• 日帰り

三重・関宿を日帰り観光 江戸の町並みを感じる歴史&グルメ旅へ

・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。

更新日:2025/03/19

情緒ある町並みで歴史トリップ!

旧東海道の宿場町のほとんどが旧態をとどめない中で、この関宿にだけは歴史的な町並みがそのまま残っています。東海道五十三次の47番目の宿場町で、本物を間近に感じる歴史散策を楽しんでみましょう。

こんな旅気分の人におすすめ
#友達旅行・女子旅がしたい #グルメを楽しみたい #歴史を感じたい #日帰り旅行がしたい

Schedule

DAY 1 START
名古屋駅
電車関駅まで電車約1時間15分 徒歩下車徒歩すぐ
SPOT1
スポット
散策前に必ず立ち寄りたいお役立ちスポット

関駅 亀山市観光協会

関駅 亀山市観光協会

関駅 亀山市観光協会

関駅舎(現地にて撮影)

関駅舎(現地にて撮影)

線路横の「関宿」の看板(現地にて撮影)

線路横の「関宿」の看板(現地にて撮影)

関宿散策の玄関口。駅舎内に観光協会が入っており、マップの入手や情報収集ができる。

取材協力:関西本線活性化利用促進三重県会議

DATA
  • 【住所】 三重県亀山市関町新所664-2 map
  • 【TEL】 0595-97-8877
  • 【営業時間】 8:30~17:00
  • 【定休日】 月曜日
東郷カオル

東郷カオルのおすすめポイント

  • ★ 関駅の観光協会で「関宿イラスト案内図」という黄色いパンフレットを入手しておきましょう。とても見やすく、見どころのポイントが押さえられているのでおすすめです
  • ★ 名古屋駅から関駅までは約1時間15分。途中の亀山駅はJR東海とJR西日本で管轄が分かれるポイントなので、鉄道好きにはツボかも。通常は亀山駅で乗り換えが必要ですが、今回は乗り換えなしの実証列車で訪れました
徒歩徒歩約5分
SPOT2
スポット
「関の山」の語源となった関宿の山車を見学

関の山車会館

関の山車会館

関の山車会館

実物が展示されている(現地にて撮影)

実物が展示されている(現地にて撮影)

中町四番町の山車は漆塗り(現地にて撮影)

中町四番町の山車は漆塗り(現地にて撮影)

最盛期には16基あった関宿の山車。館内に、現存する4基中の2基を展示して、伝統文化を伝える。

DATA
  • 【住所】 三重県亀山市関町中町531 map
  • 【TEL】 0595-96-1103
  • 【営業時間】 9:00~16:30
  • 【定休日】 月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
  • 【料金】 300円(関の山車会館・関まちなみ資料館・関宿旅籠玉屋歴史資料館3館共通入館料500円)
東郷カオル

東郷カオルのおすすめポイント

  • ★ 関宿は東海道五十三次の47番目の宿場町で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。通りを歩けば、まるでタイムスリップしたような雰囲気を楽しめますよ
  • ★ ここでは「関宿祇園夏まつり」で曳かれる山車と、歴史資料の展示が行われています
  • ★ 地方によっては山車は“だし”と読みますが、関宿の山車は“やま”と読みます。狭い関宿を山車が道幅いっぱいに通過することから、「そこまでが限界」、「これ以上はできない」という意味の“関の山”という言葉の語源であるといわれています
  • ★ 山車は狭い通りで方向転換できません。そのため台の上の部分が回転する「舞台回し」ができる構造になっていて、山車を飾る豪華な「見返り幕」が必ず後ろ側になるように進むことができます。祭の日には、提灯に亀山蝋燭が灯されます
  • ★ チケットはその都度購入するよりも、3館共通入館券を購入する方がお得!
徒歩徒歩約3分
SPOT3
スポット
伝統的な町屋を公開した資料館

関まちなみ資料館

関まちなみ資料館

関まちなみ資料館

駒の朱印状(現地にて撮影)

駒の朱印状(現地にて撮影)

蔀度の解説(現地にて撮影)

蔀度の解説(現地にて撮影)

箱階段のある1階部分(現地にて撮影)

箱階段のある1階部分(現地にて撮影)

関宿の町並みの変遷を紹介する2階部分(現地にて撮影)

関宿の町並みの変遷を紹介する2階部分(現地にて撮影)

ばったりの解説(現地にて撮影)

ばったりの解説(現地にて撮影)

関宿の歴史資料や町並みの変遷、日本家屋の暮らしの知恵を目にすることができる。

DATA
  • 【住所】 三重県亀山市関町中町482 map
  • 【TEL】 0595-96-2404
  • 【営業時間】 9:00~16:30
  • 【定休日】 月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
  • 【料金】 300円(関の山車会館・関まちなみ資料館・関宿旅籠玉屋歴史資料館3館共通入館料500円)
東郷カオル

東郷カオルのおすすめポイント

  • ★ 館内では徳川家康から拝領した「駒の朱印状」が飾られています。これは、宿駅制度が開始された際に発給されたもので、この朱印状をもって、関宿は東海道五十三次で47番目の宿場と定められました
  • ★ ここでは「蔀度(しとみど)」を見学することができます。蔀度は関宿まちなみ保存会のアイデアによって生まれた「関宿かるた」に、「夕暮れに 閉める蔀戸 すりあげ戸」といったふうに登場しますよ。蔀度とは日本の伝統的な建具の呼び名で、板の両面に格子を組んだ戸のこと。全面開放できるので、商家などでよく使われていたようです
  • ★ 町家の軒下に取り付けられた、収納可能な縁台「ばったり」も目にすることができます
徒歩徒歩すぐ
SPOT4
スポット
江戸時代の旅籠建築を目にすることができる資料館

関宿旅籠玉屋歴史資料館

関宿旅籠玉屋歴史資料館

関宿旅籠玉屋歴史資料館

玉屋外観(現地にて撮影)

玉屋外観(現地にて撮影)

1階の離れ(現地にて撮影)

1階の離れ(現地にて撮影)

「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と謡われた、関宿を代表する大旅籠(おおはたご)のひとつ。当時の旅の様子を知ることができる。

DATA
  • 【住所】 三重県亀山市関町中町444-1 map
  • 【TEL】 0595-96-0468
  • 【営業時間】 9:00~16:30
  • 【定休日】 月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
  • 【料金】 300円(関の山車会館・関まちなみ資料館・関宿旅籠玉屋歴史資料館3館共通入館料500円)
東郷カオル

東郷カオルのおすすめポイント

  • ★ 当時の関宿は1日の往来が1万5,000人ほどで、2,000人(関宿の人口と同じくらいの数)の旅人が宿泊することができたそうです。玉屋は関宿を代表する大きな旅籠でした
  • ★ 旅籠の下のクラスには「木賃宿(きちんやど)」という宿泊所があったそうです。今でいうと、旅籠が2食付きの旅館やホテルで、木賃宿はゲストハウスみたいな感じですね
  • ★ 1階には離れや坪庭もあり、裕福な旅人が宿泊していたことがわかります
徒歩徒歩すぐ
SPOT5
レストラン
忍者の末裔が経営する和菓子店

深川屋

深川屋

深川屋

庵看板(現地にて撮影)

庵看板(現地にて撮影)

徳川三代将軍・家光の時代からの銘菓「関の戸」を継承する老舗和菓子店。近年になって忍びの隠れ蓑であったことが判明。

DATA
  • 【住所】 三重県亀山市関町中町387 map
  • 【TEL】 0595-96-0008
  • 【営業時間】 9:30~18:00(出来上がりから売り切れまで)
  • 【定休日】 木曜日(祝日の場合は営業)
東郷カオル

東郷カオルのおすすめポイント

  • ★ JALのファーストクラスのスイーツにも採用された 「関の戸」は、忍者の末裔・服部伊予保重によって考案された和三盆をまぶしたお餅菓子です
  • ★ 店主の服部さんは伊賀流忍者の末裔。2019年に店内で見つかった古文書から忍びの記述が発見され、深川屋が忍びの隠れ蓑(忍びであることを隠すため)の和菓子店であったことが判明したそうですよ
  • ★ 屋根にある看板は「庵看板(いおりかんばん)」と呼ばれるもので、京都に向かう人はひらがなを見て進み、江戸に向かう人は漢字を見て進むと良いのだとか。旅人が方向を間違わないための工夫だそう
徒歩徒歩約3分
SPOT6
レストラン
手作りおこわと街道そばの店

会津屋

会津屋

会津屋

薪をくべて火力を調整する竈(現地にて撮影)

薪をくべて火力を調整する竈(現地にて撮影)

蒸し器(現地にて撮影)

蒸し器(現地にて撮影)

竈で蒸した季節のおこわ(現地にて撮影)

竈で蒸した季節のおこわ(現地にて撮影)

地産地消と手作りにこだわり、竈の強い火力で蒸し上げるおこわが人気の店。

DATA
  • 【住所】 三重県亀山市関町新所1771-1 map
  • 【TEL】 0595-96-0995
  • 【営業時間】 11:00~17:00
  • 【定休日】 月曜日
東郷カオル

東郷カオルのおすすめポイント

  • ★ 三重県産のもち米とうるち米、三重鶏などの地元の食材を使い、竈ならではの強い火力で蒸しあげたモチモチのおこわが楽しめます
  • ★ 地元のお母さんたちを中心としたお店で、お店の素朴であたたかい雰囲気も魅力です
徒歩徒歩約3分
SPOT7
スポット
関宿温泉自噴水を利用した足湯スポット

小萬の湯

小萬の湯

小萬の湯

両側に腰かけられる足湯(現地にて撮影)

両側に腰かけられる足湯(現地にて撮影)

泉温20℃の関宿温泉自噴水を40℃に循環加温。塩分・鉄分を多く含み、保温効果が高いとされている。

DATA
  • 【住所】 三重県亀山市関町新所1974-1 map
  • 【営業時間】 10:00~17:00
  • 【定休日】 月曜日
  • 【料金】 無料
東郷カオル

東郷カオルのおすすめポイント

  • ★ 歩き疲れたあとに嬉しい、無料の足湯。塩分を多く含み、保温効果が良く“熱の湯”とも呼ばれています
  • ★ 新しい温泉を補給して、1日に浴槽水が3回程度入れ替わるようになっています。清潔で、一度に多くの人が利用できる足湯です
徒歩徒歩約5分
SPOT8
スポット
眺観亭2階から関宿の町並みを眺める

百六里庭・眺観亭

百六里庭・眺観亭

百六里庭・眺観亭

百六里庭と眺観亭の入り口(現地にて撮影)

百六里庭と眺観亭の入り口(現地にて撮影)

馬を繋いでいた輪が残る古民家カフェ(現地にて撮影)

馬を繋いでいた輪が残る古民家カフェ(現地にて撮影)

高札場跡(現地にて撮影)

高札場跡(現地にて撮影)

関宿が江戸から106里余りあることから「百六里庭(ひゃくろくりてい)」と名付けられたポケットパークと、そこに立つ「眺観亭」からの眺望を楽しむ。

DATA
  • 【住所】 三重県亀山市関町中町370 map
  • 【料金】 無料
東郷カオル

東郷カオルのおすすめポイント

  • ★ 住民参加型ワークショップを経て整備されたスポット。「百六里庭」と「眺観亭」の名称も公募で決まったそうです
  • ★ 眺観亭からの眺めも素晴らしいですが、百六里庭と眺観亭までの町並みもぜひ楽しんでください。幕府が定めた法度を板に記して掲示した「高札場跡(現在は郵便局)」には、次の宿場までの“駄賃の定”も見られますよ。白タク禁止・明朗会計といったところでしょうか
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関駅まで徒歩約10分。
帰路へ

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