- 1泊2日
- 1日目
記憶をたどる、そして「今」を旅する 未来へ進むまち 福島県浪江町へ
浪江(福島県)
予算:22,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2025/03/19
2011年3月11日の東日本大震災以降、浪江町に住む人々の暮らしは一変しました。それでも力強く、復興への道を歩み続けて約14年。今の浪江町はあたたかな観光スポットで溢れています。浪江町の過去を伝え続ける施設から、ニューオープンの場所までゆっくりと旅しましょう。

請戸川リバーライン

味感さとう

請戸小学校(震災遺構)

大平山霊園

居酒屋こんどこそ

福島いこいの村なみえ

旅色編集部のおすすめポイント
- ★ 最初に訪れたのは請戸川の土手沿いに続く遊歩道。請戸川はかつて川に竹や木を使ったすのこを張り巡らせて魚を捕らえるやな場があり、鮭のやな漁が盛んだったことから、まちの漁師に親しまれる場所でした。春には約1.5kmに渡り120本のソメイヨシノが咲き誇り、冬は白鳥が飛来するなど四季折々の魅力があります。今も昔も変わらずそこにあるまちの風景に癒されつつ、散策を楽しみましょう

旅色編集部のおすすめポイント
- ★ ランチは、新鮮な海の幸を提供する地元でも人気が高い食事処へ。相双(そうそう)地域では数少ない創作割烹料理を提供する「味感さとう」は、親子で営んでいるお店です
- ★ 昼は刺身に天ぷら、茶碗蒸しなどボリューム満点のメニューからご当地グルメ・なみえ焼そばまで、ここならではのグルメが勢揃い。
- ★ 夜は懐石のコース料理とともに、地元の日本酒などお酒をペアリング。浪江町でしか食べられない味わいに舌鼓を打ちます
請戸小学校(震災遺構)
海から300メートル内陸に建つ2階建ての小学校だが、震災当日、津波は2階まで到達し校舎が破壊された。また、当日学校には82人の児童と教職員14人がいたが、津波到達の40分前に全員が避難して無事であった。残された校舎は防災について考えるきっかけをつくり後世に伝承していくための震災遺構施設として整備され、2021年10月から一般公開されている。

旅色編集部のおすすめポイント
- ★ 続いてやってきたのは大津波の被害を受けた震災遺構。当時大きな被害を受けながらも職員・児童の全員が生き残ったというエピソードにより、“奇跡の学校”として知られています
- ★ 津波被害の甚大さをまざまざと残す校内の状況や、当時の様子を知ることができる展示は、「悲劇だけで終わらせない」というメッセージを込めているのだそう。震災当時のまま時が止まった校内を巡る時間は、自然の脅威と人と人の絆について改めて考えるきっかけになるはず

旅色編集部のおすすめポイント
- ★ 「大平山霊園」は震災当時、請戸小学校に通っていた児童と職員が、大津波から逃れるために歩いて目指した場所。復興が進むまちを眺めながら、思いを馳せ、静かな時間を過ごすことができます

旅色編集部のおすすめポイント
- ★ 食材やお酒はなるべく福島県産のものを使用するのが店主のこだわり。近海で獲れた魚と地酒を味わいつつ、地元民との交流を楽しめます
- ★ 店内は一人でも立ち寄れるカウンター席からテーブル、座敷まで幅広く用意されていて、さまざまなシーンでの利用が可能。浪江の夜をおいしい料理とお酒で締めくくります

旅色編集部のおすすめポイント
- ★ 宿泊は、まちの自然を存分に感じられるスポットへ。本館の裏手には80種を超える樹木が生い茂る遊歩道も。季節を感じながら深呼吸をすると心も身体もリラックスできます
- ★ 敷地内にはバーベキューを楽しめる中庭もあり、大人数の旅にもぴったりです。大浴場は日帰り入浴も可能。旅の休憩スポットとして足を運んでみてください
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撮影/山田大輔