粋なワインをプレゼント。誕生日やお祝いに最適な人気銘柄21選

熟成の時間や、ラベルのデザインに思いを込めて

ワインを贈るときに、抑えておきたいポイントはここ！

ワインにはいくつかの種類があります。プレゼントする際に知っておきたい特徴や違い、注意点を見ていきましょう。

センスが光る！お洒落な贈り方のヒント

例えば、誕生日のプレゼントに生まれた年に造られたワインを贈ったり、結婚記念日のプレゼントに結婚した年に造られたワインを贈ったりすると素敵ですよね。ワインが熟成を重ねた年月が、そのまま相手が過ごした年月に重なり、きっとその深い味わいに感動してくれることでしょう。最近はデザインの凝った斬新なラベルも多いので、ラベルの話で盛り上がることも。贈る人のセンスの見せどころです。また、お祝いに合わせてオリジナルのラベルをデザインしてカスタムするのもおすすめです。

贈り物にするワインの値段は、いくらくらいがいいの？

ワインは見ただけでは値段がわかりづらいものが多いので、ギフトに向いているポイントのひとつです。とはいえ、お祝いにワインを贈ったり、パーティの手土産にワインを持参したりするとき、「どれくらいの値段がよいのか」迷うことが多いですよね。手土産のおすすめは、3,000円～5,000円程度のワイン。1,000円台のワインでも最近は美味しいものが多いですが、味を気に入って贈ったとしても、相手が値段を知っていたらがっかりされる可能性もありますよね。一方で高すぎるものを贈っても相手が恐縮してしまいます。その点、これくらいの中間価格だとしっかりした箱入りの物も多く、堂々と贈ることができますし、品質も味も安定しています。6,000円〜10,000円前後のワインなら、結婚祝いや成人祝い、記念日などにもおすすめです。

ワインの選び方で注意することは？

誕生日に生まれ年のワインを選ぶのは、素敵なこと。でもヴィンテージもののワインはどうしても熟成が進み、重い味わいになりがちなので、相手がフレッシュな果実感のあるワインを好む場合は、口に合わないかも…。またあまりに古いワインだとコルクが劣化していることがあるので、栓を抜くのに苦労するため、ワインを飲み慣れていない人にはむしろ、大変かもしれません。また赤ちゃんが生まれた時に、20歳のお誕生日に飲めるようにワインを贈る場合がありますが、20年間、温度や湿度に気を配って保管する必要があるので、これも相手に負担をかけてしまいます。なので、ワインの賞味期限や相手の好み、保管方法などを考慮しながら選ぶように意識しましょう。

お肉とお酒が大好きな人にぴったりな赤ワイン！

「白ワインがいいかな、それとも赤？」と迷った時は、相手の好物を思い浮かべましょう。お肉が好きな人なら、迷わず赤ワイン。また普段からお酒をよく嗜みアルコールに強い方にも、赤ワインがおすすめです。

なぜ赤ワインはお肉と相性が良いの？

赤ワインの赤い色は、黒ぶどうの皮の色。赤ワインは皮ごと醸造するので、果皮や種子に含まれる「タンニン」が抽出され、赤ワイン特有の心地よい渋みが加わります。この渋みが、肉の旨味や甘味を引き出し、濃厚な肉料理の脂っぽさをさっぱりとさせてくれて相性が良いです。

赤ワインの美味しい飲み方は？

一般的に赤ワインは常温の10℃～18℃程度が最も美味しいとされています。これは温度が高い方が、赤ワイン特有の渋みがまろやかに感じられるためです。また、赤ワインは空気に触れると香りがより引き出されまろやかな味わいになるので、ワイングラスに注いだ後、2回～3回くるくると回すのがおすすめ。あまり多く回しすぎると酸化して本来の風味が消えてしまうので、ご注意を。そしてグラスは、飲み口が広く口径差の小さい「ボルドー型グラス」を選ぶのもポイント。ワインが口の中全体にゆっくりと広がっていくので、赤ワインの風味をより豊かに感じることができますよ。

お魚好きにも、ワインビギナーにも白ワインが合う！

魚好きな人におすすめしたいのが、相性ぴったりの白ワイン。天ぷらやお刺身などの和食にも、芳醇な香りの白ワインがよく合います。和食で海外の方をおもてなしするような席の手土産にも、白ワインはぴったりです。またワインを飲み慣れない人へのチャレンジのためのお手伝いとして、果実味の強いフレッシュな風味の白ワインをプレゼントするのも喜ばれるでしょう。

魚料理に白ワインが合う理由

白ワインには赤ワインと違って「タンニン」がほとんど含まれていないので、渋味が少なく、脂質の少ないさっぱり味の魚料理とよく合います。また白ワインに含まれるリンゴ酸の爽やかな酸味が、魚料理の生臭さを消し、さっぱりさせて旨味を引き立てるのです。特にタイ、ヒラメ、イカなどの白っぽい色の魚は、白ワインとの相性がよいといわれています。

白ワインの美味しい飲み方は？

赤ワインは温度によって渋みが変化しますが、白ワインは温度によって酸味が変わってきて、低い温度ほど酸味が強くなります。「白ワイン＝冷やす」というイメージがありますが、辛口の白ワインを冷やしすぎると酸味が強くなり過ぎるので、適度に冷やすことが大切。一般に甘口の白ワインは約5℃〜8℃、辛口の白ワインは約7℃〜12℃がおすすめです。また大ぶりな赤ワイン用グラスに注ぐと、飲みきるまでに温まり適温でなくなることもあるので、ワインクーラーでボトルを冷やしながら、小ぶりのグラスで味わうのが良いでしょう。

濃厚な力強さを感じられる厳選赤ワイン6選

原料の黒ブドウの風味がしっかり感じられ、その土地特有の味わいがある国産赤ワインを選びました。