- 2泊3日
- 1日目
熊本~長崎2泊3日 島原・天草一揆を辿る世界遺産旅へ
宇城、天草(熊本県)、南島原、雲仙(長崎県)
予算:80,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2025/04/21
当時の島原藩の藩主である松倉勝家とその息子松倉勝家が行った悪政により、必要以上の年貢を取り立てが行われ続けます。更に、キリスト教徒や年貢を納められない農民には残酷な拷問・処刑が強いられていました。過酷な年貢の負担やそれらによる飢饉、キリスト教弾圧に苦しんだ農民約37,000人が天草四郎を中心として戦いましたが幕府軍に敗れ、1名を残し全滅しました。幕府軍総出で戦うという日本史上最大の内乱といわれています。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 料金が安く、車輌も良く、電話もすぐつながるので安心! ネット予約もスムーズにできます
- ★ 駅から徒歩3分という好立地なので便利。ETCカードの貸し出しもあり
- ★ ナビを使わずgooglemapsを利用する方は車用のスマホ置きが必要です。また、車用の充電器も持っていきましょう
三池炭鉱(宮原坑)
「宮原坑」は、旧来の主力坑であった大浦坑などの命脈を伸ばすべく、排水の用を兼ねる坑口としての役目で開坑。操業後は揚炭(ようたん)・入気・排水・人員昇降その他を兼ねる主力坑として年間40~50万トンの出炭を維持した。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 世界遺産「明治日本の産業革命遺産~製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつ
- ★ 宮原坑は、地下水を汲み上げて排出することを主な目的として設置された坑口。三池炭鉱は地下水が特に多く開発に苦労していたが、イギリス製のデビーポンプが登場し排水難を解消。このデビーポンプはじっくり観察したい
- ★ 1908年には三池炭鉱(大浦坑、宮浦坑、万田坑、宮原坑)の中で、宮原坑がもっとも出炭量が多く、三池炭鉱全体の28%(431,618トン)を支えていたそう
- ★ 実はここ、一時期は近くの「三池集治監」に収監された囚人を採炭労働に使役させていました。いわゆる「囚人労働」が行われていた坑口なんだとか
三池炭鉱(万田坑)
良好な状態で保存されている竪坑櫓(たてこうやぐら)や巻揚機室、炭鉱電車などを見学できる。万田坑で採掘した石炭を三池港から輸出するために三池炭鉱専用鉄道で運搬した炭鉱電車のうち、動態保存している12号機の走行を公開中。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 世界遺産「明治日本の産業革命遺産~製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつ
- ★ 開場中は定期的に無料のガイドツアーが開催されているので、タイミングを合わせて行くとよいかも
- ★ 滞在時間の目安は約1時間。万田坑ステーション(展示施設)では、万田坑に関するパネル、ジオラマ、デジタルアーカイブを見学できる。VRで坑内の仮想体験もぜひ!

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 世界遺産「明治日本の産業革命遺産~製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつ
- ★ 有明海は遠浅で干満の潮位差が最大5.5mと大きく、干潮時には沖合い数kmにわたり干潟が出現するところも。そのため、大型船の来航が難しかったが、閘門(こうもん)で干潮時の海水をせき止めて、大型船への積み荷が可能になりました
- ★ 毎年11月と1月の2回、約10日間だけ、航路先端から開門を抜けて、夕日が一直線に延びる「光の航路」が現れます! この時期に訪れるのもおすすめ
三角西港
明治維新後の殖産興業のもと、政府が招いたオランダ人水理工師ローウェンホルスト・ムルドルが設計し、着工から約3年が経った明治20年に完成。美しい石積みの埠頭や水路、橋など当時の施設が、貿易港としての役割を終えたあともほぼ原型のまま残されている、日本唯一の湾港史跡。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 世界遺産「明治日本の産業革命遺産~製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつ
- ★ コロニアル様式のホテルの名は「浦島屋(うらしまや)」の復元。当時熊本に住んでいた文豪・小泉八雲も立ち寄った名所です
- ★ ムルドルの名にちなんだ土産店「ムルドルハウス」には、ここにしかないお菓子や雑貨などが揃います。旅の記念にぜひ
天草コレジヨ館
天草コレジヨ館
館内(現地にて撮影)

インスタ映えなESOP展示(現地にて撮影)

竹で作られたパイプオルガン(現地にて撮影)
天草本(現地にて撮影)
天正遣欧使節(てんしょうけんおうしせつ)たちゆかりの南蛮船やグーテンベルク印刷機、西洋書(キリシタン版・天草本)などの貴重な資料を展示。天草へのキリシタン伝来や天草コレジヨ(16世紀末、日本人神父を養成するために設置された神学校)の歴史などを閲覧できる。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 天草の教会で使われていたとされる竹筒を使ったパイプオルガンの複製も展示しています。スタッフが音を出してくれるので頼んでみて!
- ★ ドイツ人、ヨハン・グーテンベルクがぶどう酒のしぼり機をヒントに発明した印刷機を少年使節団がヨーロッパから持ち帰ったもの(復元)は、印刷の工程も説明してくれるので必見です
- ★ 全部で29種類出版された「天草本(あまくさぼん)」には、「平家物語」や「伊曾保物語」など12種類が現存し大英博物館などに所蔵。複製は天草コレジヨ館でも見ることができますよ
- ★ 世界平和大使人形の館も併設しています
崎津教会
昭和9(1934)年、フランス人宣教師ハルブ神父の時代に、弾圧の象徴である絵踏みが行われた「吉田庄屋役宅跡」が選ばれ再建されたゴシック様式の教会。「海の天主堂」とも呼ばれ、教会が建つ漁港一帯は、天草市﨑津の漁村景観が「国の重要文化的景観」等にも選ばれている。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 永禄12(1569)年、ルイス・デ・アルメイダ神父によってキリスト教の布教が行われたこの地では、寛永15(1638)年の禁教令以後、激しい弾圧を受けながらも約250年間に渡って「潜伏キリシタン」として信仰が守られてきました
- ★ 教会近く諏訪神社前に4台の無料駐車場があります
- ★ 諏訪神社から教会を見下ろす“鳥居から教会が見える場所”は、世界遺産「崎津集落」のフォトスポットなのでおすすめ
- ★ 堂内は国内でも数少ない畳敷きです
崎津資料館みなと屋
崎津資料館みなと屋
崎津集落のレプリカ(現地にて撮影)
メダイ(現地にて撮影)
ウマンテラさま(現地にて撮影)
祈りの言葉おらしょ(現地にて撮影)
崎津の信仰形態(現地にて撮影)
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ「天草の﨑津集落」の歴史を紹介する資料館。﨑津エリアの歴史や、その土地で営まれる人々の暮らしを知ることができる。世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「崎津集落」の中にある。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 柱に隠されたマリア像(写真撮影不可)は必見です
- ★ 崎津集落全体のレプリカ展示から、実際に使用されていた一見仏像に見えるマリア像に、メダイ、アワビの貝殻をマリアに見立てた信心具、禁教期の説明映像など、誰でもわかりやすい表現で展示されています
- ★ 「世界遺産とは」という世界遺産全体の説明展示室もあり、大変丁寧な展示館です
南風屋(ハイヤ)

南風屋(ハイヤ)

大人気の杉ようかん売り切れ(現地にて撮影)

杉ようかん

店内にはサインがいっぱい(現地にて撮影)

いちじくジャムを購入(現地にて撮影)

いちじく揚げパン美味しい(現地にて撮影)
天草市河浦町の﨑津教会前にある、杉ようかんとイチジクジャムが名物の店。あんこを包んだうるち米の餅に、ドラゴンフルーツの果汁で引いた紅色の鮮やかな線が特徴の「杉ようかん」は、琉球使節により伝わった伝統菓子。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「崎津集落」の中にある
- ★ 天草由来の品質にこだわったお菓子だから体にも優しくて安心です
- ★ あんこから餅まで、すべて手作りのため数量限定。しっとり食感は1日持たないので、その日のうちに食べきりましょう
- ★ ユニークな店主は、世界遺産の構成資産「崎津集落」を推進して下さった当時の協会長! ぜひ裏話などを聞いてみて

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 富岡城まで車で5分という好立地です
- ★ 全館、天草のフリーWi-fi。ビジネス利用者は個別ルーターをフロントが借りられるので相談してみて
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世界遺産検定マイスターあけひとみ