- 日帰り
三重・関宿を日帰り観光 江戸の町並みを感じる歴史&グルメ旅へ
関宿(三重県)
予算:3,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2025/03/19
旧東海道の宿場町のほとんどが旧態をとどめない中で、この関宿にだけは歴史的な町並みがそのまま残っています。東海道五十三次の47番目の宿場町で、本物を間近に感じる歴史散策を楽しんでみましょう。

東郷カオルのおすすめポイント
- ★ 関駅の観光協会で「関宿イラスト案内図」という黄色いパンフレットを入手しておきましょう。とても見やすく、見どころのポイントが押さえられているのでおすすめです
- ★ 名古屋駅から関駅までは約1時間15分。途中の亀山駅はJR東海とJR西日本で管轄が分かれるポイントなので、鉄道好きにはツボかも。通常は亀山駅で乗り換えが必要ですが、今回は乗り換えなしの実証列車で訪れました

東郷カオルのおすすめポイント
- ★ 関宿は東海道五十三次の47番目の宿場町で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。通りを歩けば、まるでタイムスリップしたような雰囲気を楽しめますよ
- ★ ここでは「関宿祇園夏まつり」で曳かれる山車と、歴史資料の展示が行われています
- ★ 地方によっては山車は“だし”と読みますが、関宿の山車は“やま”と読みます。狭い関宿を山車が道幅いっぱいに通過することから、「そこまでが限界」、「これ以上はできない」という意味の“関の山”という言葉の語源であるといわれています
- ★ 山車は狭い通りで方向転換できません。そのため台の上の部分が回転する「舞台回し」ができる構造になっていて、山車を飾る豪華な「見返り幕」が必ず後ろ側になるように進むことができます。祭の日には、提灯に亀山蝋燭が灯されます
- ★ チケットはその都度購入するよりも、3館共通入館券を購入する方がお得!
関まちなみ資料館

関まちなみ資料館

駒の朱印状(現地にて撮影)

蔀度の解説(現地にて撮影)

箱階段のある1階部分(現地にて撮影)

関宿の町並みの変遷を紹介する2階部分(現地にて撮影)

ばったりの解説(現地にて撮影)
関宿の歴史資料や町並みの変遷、日本家屋の暮らしの知恵を目にすることができる。

東郷カオルのおすすめポイント
- ★ 館内では徳川家康から拝領した「駒の朱印状」が飾られています。これは、宿駅制度が開始された際に発給されたもので、この朱印状をもって、関宿は東海道五十三次で47番目の宿場と定められました
- ★ ここでは「蔀度(しとみど)」を見学することができます。蔀度は関宿まちなみ保存会のアイデアによって生まれた「関宿かるた」に、「夕暮れに 閉める蔀戸 すりあげ戸」といったふうに登場しますよ。蔀度とは日本の伝統的な建具の呼び名で、板の両面に格子を組んだ戸のこと。全面開放できるので、商家などでよく使われていたようです
- ★ 町家の軒下に取り付けられた、収納可能な縁台「ばったり」も目にすることができます

東郷カオルのおすすめポイント
- ★ 当時の関宿は1日の往来が1万5,000人ほどで、2,000人(関宿の人口と同じくらいの数)の旅人が宿泊することができたそうです。玉屋は関宿を代表する大きな旅籠でした
- ★ 旅籠の下のクラスには「木賃宿(きちんやど)」という宿泊所があったそうです。今でいうと、旅籠が2食付きの旅館やホテルで、木賃宿はゲストハウスみたいな感じですね
- ★ 1階には離れや坪庭もあり、裕福な旅人が宿泊していたことがわかります

東郷カオルのおすすめポイント
- ★ JALのファーストクラスのスイーツにも採用された 「関の戸」は、忍者の末裔・服部伊予保重によって考案された和三盆をまぶしたお餅菓子です
- ★ 店主の服部さんは伊賀流忍者の末裔。2019年に店内で見つかった古文書から忍びの記述が発見され、深川屋が忍びの隠れ蓑(忍びであることを隠すため)の和菓子店であったことが判明したそうですよ
- ★ 屋根にある看板は「庵看板(いおりかんばん)」と呼ばれるもので、京都に向かう人はひらがなを見て進み、江戸に向かう人は漢字を見て進むと良いのだとか。旅人が方向を間違わないための工夫だそう

東郷カオルのおすすめポイント
- ★ 三重県産のもち米とうるち米、三重鶏などの地元の食材を使い、竈ならではの強い火力で蒸しあげたモチモチのおこわが楽しめます
- ★ 地元のお母さんたちを中心としたお店で、お店の素朴であたたかい雰囲気も魅力です

東郷カオルのおすすめポイント
- ★ 歩き疲れたあとに嬉しい、無料の足湯。塩分を多く含み、保温効果が良く“熱の湯”とも呼ばれています
- ★ 新しい温泉を補給して、1日に浴槽水が3回程度入れ替わるようになっています。清潔で、一度に多くの人が利用できる足湯です

東郷カオルのおすすめポイント
- ★ 住民参加型ワークショップを経て整備されたスポット。「百六里庭」と「眺観亭」の名称も公募で決まったそうです
- ★ 眺観亭からの眺めも素晴らしいですが、百六里庭と眺観亭までの町並みもぜひ楽しんでください。幕府が定めた法度を板に記して掲示した「高札場跡(現在は郵便局)」には、次の宿場までの“駄賃の定”も見られますよ。白タク禁止・明朗会計といったところでしょうか
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