Plan No.2559

あけひとみAke Hitomi

1泊2日
1日目

福岡1泊2日の歴史観光　志賀島で国宝「金印」の謎に迫る旅

志賀島（福岡県）
予算：50,000円〜

・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。

更新日：2024/09/10

世界遺産検定マイスターあけひとみ

国宝「金印」の謎に迫る！

世界遺産を語るとき、その周辺の歴史に触れずにはいられません。今回は、世界遺産「沖ノ島」を調査する上で欠かせない時代について学びます。消された日本の歴史とも噂される「空白の150年」。その手掛かりとなる卑弥呼や倭国の歴史に迫るため、志賀島の金印を見にいきます。

こんな旅気分の人におすすめ

START オリックスレンタカー博多駅博多口店金印ドッグ船外レストランやすらぎ丸金印公園叶の浜下馬ヶ浜（げばがはま）海水浴場志賀海神社中津宮（裏参道）志賀海神社沖津宮志賀海神社本宮（表津宮跡・神蹟）志賀海神社休暇村志賀島

1日目 2日目

1日目のスタートはここ！

オリックスレンタカー博多駅博多口店

金印ドッグ船外レストランやすらぎ丸

金印公園

叶の浜

下馬ヶ浜（げばがはま）海水浴場

志賀海神社中津宮（裏参道）

志賀海神社沖津宮

志賀海神社本宮（表津宮跡・神蹟）

志賀海神社

明日に備えて一休み

SPOT.10

休暇村志賀島

Spot.1オリックスレンタカー博多駅博多口店
Spot.2金印ドッグ船外レストランやすらぎ丸
Spot.3金印公園
Spot.4叶の浜
Spot.5下馬ヶ浜（げばがはま）海水浴場
Spot.6志賀海神社中津宮（裏参道）
Spot.7志賀海神社沖津宮
Spot.8志賀海神社本宮（表津宮跡・神蹟）
Spot.9志賀海神社
Spot.10休暇村志賀島

博多駅

徒歩約5分

SPOT1

福岡旅は車だと楽ちん！

オリックスレンタカー博多駅博多口店

オリックスレンタカー博多駅博多口店は、JAL国内提携レンタカー。インターネットから申し込み、事前に確認事項を終えておくと、店舗での手続時間を短縮できる。借りた店舗とは別の店舗に返却できるなど、柔軟なサービスも魅力。

DATA

【住所】福岡県福岡市博多区博多駅前2-3-24
【TEL】 092-411-8694
【営業時間】 8:00～19:00
【定休日】不定休
【料金】 5,000円～

あけひとみのおすすめポイント

★ 乗り捨て可能、出発1時間前まで予約できます。スタッフさんが優しく対応してくださるのでおすすめ！
★ 格安キャンペーン、会員特典もあります。借りられる車種のバリエーションが豊富
★ 万が一の事故や故障の際に備え、補償やロードサービスの提供がレンタル料金に含まれています

車約30分

SPOT2

絶対食べたい志賀島（しかのしま）名物！

金印ドッグ船外レストランやすらぎ丸

以前の店舗はオブジェとして目印代わりに設置（現地にて撮影）

金印ドッグ（現地にて撮影）

志賀島と本土をつなぐ「海の中道」の途中にあるグルメスポット。名物の「金印ドッグ」は、志賀島で発見された金印にちなんだメニュー。注文を受けてから調理するため、待ち時間は15～20分ほど。サクッとこんがりした食感を味わえる。

DATA

【住所】福岡市東区大岳4丁目8-21
【TEL】 092-605-4500
【営業時間】 11:00～26:00
【定休日】不定休
【料金】 600円～、金印ドッグ650円

あけひとみのおすすめポイント

★ 福岡のソウルフードといえば「金印ドッグ」。おそらく、福岡人なら青春時代に必ず食べたことがあるはず!?
★ 金印ドッグは、イカ天と牛ステーキがゴロゴロ入っていて絶品！パリッ・サクッ・トロッとしていて、不思議な食感です
★ 2024年3月にリニューアルし、同じ敷地内には回転饅頭やかき氷のお店もあります

車約5分

SPOT3

金印が発見された公園

金印公園

金印が見つかったとされている場所（現地にて撮影）

金印のレプリカの展示（現地にて撮影）

金印についての解説（現地にて撮影）

弥生時代に後漢の光武帝が奴国（なこく：現在の福岡市付近に存在した小国）の王に贈ったといわれる金印が、この付近で発見されたことを記念した公園。志賀島の南に位置し、博多湾に面している。

DATA

【住所】福岡県福岡市東区志賀島1863
【TEL】 092-645-1058
【営業時間】年中無休
【定休日】年中無休
【料金】無料

あけひとみのおすすめポイント

★ 「古事記」・「日本書紀」の「綿津見（わたつみ）の伝説」に登場する志賀島は、「万葉集」に詠まれたり、蒙古襲来の元寇で戦いの舞台になった地でもあるため、古くからその名が知られていました。ですが、多くの方が志賀島の名前を知ったきっかけは、日本史の授業ではないでしょうか？天明4（1784）年に、「漢委奴国王」と刻印された金印がこの付近で発見され、志賀島は一躍有名になりました
★ 金印は国宝に指定されており、「漢委奴国王」の文字が刻印されています
★ 研究者の記録によると、石碑のすぐ近くで金印が発見されたとなっていますが、未だに詳細は不明。中国の古代書には、当時このエリアで女王が治めるクニがあったと記録が残っています
★ 近隣の大国「後漢朝」に貢物をすることで関係を保っていた奴国が、後漢朝から「奴国」のクニの王であると認めたことを示すのが「金印」だといわれています
★ 日本の歴史において4～5世紀の間は、一切の記録が残っていない「空白の150年」といわれています。「後漢書」に記載されている金印は、この地で発見された金印と同一なのか？卑弥呼は実在したのか？など、これらの研究が進めば、この「空白の150年」の謎も解明されるかもしれません

徒歩すぐ

SPOT4

穴場のビーチを散策

叶の浜

「金印公園」を過ぎた辺りのビーチはとても美しい

志賀島にあり、砂浜と岩場の混在するビーチ。道路から階段で砂浜へ降りることができる。金印が発見された場所のひとつとされている。

DATA

【住所】福岡県福岡市東区志賀島
【営業時間】年中無休
【定休日】年中無休
【料金】無料

あけひとみのおすすめポイント

★ 「金印公園」の目の前に広がる、穴場ビーチ。公園を過ぎた西側の海岸は、白い砂浜がとてもきれい
★ 金印出土の明確な位置が分からないため、この辺りを散策して当時に想いを馳せよう

5スポットめ駐車場に車を停め、車約10分

SPOT5

透明度は圏内でトップクラス！

下馬ヶ浜（げばがはま）海水浴場

エメラルドグリーンに輝く海（現地にて撮影）

子ども向けの有料プールも（現地にて撮影）

リゾートホテル「休暇村志賀島」の目の前に広がる海水浴場。水の透明度は福岡県内でもトップクラスで、夏場には多くの海水浴客でにぎわう。

DATA

【住所】福岡県福岡市東区勝馬
【TEL】 092-603-6631
【営業時間】年中無休
【定休日】年中無休
【料金】無料

あけひとみのおすすめポイント

★ 季節によってコバルトブルーやエメラルドグリーンに輝く海。県内でもトップクラスの透明度を誇ります
★ 目の前に広がる白砂は、約800mも続いています
★ 近くの奈多（なた）海岸とは違って、数メートル進むと突然深くなるので、子ども向けというよりは大人向けのビーチです

徒歩約5分

SPOT6

「志賀海神社」の摂社のひとつ（中津宮）

志賀海神社中津宮（裏参道）

鳥居

「中津宮古墳」の説明

「御潮井（おしおい）」と呼ばれる清め砂で身を清める

沖津宮の遥拝所

福岡市東区勝馬の中津宮古墳の上に鎮座。この古墳は7世紀頃（古墳時代）に造られたもので、当地の海人集団の首長の墓であったと伝わる。「勝馬明神」とも呼ばれる。

DATA

【住所】福岡県福岡市東区勝馬1787-1
【営業時間】年中無休
【定休日】年中無休
【料金】無料

あけひとみのおすすめポイント

★ 創建などは不明。古くは志賀島北部の勝馬（かつま）に「表津宮」「仲津宮」「沖津宮」の三社が建てられ、それぞれ「表津綿津見神」「仲津綿津見神」「底津綿津見神」が祀られていました。2～4世紀の間に、表津宮を現在の場所（志賀島南側）に遷座して「志賀海神社」となりました
★ この前庭部から古墳（中津宮古墳）が発見され、竪穴系の石室とともに副葬品も発見されています

徒歩すぐ

SPOT7

引き潮時に渡れる女人禁制の神の島

志賀海神社沖津宮

晴天の日はより美しい

沖津宮本殿

志賀海神社の摂社3つの内のひとつ。普段は沖津宮に渡ることはできないが、干潮の時だけそれが可能になり、歩いて渡ることができる。

DATA

【住所】福岡県福岡市東区東区勝馬1789
【TEL】 092-603-6501
【営業時間】年中無休
【定休日】年中無休
【料金】無料

あけひとみのおすすめポイント

★ 昔は、沖津宮周辺の海で禊（みそぎ）をしてから、沖津宮、中津宮とお参りするのが参拝の流れでした
★ 11月頃は干潮でも腰の高さくらいまで水があるため、訪れるなら3月頃がベスト。長靴持参がおすすめです
★ また、沖津宮に渡れないときは、中津宮に向かって左側の遥拝所から参るのだそう。筆者はそこからお参りさせていただきました

徒歩すぐ

SPOT8

かつての志賀海神社の元宮跡

志賀海神社本宮（表津宮跡・神蹟）

入り口

「表津宮（うわつぐう）跡」は現在の志賀海神社の元宮跡で、摂社3つの内のひとつ。現在は、沖津宮と仲津宮が志賀海神社の境外摂社で、表津宮は、表津宮跡として祭祀されています。しかし、古来はこの勝馬の地に表津宮・中津宮・沖津宮の三社で奉斎されていた。

DATA

【住所】福岡県福岡市東区勝馬278-1
【営業時間】年中無休
【定休日】年中無休
【料金】無料

あけひとみのおすすめポイント

★ 「勝馬」の名の由来は、諸説あるそう。大和時代（仲哀天皇の時）に神功皇后が三韓征伐の勝利を祝い、将兵に褒美を与えられた際、皇后が乗っておられた馬も喜んで高くいなないたということから、勝馬と呼ばれるようになったとも伝えられています
★ しかし、志賀海神社が明確にこの地にあったのかの確証はなく、詳細は不明です
★ 旧暦の2月15日と11月15日には、「山誉（種蒔）漁猟祭（やまほめたねまきかりすなどりのまつり）」が行われます。その神楽には、「君が代」の起源といわれる歌もあるんです！

5スポットめ駐車場まで徒歩約5分

車を取り、車約5分

SPOT9

“龍ノ都”と呼ばれる海神の総本社

志賀海神社

拝殿から本殿（現地にて撮影）

山ノ神（海を守るために山を守る「山ほめ祭」も実施されている）

今宮神社（現地にて撮影）

ご神木のクスノキ

亀石（現地にて撮影）

志賀島にある神社で式内社（平安時代に編纂された「延喜式神名帳」に載っている神社のこと）。旧社格は官幣小社で、現在は神社本庁の別表神社（べっぴょうじんじゃ：神社本庁が包括している主要な神社のこと）。全国の綿津見神社、海神社の総本社を称する。龍の都と称えられ、古代氏族の阿曇氏（安曇氏）ゆかりの地として知られる。

DATA

【住所】福岡県福岡市東区志賀島877
【TEL】 092-603-6501
【営業時間】社務所：9:00～17:00※参拝は夏季（5～10月）：5:30～17:30、冬季（11～4月）：6:00～17:00
【定休日】無休

詳細ページへ

あけひとみのおすすめポイント

★ 志賀海神社は、海上交通の要衝・博多湾の総鎮守として志賀島に鎮座し、信仰されています。博多湾に船が集う様子が、龍の集まる様子に見えるということから「龍ノ都」と呼ばれてきました
★ その昔、神様が松浦から連れ去られた子どもたちを助けたことから、子ども守護のご神徳もあるといわれています
★ しきたりにより、生理中の方、生後100日以内のお子さん、妊娠中の方のご参拝はNGとされています
★ 「金印」レプリカは3,000円。こちらの社務所が一番お得に手に入りますよ

車約5分

SPOT10