Plan No.1379

泉よしかIzumi Yoshika

1泊2日
1日目

奈良の洞川温泉へ夫婦旅　絵になる温泉街を満喫

洞川温泉、吉野（奈良県）
予算：25,000円〜

・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。

更新日：2022/11/17

温泉ソムリエマスター泉よしか

情緒たっぷりな穴場の温泉街へ

ご夫婦で穴場の温泉街へ出かけませんか？奈良県の洞川温泉は、木造建築の宿が立ち並ぶ風情たっぷりのエリア。一日目は吉野の「金峯山寺」を訪れ、名物のクラフトビールや地元食材を堪能します。まるで時代劇に出てきそうな老舗旅館に宿泊し、翌日はかわいいモノレールに乗って鍾乳洞へ！

こんな旅気分の人におすすめ

START 金峯山寺 TSUJIMURA & Cafe kiton 洞川温泉洞川温泉醸造所銭谷小角堂宿花屋徳兵衛

1日目 2日目

1日目のスタートはここ！

SPOT.1

金峯山寺

SPOT.2

TSUJIMURA & Cafe kiton

SPOT.3

洞川温泉

SPOT.4

洞川温泉醸造所

SPOT.5

銭谷小角堂

明日に備えて一休み

SPOT.6

宿花屋徳兵衛

Spot.1金峯山寺
Spot.2TSUJIMURA & Cafe kiton
Spot.3洞川温泉
Spot.4洞川温泉醸造所
Spot.5銭谷小角堂
Spot.6宿花屋徳兵衛

橿原市

如意輪寺駐車場まで車約35分

車を停め、徒歩約5分

SPOT1

吉野のパワースポットへ

金峯山寺

桜の季節の金峯山寺

蔵王堂

修験道の根本道場で、吉野山の中心的存在。7世紀末に、修験道の開祖・役小角（えんのおづぬ＝役行者：えんのぎょうじゃ）が開いた金峯山に、蔵王権現（ざおうごんげん）の姿を山桜に刻み、堂を建てて祀ったのが蔵王堂だと伝わる。参道には銅の鳥居や仁王門がそびえ立ち、見る者を圧倒する。

DATA

【住所】奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
【TEL】 0746-32-8371
【営業時間】 8:30～16:00（最終受付）
【定休日】無休
【料金】蔵王堂拝観＝大人500円、小学生300円、中・高校生400円／特別拝観時＝大人1000円、小学生600円、中・高校生800円／障がい者手帳持参で本人半額、介護が必要な場合のみ同伴者1名半額

泉よしかのおすすめポイント

★ 国宝の蔵王堂は圧巻です。こんな山の中に巨大な建造物があるなんて、と驚かされます。吉野といえば桜ですが、役行者が山桜の木に金剛蔵王権現を刻んでお祈りしたことから、信者たちが1本1本桜の木を持ち寄って植林し、山一面に桜が咲くようになったそうですよ
★ 金峯山寺の見所は蔵王堂だけではありません。仁王門も国宝。仁王門に安置されている仁王像も重要文化財です。後醍醐天皇ゆかりの南朝妙法殿（みなみちょうたえほうでん）もお見逃しなく

徒歩約5分

SPOT2

ランチはこだわりの本葛のカフェで

TSUJIMURA & Cafe kiton

本葛を楽しむ

森の中へ（杉箱）

外観

店内は明るい雰囲気

世界遺産で知られる奈良・吉野山にある葛菓子カフェ。奈良吉野の本葛を使い、従来の葛菓子のような黄や赤ではなく5色の砂糖を使った、シンプルで自然な色合いの葛菓子がいただける。パッケージには吉野和紙や吉野杉を使用した箱など、地元の素材も使用。

DATA

【住所】奈良県吉野郡吉野町大字吉野山950
【TEL】 0746-32-3032
【営業時間】 10:00～18:00（LO17:30）※土・日・祝日のみランチメニュー有り（11:00～14:00）
【定休日】火・水曜日
【料金】 550円～※電子マネー利用可

泉よしかのおすすめポイント

★ ランチでは、昔ながらの出汁を使った、体に優しいメニューが味わえます。ドリンク、葛餅、葛ぜんざいなどのカフェメニューは毎日ありますが、ランチメニューの「お出汁が美味しいランチ」は土・日・祝日限定なのでご注意ください。予約してお出かけくださいね
★ こだわりの材料を用いたランチやスイーツは、ほっこりと癒やしを与えてくれます。吉野杉を使った木の温もりが伝わる空間で、ゆったりと寛ぎのひとときを
★ 本葛を使った和菓子をはじめ、店主が選んだ靴下、大和茶、木工品、鉄鋼品、麻商品などの雑貨や陶器も販売しています。お土産にもオススメ

如意輪寺駐車場まで徒歩すぐ

車を取り、車約40分

SPOT3

純和風木造建築の並ぶ温泉街を散策

洞川温泉

昼間の洞川温泉街

洞川温泉の提灯

陀羅尼助

陀羅尼助の看板

標高820mの洞川温泉は、修験の山である大峯山の門前町として、特に夏季は大勢の参詣者や登山客でにぎわう。和訳の元祖「陀羅尼助（だらにすけ）」を販売する店が軒を連ねているのも見どころ。

DATA

【住所】奈良県吉野郡天川村洞川
【TEL】 0747-64-0333（大峯山洞川温泉観光協会）

泉よしかのおすすめポイント

★ 木造建築の宿が並ぶ温泉街。レトロな雰囲気が漂い、特に黄昏時の美しさは必見です。またオウバクを主成分とした和漢胃腸薬「陀羅尼助」を販売する店が、飲食店より多いのにはびっくりしちゃいます
★ 洞川の旅館は、通りに面して1階に縁側があるところが多いです。昔はここに大峯山で修業をする行者さんの多くが泊まっていましたが、大勢の行者さんが効率よく一斉に修行支度、修行仕舞いができるようにと作られたのが、こうした縁側。現在は行者さんの姿はめっきり少なくなってしまいましたが、その代わりにイベントやカフェなどに縁側が使われています。縁側のある風景は、まさに洞川温泉街の成り立ちを象徴する風情なのです

徒歩すぐ

SPOT4

洞川温泉のクラフトビールをクイッと

洞川温泉醸造所

山わらうエール

醸造所

ごろごろサイダー

洞川温泉のクラフトビール「山わらうエール」と「山ねむるエール」が気軽に楽しめる立ち飲みスポット。

DATA

【住所】奈良県吉野郡天川村洞川226
【TEL】 0747-64-0046
【営業時間】 15:00～22:00 ※土・日曜日、祝日、観光シーズンは、早くオープンすることもあります
【定休日】木曜日（夏季観光シーズン、祝日を除く）※冬季は週末中心の営業となります
【料金】 1パイント1,000円

泉よしかのおすすめポイント

★ 役行者が大峯山から下山する時に、洞窟の奥よりごろごろと小石が転がるような音を反響させながら流れてきたと伝わる「ごろごろ水」。「日本名水百選」に選定されていて、この水で仕込んだ「山わらうエール」と「山ねむるエール」は、洞川温泉の新しい名物。「山わらうエール」は淡い色が特徴のペールエールで、「山ねむるエール」はキハダの実が香る褐色のビールです
★ アルコールが苦手な方には、やはり「ごろごろ水」を使った爽やかな「ごろごろサイダー」がオススメですよ

徒歩すぐ

SPOT5

洞川温泉のお土産なら

銭谷小角堂

店内

陀羅尼助

「山わらうエール」と「ごろごろサイダー」

「だらにすけ羊羹」と「陀・ラムネ」

洞川温泉の医薬品及び土産物を販売する店。陀羅尼助のほか、お菓子、雑貨、酒類などを扱う。

DATA

【住所】奈良県吉野郡天川村洞川254-1
【TEL】 0120-146-046
【営業時間】 9:00～19:00
【定休日】 1月1日〜 3日

泉よしかのおすすめポイント

★ 先ほど訪れた「洞川温泉醸造所」の斜め向かいにあるこちらで、お土産探しを。和漢胃腸薬の「陀羅尼助」をはじめ、オリジナル限定商品「陀・ラムネ」や、「だらにすけ羊羹」「キハダコーラ」といった洞川温泉らしいお土産も手に入ります。「山わらうエール」と「山ねむるエール」も販売しているので、飲んで気に入ったらぜひ勝って帰ってくださいね

徒歩すぐ

SPOT6

まるで時代劇に出てきそう

宿花屋徳兵衛

花屋徳兵衛の縁側

客室

浴室

夕食

談話室

洞川温泉街の中心に建つ和風旅館で、創業は500年と温泉街最古。昔懐かしい和室からデッキ付きの新館まで8タイプの部屋を用意。温泉は「前鬼の湯」「後鬼の湯」の2つの浴室のほか、有料の貸切風呂がある。

DATA

【住所】奈良県吉野郡天川村洞川217
【TEL】 0747-64-0878
【料金】 1泊2日19,200円～

泉よしかのおすすめポイント

★ 温泉街でもひときわ絵になる木造建築の旅館で、館内もまるでタイムスリップしたような雰囲気。夕暮れ時にはぜひ、外からの眺めも楽しんでくださいね
★ 浴室の「前鬼の湯」と「後鬼の湯」にはそれぞれ鬼の像が置かれています。二匹の鬼は夫婦で、修験道の開祖である役小角に仕えました。後鬼は洞川に住み、大峯山を守ったと伝わります
★ 夕食には山菜に川魚と山の宿ならではの品が並びます。洞川温泉の名物の一つ「名水豆腐」も登場しますので、こちらもじっくりと味わってみて