- 日帰り
松本清張の原点・北九州市へ。ミステリーの巨匠の生涯に触れる旅
- 北九州(福岡県)
- 予算:3,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2024/11/08
社会派推理小説の巨匠、松本清張。今でも時々作品がドラマ化されており、多くの方が一度はその作品に触れたことがあるのでは? 清張の出身地といわれ(実際は広島とのこと)、代表作「点と線」をはじめ、さまざまな作品の舞台になっている福岡県北九州市で、松本清張ゆかりの地を巡ります。
松本清張記念館
北九州を代表する作家・松本清張の業績をたどる、日本で唯一の記念館。巨大な年表や、松本氏のノンフィクション作品を題材にしたオリジナル映像の見学のほか、自宅の書斎や応接室を再現した展示などもあり、見ごたえ十分。作品名を記した湯呑みや手ぬぐいなど、ユニークなグッズも見逃せない。
読者プランナーのおすすめポイント
- ★ 小倉城の敷地内にある「松本清張記念館」。一般の入館料は600円ですが、同じ敷地内の小倉城、小倉城庭園との3施設共通券だと700円とお得な料金設定になっているので、こちらを購入します
- ★ 42歳から作家人生をスタートさせた松本清張は、82歳で生涯を終えるまでの間に、非常に数多くの作品を残しました。松本清張といえば社会派推理小説ですが、歴史への造詣も深く、古代史・現代史・時代小説など幅広い領域で創作活動を続けています。その足跡がよくわかる、見ごたえのある展示内容です
- ★ 一番印象的だったのは、東京の自宅の書斎や書庫などをそのまま館内に再現した展示。ガラス越しに見られる膨大な蔵書や資料から、松本清張の創作の源を感じることができます。松本清張担当の各出版社の編集者たちが、彼の人となりを語るインタビュー映像も興味深かったです。展示室内は写真撮影禁止ですのでご注意ください
小倉城
JR西小倉駅から徒歩約9分に位置する、1602年に細川忠興が7年の歳月をかけ築いた城。存在感のある巨大な天守閣と、国内でもめずらしい通年での夜間開城が特徴。天守閣には迫力あるシアターや、巌流島の戦いで有名な宮本武蔵と佐々木小次郎の生涯を紹介する展示などがあり、小倉城の歴史と文化を堪能できる。
読者プランナーのおすすめポイント
- ★ 1602年、細川忠興が築城した小倉城。細川忠興は、細川ガラシャの旦那さんですね。細川ガラシャが亡くなった関ヶ原の合戦のあと、豊前国(ぶぜんのくに)に国替えとなり、小倉城を築城します。子ども時代から終戦後の、転勤により40代で上京するまでの期間をほぼ小倉で暮らしていた清張にとって、馴染みのある城だったのではないでしょうか
- ★ 城内は小倉城の歴史を紹介するさまざまな展示やシアター、体験コーナーや展望スペースなど、5階まである観光スポットになっています。共通券を購入しているので、お城を見学したあとは隣接する小倉城庭園を見学して、お抹茶を楽しむのもいいですね
森歐外旧居
「舞姫」「山椒大夫」などで知られる文豪・森歐外が1899(明治32)年6月から約1年半過ごした、趣ある町家形式の家屋。歐外は八畳の座敷と四畳半の小座敷を主に使用していたとされ、小説「鶏」の中ではこの家の様子が描かれている。
読者プランナーのおすすめポイント
- ★ 松本清張とは世代が違いますが、明治の文豪・森歐外も小倉に赴任していた時期があります。森歐外に関心があったのか、松本清張は彼をモチーフにした著書・評伝を複数残しています
- ★ 森歐外が、旧陸軍第12師団軍医部長として小倉に赴任してきた時に住んでいた「森歐外旧居」の見学へ。私はまだ未読ですが、「鳩」という作品の中でこの住宅の様子が描かれているのだとか。中に展示されている資料なども無料で見学できます
読者プランナーのおすすめポイント
- ★ 福岡といえば「うどん」。昼食は北九州の有名チェーン店「資さんうどん」へ。ごぼ天うどん、おすすめです
- ★ ちなみに「資さんうどん」は最近、関西出店が進んでる……と思っていたら、つい先日、関東進出も発表していましたね。東海地方にも来ないかなあ……
読者プランナーのおすすめポイント
- ★ 「時間の習俗」では和布刈神社で行われる神事が、事件の重要な鍵になっています。関門海峡すぐの神社で、海に面した鳥居が印象的です
みもすそ川公園(壇之浦地区)
関門海峡の代表的な景色が楽しめる公園。江戸幕府末期、長州藩が外国船に砲撃した砲台跡が残っている。また、長州砲と呼ばれる大砲の原寸大レプリカが展示されている。園内には、源氏と平氏による壇ノ浦の戦いが行われたことにちなんで、源義経と平知盛の像も立っている。
読者プランナーのおすすめポイント
- ★ 松本清張は幼少時代を山口県下関市で過ごしています。和布刈神社から関門海峡を渡った先の下関市の「みもすそ川公園」内に清張の文学碑が立っています。下関市へは、関門海峡を繋ぐ歩行者用海底トンネル「関門トンネル人道」を歩いていきます。トンネルは全長780m。和布刈神社のすぐそばにトンネル入り口があり、歩行者は無料です
- ★ 「みもすそ川公園」は下関側のトンネル出口からすぐ。この付近に清張が幼少期を過ごした自宅があったようです。穴の開いた文学碑は、松本清張文壇デビュー以前の回顧録「半世の記」のもの。その奥には、幕末の攘夷戦で外国船を砲撃した砲台跡があります
- ★ ちなみに、こちらは源平壇ノ浦合戦の古戦場でもあるので、散策してみてくださいね
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