が現れている特徴です。まずは外観から、華やかな明治の息吹を存分に感じましょう
- ★ 館内は、無料で楽しめるの「岩手銀行ゾーン」と、有料の「盛岡銀行ゾーン」からなります。盛岡銀行ゾーンでは、応接室や開業当時から使用されていた金庫など、見どころにあふれています。中でも1番のおすすめは、旧国庫部客溜に復元された営業台上部の「上げ下げスクリーン」。明治の銀行にタイムスリップしたような気分を楽しめる空間です。ぜひとも有料ゾーンも込みで楽しんで!
紺屋町番屋
紺屋町番屋
内観(現地にて撮影)
火の見櫓(現地にて撮影)
火の見櫓(望楼)が特徴的な、大正ロマンあふれる木造洋風建築。明治24(1891)年に「盛岡消防よ組番屋」として建築され、大正2(1913)年に「消防組第四部事務所」として改築された。盛岡市景観重要建造物に指定されている。

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 淡いグレーの外壁に白い窓枠、赤い屋根と中心に聳える望楼が特徴的な建物。消防屯所としては2005年に役目を終え、2015年に盛岡市に寄付されました。耐震・改修工事や内装工事などが行われ、2022年に交流体験施設「紺屋町番屋」としてリニューアルオープンしたんです
- ★ 内部は、番屋の歴史紹介やクラフト作品を展示販売しているコーナーと、カフェスペース「紺屋町番屋カフェ」に別れています。前者のスペースはかつて、消防ポンプ車の収納場所として使われていた場所。なので、床には頑丈な花崗岩が石畳として敷かれています
- ★ カフェスペースは、創建当時の面影を色濃く残す空間で、昭和33(1958)年に上がり屋敷に改造した部分を使っているので小上がりになっています。手作りのスイーツをブレンドコーヒーとともに味わうのが最高です! ぜひ楽しんでいただきたいのですが、既に2軒分のカフェを楽しんでいることと思いますので、ご自身のお腹と相談してみてくださいね

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 盛岡城はぜひ「櫻山神社」の方面からお楽しみください。神社のある辺りは、往時に大手門があった場所なんです。そんな神社の東には「下曲輪」があり、バス停から城を目指すとこれを通ることになります
- ★ 下曲輪の周囲には今も内堀が残っているんです。鳥居を挟んで西側が「亀ケ池」、東側が「鶴ケ池」と、現在では名称が付けられています。大手方面から本丸を目指し、盛岡城をお楽しみください!
- ★ 城内に移築された「彦御蔵」にもご注目。現存する藩政時代の建築物が少ない盛岡城において、唯一場内に現存する建造物なんです。諸道具類を納めていたと考えられる土蔵で、本来は現在地よりも100mほど西側にありましたが、道路の拡幅工事に伴って往時に米内蔵があった現在地に移されました
- ★ 高いところでは高さ14mにも及ぶ盛岡城の石垣。石の産出もですが、その積み方にも特徴があり、構築された時期などによって異なっているんです。本丸東側は「野面積み」、三之丸西側は「乱積み」、二之丸西側は「布積み」になっています。積み方それぞれの特徴は残念ながら書ききれませんが、ぜひ石垣にも注目してみてくださいね
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