- 日帰り
和歌山新宮市で自転車旅 速玉大社や神倉神社へ
- 新宮(和歌山県)
- 予算:3,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2023/01/27
友達と自転車で和歌山県新宮市を巡るプラン。神々が降臨した熊野信仰ゆかりの「神倉神社」「熊野速玉大社」「阿須賀神社」を参拝し、「新宮城跡」で現存の石垣や熊野川の絶景を望みます。「王子ヶ浜」で大海原を眺めてゆったりと過ごし、最後は郷土料理「さんま姿寿司」を食すサイクリストの旅!
新宮市観光協会
JR新宮駅のすぐ近くに位置する観光案内所。新宮市の観光情報のほか季節のイベント案内、宿泊施設などの情報を提供。館内には観光・グルメのパンフレットが充実しており、クロスバイクや電動アシスト自転車などのレンタサイクルも行っている。
旅色コンシェルジュ・甲斐のおすすめポイント
- ★ 自由気ままな自転車旅はいかが? まずは新宮駅前にある観光協会に立ち寄って、自転車をレンタルしましょう。スポーツバイクに電動アシストユニットが取り付けられたE-bikeを借りれば、どんな道もすいすい~っと進みますよ。体力に自信がない方にもおすすめです
- ★ 新宮のおすすめスポットや、効率のよい周り方を尋ねてみるのもいいかも。また、観光協会ならではの外せないお土産がそろっているので、チェックしてみては?
旅色コンシェルジュ・甲斐のおすすめポイント
- ★ こちらの古社へ続く参道は、権現山の麓から続く538段の急峻な石段。自然石を組み合わせて積み重ねた「鎌倉積み」の石段は、源平合戦における熊野の功労を称えて源頼朝が寄進したものなんです。想像以上の急勾配に、初めて訪れる方はきっとビックリするはず!
- ★ 石段を登り切ると、神倉神社の御神体「ゴトビキ岩」があります。熊野の方言で「ゴトビキ」はヒキガエルを意味し、巨岩の形がヒキガエルに似ているところから名付けられたとか。そこから眺める市街地と熊野灘の遥々とした眺めは、新宮市随一のビュースポットなんですよ
- ★ 毎年2月6日には「お燈祭り」が開催されます。約2,000人の「上り子」と呼ばれる男性が御神火を移した松明を持ち、神倉山の山頂から急峻な石段を駆け下りる様は迫力満点! 観光客の方でも参加可能ですが、お祭りは女人禁制のため女性は麓の沿道で見学をお楽しみください
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)
熊野信仰の中枢を担う熊野三山の一つ。神倉山に降臨した熊野の神々が初めて社を建てたことから、旧社地の神倉山(元宮)に対する呼称・新宮の地名の由来となっている。主祭神は速玉大神(はやたまのおおかみ)と夫須美大神(ふすみのおおかみ)の夫婦神であり縁結びの神社としても有名。世界遺産に登録された大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)の一部となっている。
旅色コンシェルジュ・甲斐のおすすめポイント
- ★ 鮮やかな朱色の鳥居をくぐり足を踏み入れると、境内には豊かな木々があふれ、ここが町の中だということを忘れてしまうほど。神門と拝殿の上部には神域の境界線を示す立派なしめ縄があるので、忘れずに見上げてみて。神々しさと貫禄が漂いますよ
- ★ 樹齢約1,000年といわれるご神木の梛(なぎ)は必見。平清盛の嫡男だった平重盛が植えたと伝えられています。高さおよそ18mは梛としては日本最大だとか! 縦横無尽に広がる枝を持つ大木から、みなぎる生命力を体感してみてください
- ★ 地元の方に「速玉さん」と呼ばれ親しまれているこちらの神社の主祭神は、熊野速玉大神と熊野夫須美大神の夫婦神。日本初の夫婦となった2人の神様を主祭神として祀っていることから、縁結びをはじめ、さまざまな縁を結んでくれるご利益があるといわれています
新宮市文化複合施設/丹鶴(たんかく)ホール
東に新宮城跡、北に熊野川をのぞむ位置に、新宮市の文化複合施設として令和3年10月に誕生した「丹鶴ホール」。文化ホール・図書館・熊野学センター機能が一体となり、地元の方をはじめ新宮市を訪れた観光客の方のための文化施設スポットとなっている。
旅色コンシェルジュ・甲斐のおすすめポイント
- ★ 新宮城跡の近くに位置する新宮市の文化複合施設。1~3階はさまざまなコンサートが開催される文化ホールが吹き抜けであり、2階の回廊状のエリアには熊野について学べるコーナーが設置され、4階は図書館になっています
- ★ おすすめは、2階フロアの熊野学の発信拠点「熊野エリア」。“熊野学”とは熊野が持つ独自性・普遍性の解明とその魅力を検証する学問のこと。熊野古道や市内各所を紹介する熊野ロビー、椅子に座って資料を観覧できる熊野サロンのほか、展示パネルや映像のある回廊ギャラリーがあり、熊野の自然や歴史、文化に触れることができますよ
- ★ 4階の図書館では、新宮市出身の芥川賞作家・中上健次のコーナーが常設されています。興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね
旅色コンシェルジュ・甲斐のおすすめポイント
- ★ 2021年9月にオープンしたスタイリッシュなカフェで、コーヒーブレイクはいかが? 落ち着いた雰囲気の店内でカウンター席やソファー席に座って、のんびりとくつろぎましょう。壁一面の本棚には沢山の本があり、自由に読むことができますよ
- ★ 王道のチョコレートケーキやベイクドチーズケーキのほか、沖縄黒糖バナナケーキやカヌレなど、スイーツも充実しています。オーナーこだわりのおいしいコーヒーに合わせて、お気に入りのスイーツも味わってみて
旅色コンシェルジュ・甲斐のおすすめポイント
- ★ 小高い丹鶴山に築かれた眺望のよい城跡公園。駐車場から石段を登ると、歴史を刻む堅牢な石垣に囲まれた天守台と本丸跡に到着します。3月下旬~4月上旬は桜と石垣の見事な景観が楽しめ、多くの人でにぎわいますよ
- ★ 公園からは東西南北ぐるりと風景が見渡せ、和歌山県と三重県の県境を流れる熊野川や新宮市の街並み、熊野灘の海まで望めます。立派な石垣や景色を眺めながら、のんびりと散策をお楽しみください
旅色コンシェルジュ・甲斐のおすすめポイント
- ★ 神社の創建は孝昭天皇の代、紀元前5世紀頃まで遡る歴史ある神社。事解男命と熊野三山の神々を御祭神として祀る神社を、ぜひ訪れてみて
- ★ 「熊野大神は初め神倉山に降臨し、次に阿須賀の森にうつり、熊野大神のうち夫須美・速玉の二神はそのまま留まった」との古伝が残っていることから、実は阿須賀神社は熊野発祥の地であるともいわれています
- ★ 蓬莱山は「徐福伝説」でも知られ、境内には「徐福之宮」が祀られています。「徐福」とは秦の始皇帝に仕えていた道教方士のことで、「不老不死の仙薬を探して来い」との命を受け3,000人を伴う大船団で東海に船出した末、阿須賀の地に上陸。蓬莱山の麓に住みつき里の人に農耕や捕鯨、造船、製紙などの技術を伝えたとの伝説が残っているんです
- ★ 境内からは弥生時代の竪穴住居跡や祭祀用具も見つかっており、復元された竪穴住居の見学もできますよ
旅色コンシェルジュ・甲斐のおすすめポイント
- ★ 三重県熊野市まで続く七里御浜(しちりみはま)の一部で、弓なりに4km続く新宮市側の海岸線です。太平洋に開けた景観と、歩くとキュッキュッと鳴る足裏の間隔を楽しみながら、のんびりと散策をお楽しみください。自転車は潮風にさらされない場所に置くようにしましょう
- ★ 和歌山の「朝日・夕陽百選」に指定されており、元旦には荒波が打ち寄せる熊野灘に昇る初日の出を拝むことができますよ
旅色コンシェルジュ・甲斐のおすすめポイント
- ★ 最後はアクセスのよい駅前の寿司店で、熊野が誇る郷土の味を楽しみましょう。高菜の漬物でおにぎりを巻いた「めはりずし」をはじめ「昆布寿司」「さんま寿司」など、長年地元で愛されてきた味をご堪能ください
- ★ おすすめは、熊野灘のサンマを10日~1ヶ月程度塩漬けにし、さらに柚子酢やだいだい果汁の酢に漬けてすし飯に乗せた「さんま姿寿司」。絶品ですよ!
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